旅と山のPhoto紀行

逢いに行く旅・・・まだ見ぬ地へ、忘れ難き地へ、
その感動を写真とともに。

南米世界遺産旅、マチュピチュ・ナスカ・イグアスへ <その1> サンフランシスコ⇒リマ

2013年07月31日 | ペルー

1、 6月13日、ユナイテッド航空UA0886便は、関空 16:35出発が遅れやっと19:に経由地サンフランシスコへと離陸。

機体は、ボーイング747機、かなり古い機体のようでシートの横幅、前後の奥ゆきとも狭め、何より液晶TVが前席の背面になく、10数インチの小さな画面が数列前の天井にある共用のもの、これから9時間55分の飛行時間なので映画で時間つぶしのつもりが・・・。

日付変更線で1日戻り、現地サンフランシスコ国際空港に12:38に到着、本来ならここで乗換まで5,6時間はあるので、有名なダウンタウンにでも出るつもりだったが・・・・・、着陸が2時間以上遅れたうえ、入国審査が長蛇の列で1時間半もかかったため、やむなく断念。 

 

空港内に、ミュージアムの表示があったので、行ってみる。 昔の空の旅の旅客機の模型や本もののエンジンや制服などが展示され、ゆったりと休めるソファもあり、時間つぶしにちょうど良かった。

 ミュージアム内  

現地サンフランシスコ時間 13日20:05 ペルー リマへ向けLAN航空 Boeing767-300機は離陸。 

ありがたいことに、ユナイテッド航空の古い機体と異なり、座席まわりも標準的で、液晶画面も個別にあり、長旅にとってGood。

 

 2.サンフランシスコより9時間超かけて、ペルー時刻AM4:40に リマ、 ホルヘ・チャベス国際空港に着陸。 市内に向かう。

 ガイドによると、ペルーは人口がおよそ3千万人。 そして国土の10%がリマ等海岸地帯 、20%がクスコなど 山岳地帯、残る70%がジャングル(雨林)だそうだ。

リマは、インカ帝国の都 クスコを制圧したフランシスコ・ピサロが故国スペインとの貿易を考えて太平洋岸の砂漠に建設した街で、いつも今日のように曇った空で、雨はごくまれに霧雨が降る程度だそうだ。

そして、スペイン統治時代のコロニアル風建物のある旧市街が、世界遺産に指定されている。

 

写真  

   旧市街(セントロ地区)を観光・・・

   まず、アルゼンチン、チリ、ペルーをスペイン

  支配から解放したサン・マルティン将軍の

  騎馬像のあるサン・マルティン広場に向かう。
  

 次に、大統領府など主要な建物が周りをとりかこむアルマス公園に行く。

 


 アルマス公園中央の噴水

  市役所

ペルー最古のカテトラル
 

 

さらに新市街のミラフローレス地区へ。 こちらはモダンなビルやレストラン、高級な住宅が並び、さびれた印象の旧市街と対照的。

バスは、海岸に位置する「恋人たちの公園」というしゃれた名前の公園へ。

一見、バルセロナのグエル公園を思い出す、中央には巨大な像が、よく見ると、恋人が抱き合ってキスをしている姿。

 

 

 このあと、天野博物館に案内される。 この天野博物館は、第二次世界大戦前にパナマに渡り、戦時中は日本に強制送還されるも、再びペルーに渡り事業を興した天野芳太郎‎が、事業の傍らリマの北60Kmのチャンカイ河谷で、発掘・採集して集めた織物や土器類を中心に展示している。 (Wikipediaより抜粋)

3ヶ月前に日本より来たという若い女性学芸員が展示品を順々に、熱く丁寧に説明してくれる。ペルーが大好きという。

イメージ画像 展示室内は撮影不可だった。

    下の表は、天野博物館のHPより抜粋 (http://www.museoamano.com/jp/museoamano.html

アンデス文明とは、2万年ほど前の狩猟民文化の時代からスペイン人のインカ帝国の征服の間に、南米大陸の 太平洋沿岸部およびアンデス中央高地に存在した文明を指す。

 昼食は、 サン・マルティン広場に戻って大きなホテル、グランホテルのレストランでいただく。   食後、外に出ると大勢の人が騒いでいる、聴いてみるとテレビコマーシャルの撮影だそうだ。 ビルの高層からコンサートチケットを巻く、ひらひら舞い落ちるチケットを動員された若者が手を伸ばし取るというシチエ-ション。
 
          
 
 
これで、市内観光を終え、
3日間掛かりの移動の寝不足、疲れを癒すため、早めの15時にホテル SAN AGUSTIN RIVIERA に入る。
 
※ この続きの旅メモ 「リマよりパルパ、ナスカへの旅」 へは⇒ ここをクリック