(続き)
しかし、試験は一貫して、受験者がITストラテジストとして、十分な資質を持っているかどうかを試そうと作られています。ゆえにどのような試験問題であっても、ITストラテジストに要求されている視点で答えるように作成されているはずです。
だが、ITストラテジストの視点は、一つであるかというと、そうでもありません。試験センタが公開しているITストラテジストが備えるべき人間像には、文字通り「戦略家」としての視点もあれば、より泥臭い草の根的な改善者も含まれているように感じます。
広田 航二 | |
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このように考えると、同じ午後1試験問題でも、視点の深さが異なる場合が出てくることになります。年度間に差が出てくるばかりか、同じ年度の問題間や、同じ試験問題の中の設問間にも、差異が出てくる場合が、十分ありえるのです。ですから、設問に向き合う受験者としては、問題文を選んだ時点で、解答すべき自分の視点の深さを決定するのではなく、設問ごとに、要求してくる視点の深さを斟酌して、解答を作成しなければならないのです。
(続く)
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