SSSB 新前橋町壮年ソフトボール

最近は4代目管理人が好き勝手に野球やメジャーのことも書いています。

エースと四番

2020年07月10日 | スーさんのこじつけコラム
今週発売の週刊ベースボールの特集は「誇り高き男たちの四番論」。
表紙は燕の若き四番・村上宗隆であり、特集内容も村上に始まり、
楽天・浅村、岡本和真を四番に抜てきした高橋由伸前監督、
OBでは中畑清氏(元巨人)、宇野勝氏(元中日)らが語る「四番論」

故・野村克也監督が「エースと四番は育てられない」と言ったように、
この存在は天性のものじゃないかな、と思います。

この「四番論」、SSSBではヨーヘイくんのことで何度も触れているので、
今更、何も語ることはないのですが、
やはり「四番」には“四番の佇まい”が必要だと思っています。
ヨーヘイくん、タケちゃん、yocchiさん、yutaさん、そしてオカダマンさん。
今年度65歳を迎えるyutaさんでも、可能性があれば四番で出場願います。
やはり、この打順だけは座長とか王子には務まりません。


また、エースは「今日は勝ちだな」と登板時に思わせる存在、
と言われてますが、そこは激しく同意しますね。
中学時代の野球部ではピッチャーが3人いましたが「背番号1」は格別で、
彼が登板して負けたら仕方ない、とチームの誰もが感じていました。

高校時代は「草野球部」と揶揄されるぐらいの弱小で、
一応、3人の投手がいましたが、誰もあてにならなかったですね。
「エース」と思う投手がいること、その存在感はやはり違います。

20歳になった頃、アメリカでMLBの試合を観戦しました。
ロスのドジャースタジアムで、アトランタ・ブレーブスとの試合でした。
この試合、両チームのエース対決で投手戦が予想されていました。

ドジャースの当時のエースはラモン・マルティネス。
レッドソックスで活躍したペドロ・マルティネスの実兄で、
前年まで20勝、17勝と勝ち星を上げ、通算でも100勝以上している投手。
ちなみにドジャースの捕手はこの年・新人王となるマイク・ピアザ。

一方、ブレーブスは前年サイ・ヤング賞の“精密機械”グレッグ・マダックス。
この年も20勝、防御率2.36で2年連続のサイ・ヤング賞を受賞する投手。

リーグを代表する、20勝投手の対決ですよ。
ダルビッシュと田中将大の対決みたいなもんですよ。
ホットドッグ食べるのも忘れるぐらいの投手戦を期待しますよね。
ところが、期待を大きく裏切り乱打戦。どちらも5回までに二桁得点。
投手戦どころか、泥仕合もいいとこ(笑)


なお、この年のブレーブスはマダックスが20勝、グラビンが22勝で最多勝、
スモルツが15勝、エイブリーが18勝を挙げる強力な四本柱の投手陣。
更に、史上3人目の「二年連続30本30盗塁」の三番ロン・ガントが36本117打点、
通算493本塁打の四番フレッド・マグリフが37本101打点、
90年の新人王でWシリーズ6回を誇る五番デビット・ジャスティスが40本120打点、
と強打を発揮し、3年連続地区優勝(90年代は7度の地区優勝の黄金時代)。

結果的に泥仕合だったとはいえ、MLBを代表する選手ばかりが出場する試合を観戦できて、ホットドッグとビールを堪能しました。

あ、話が思い切り逸れました。
試合ができないストレス、観戦できないストレスが相当大きいようです(笑)

やはり、絶対的なエースと絶対的な四番の対決は見応えがあります。
SSSBのスーパーエース・ユキちゃんと上新田の主砲とか、
ヒカリの消防士とか、守備に就いていても見入ってしまうような対決です。

そんなヒリヒリしたのを味わえないのは、かなり寂しいですね。
とはいえ、プロ野球もJリーグも今日から観客動員開始です。
その反面、東京では昨日224人、今日は243人が陽性となっております。
まだまだ予断を許さず、先が見えない状況ですが、
チームの皆様と、そしてリーグの皆様と元気に再会できることを励みに、
筋トレ、柔軟、素振り、シャドーピッチングに勤しみたいと思います。
コメント (1)
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