フィガロの昼寝

クラシック音楽、カメラ、携帯電話、鉄道等について徒然なるままに綴っていくブログ

震災---今日は福島第一原発運転開始40周年---

2011年03月26日 23時40分41秒 | 東日本大震災
今、世界中の人が注目している福島第一原発は、今日で運転開始40周年を迎えました。
もし、東日本大震災がなければ、何らかのセレモニーがあったかと思います。

政府の対応、東京電力の対応、原子力安全保安院の対応等々、テレビやインターネットを見ていると、もどかしさを感じます。
特に、原子力安全保安院はまるで他人ごとのような対応しているので、「原子力安全保安院なんでもういらない!!」って言いたい位です。
現場で命がけの作業を昼夜行っている人達(英雄フクシマ50とかフクシマ50勇士とか言われて世界中から称賛されているそうです)には、本当に感謝です。
現場以外の東京電力は、初動対応から一昨日の作業員の被爆まで、もう、無責任極まりない対応に心底頭にきています。
昔、軍艦の艦長は、いざという時、艦と運命を共にしたそうですが、まさか、福島第一原発所長が現場にいないって事はないすよね?

放射能汚染、大規模な計画停電の責任を、一体、誰が取るのでしょうか?
「想定外」の一言で責任逃れしそうな気配が漂っていますのでかなり心配です。
東京電力の経営陣、原子力発電の監督官庁は、責任をもって対応していただきたいです。
東京電力は、「管理職以上の報酬を一部カットすることを示唆」しているようですが、まず、役員は報酬100%カットは当然の事(今すぐにでも100%カットすべき)、事態収拾後は、懲戒免職処分にすべきです。1円たりとも退職金を払うべきではありません。
管理職の報酬も50%カット位でいいのではないでしょうか?
それ位、福島第一原発周辺住民、東京電力管内のユーザ(私もその一人)に大迷惑をかけていますし、日本の信用失墜、世界中に核の不安を与えています。連日ストップ安になる位の株価低迷で株主にも損害を与えていますし、東京電力自身も財務的に大きな損失を受けています。日本経済も計画停電の影響で打撃を受けています。
そんな状況で、報酬を貰いたいなんていう役員がいたらとんでもない事です。腹を切れとまでは申しませんが、私財を全て投げ打つ位の気概ある役員がいる事を大いに期待します。

群馬交響楽団第30回東毛定期演奏会 2011年2月20日

2011年03月26日 09時00分00秒 | クラシック音楽
もう、1ヶ月以上前の事になりますが・・・・

============群馬交響楽団第30回東毛定期演奏会============
◯2011年2月20日 15:00開演 桐生市市民文化会館 シルクホール
◯マーラー 交響曲第9番 ニ長調
◯指揮:沼尻 竜典


今年は、マーラー没後100年なのでマーラーの曲を聴く機会が増えそうです。
マーラーが残した10の交響曲で一番好きなのは、彼が最後に作曲した第9番です。
「マーラーは交響曲を10曲作曲したのに、最後の交響曲が第9番っておかしくない?」って事に気がついた人はエライ!!

演奏は可もなく不可もない演奏(失礼)でしたが、第4楽章は、CDじゃなく生演奏がいいですね。
最後はヴィオラが「死に絶えるように」PPPで演奏するのですが、聴いていて息する事ができない位でした。
曲が終わった後も、暫くは拍手が始まらず、ゆっくり静かに拍手しだしたのも印象的でした。
震災前に「死」をテーマにしたようなシンフォニーのコンサートに行ったのは、何かの因縁でしょうか?



桐生市市民文化会館 シルクホールは、とてもいいホールでした。
2月の予定を見たら、1週間に1回位しか使われていないのでにあまり稼働率がよくないです。いいホールなだけに勿体ないです。