9月7日、燕山荘~大天井岳~常念岳へ
◆朝も4時頃になると、早立ちの人たちの話し声や、支度の音でざわざわし出した。
◆カメラを持って外へ出る。
日の出前5:10の燕山荘からの朝焼け。遠方、富士山と八ヶ岳連峰のスカイラインがシルエットを見せる。
◆日の出前AM5:14。
遠くの浅間山からなだらかな湯の丸山に続く山並みに向かって雲海が4段の横縞を見せる。
◆AM5:24、太陽が昇り始めた。
◆AM5:25、浅間山・湯の丸山と左に小さくピークが見える四阿山との間より朝日が昇る。
手前の大きなシルエットは、有明山。
◆左より、八ヶ岳連峰、富士山、南アルプスの山並みが美しい。 ↓
◆AM5:27、燕山荘前西側に移動すると、槍と空が朝陽を浴びて、モルゲンロート/アルペングローに輝き出していた。
◆AM5:28、朝日を浴びてアーベントロートに染まる、水晶、真砂、野口五郎の山並み。
◆朝食後、AM6:40に燕山荘を出発。すっかり陽が昇って青空の下、槍ヶ岳のピークへ北鎌尾根の稜線が
ダイナミックに競りあがる。
◆燕岳もすっかり朝の陽を浴びていきいきした山容を見せてくれている。
◆左の画像>AM6:56。大天井への登山路とその向こうの槍が陽に眩しく輝く。 表銀座コースの白眉はこの槍ヶ岳を眺めながら歩けることだろう。
◆右の画像>AM7::06。行く手の岩群と天をさす槍のコントラストが素晴しい。 天気はいいが、飛騨側から信州側へ冷たい風が強く、日陰の登山路では、登山シャツでは寒い。
◆AM7:16。雲上の漫歩を快適に楽しんでいると、カエルに見えるといわれている蛙岩の道標までやってきた。
◆AM7:34、槍を見ながらの雲上の散歩が続く、向こうに道標が見えてきた。
道標は、大下りの頭の道標であった。ここから一旦、一気に下っていく。
◆AM9:28 ダウンしてまた登り、ようやく大天荘の直下に来た。
そして、小屋より右へ石ころ道をのぼり、AM9:41、二百名山「大天井岳」山頂に着く。
◆AM9:43、左写真:槍が子槍を従えて堂々と、手前には喜作新道が。 右写真:遠景、松本盆地の向こうに八ヶ岳連峰の山なみが。
(山頂で蜜柑などをいただく。)
◆左の画像>山頂からの燕岳。右端、燕山荘でその奥の緑濃い山容は餓鬼岳。左の遠方は、鹿島槍ヶ岳。
◆右の画像>左の三角ピークは水晶岳、そして薬師岳、正面のやや手前は南真砂岳、真砂岳へと続く。
◆山頂からの展望; 槍~穂高連峰の大眺望。
◆山頂からの展望。奥穂から前穂高への吊り尾根のカーブが美しい。前穂のⅡ~Ⅴ峰へとリズミカルな稜線を見せている。昔、屏風の頭まで行ったことを想い出す。
◆左の画像>AM10:07、槍と北鎌尾根、右は双六、三俣蓮華方面
◆右の画像>槍と子槍、千丈沢と天上沢が急峻な谷となって、東鎌尾根の向こうに隠れる。
◆左の画像>AM10:54、遠く八ヶ岳と富士を遠望しながら進む。
◆右の画像>AM11:07、遠く南アルプスの山並み、富士が顔を覗かせている。
◆左の画像>AM:11:36、大天荘のベンチでおにぎりなど軽く飲食をして、常念小屋へのトレールに向かう。
◆右の画像>PM0:03、中天井岳を越え東天井岳の道標、穂高が正面に見える。
◆PM1:19.常念乗越、常念小屋に到着。結構大回りしていくコースで、さらに小屋が下に見えてからも、歩きにくい岩屑の道で中々近づかずしんどかった。
小屋で宿泊手続き後、同宿の人と少し話をして、荷物を整理し着替えをして乾燥室に衣類をかけ、ようやくPM2:11,常念岳への急登に出発する。地図のコースタイムでは往復1時間40分だがもっと長くかかるそうだ。
◆PM3:30、途中休憩も写真もとらず、歩きにくい岩屑の道を一心に登り、百名山「常念岳」に着いた。
ここ山頂は、大きな岩がごろごろして足場の少ない狭いところで、10数人で満員であった。
◆左の画像>正面が、大天井岳・中天井岳。その左の奥の山は野口五郎岳、赤牛岳。
◆右の画像>右側より八ヶ岳連峰、蓼科山へと続き、その左から新たな稜線が上り、見えるピークが荒船山、そのさらに左の端よりのピークが妙義山かと?手前は右から、霧が峰、美ヶ原高原と続く。
◆山頂の祠と中岳・南岳~穂高連峰、そして乗鞍岳。
◆PM3:47、正面中央、大天井岳・中天井岳、その右は東天井岳、そして稜線沿いに手前の横通岳へと続くルートを歩いてきた。 また、大天井・中天井の右手に薄く見えるのが、立山、剣岳である。
◆PM4:49、岩くずだらけの歩きがたい道を頑張って、常念小屋前の広場に下りてきた。
バックの山・横通岳とテント場。
◆PM6:05、満員の食堂で夕食タイム、もちろん全部平らげた。
この後、7時過ぎに喫茶室に下り、テレビを見ながらピーナツをつまみに缶ビールをいただく。のどにしみる。
9時、消灯。 小屋は別館まで使う大盛況、われ等の部屋も5名で満員、。
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