趣味の囲碁

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ネット碁から学ぶ

2019-12-31 08:56:12 | コラム(囲碁)

 

北陸新幹線敦賀駅工事(仮ターミナル) 令和1年(2019)11月1日撮影

令和1年(2019)12月30月曜日。 

 昨日までは北陸の年末としては珍しく穏やかな日が続いていた。やっと今日(30日)から北陸らしい大荒れの天気になった。

 閑話休題。

 ネット碁を見るのが大好きだ。特に初心者、低級位者の碁が一番勉強になる。善悪がハッキリ分かるからだ。高段者の碁はムズかしくて勉強にならない。毎日見ているので、いくつかのハンドルネームを覚えてしまった。彼らは毎日、毎日精力的に打っているのにチットも棋力が変わらない。

 (念のため書くが、皆が皆、碁のために碁を打っているワケではない。病気のリハビリとして碁を打っている人もいる。そういう人たちは勝敗はどうでもよい。)

 最近、ようやく気付いた。おそらく、彼らは碁の勉強をしていない。ただ成り行きで打っている。

 諸芸百般、その道にはその道のやり方がある。碁で云えば、「格言」が、そう。格言には技術的な格言と精神的な格言がある。「ケイマの付けこし」とか、「イタチの腹ツケ」などは、その場その場の技術的な格言。「厚みに近寄るな」とか、「サバキは軽く」、「手戻りは避けよ」などは一局を通しての精神的な格言。

 万年低級者の碁を見ていると、「碁のやり方」に反する打ち方が多い。

 ネット碁を見ていると、そういうことがよく分かる。


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