以下、ネットのニュースのコピーです。
【 中国の定年は男性は一律で60歳、女性は職種によって55歳と50歳ですが、来年1月から男性は63歳、女性は58歳と55歳に段階的に引き上げられます。 中国政府は高齢化が急速に進むなか、人的資源を十分に活用するためと説明していますが、年金の財政面からも見直しは必要とされていました。 中国のSNSには「63歳まで働けるかな?33歳でも限界なのに…」と嘆いたり、「定年延長しても、63歳まで仕事があるか分からない」といった書き込みも投稿されています。 】
中国の若者たちの多くが就職口がなくて、「失業中の若者」が多い。こういう現状がわかっていて、「定年延長法案」が決まったのだから、どうなっているのだろう? と、首をかしげながらニュースを読みましたね。
6月に卒業する(日本のような卒業式はないとのこと)人が、7月になっても就職できない学生は政府発表で約20%(実際には40%以上らしい)いる国です。だから、7月になると、若者たちの失業者がドーンと増えているようです。この若者たちの就職口が少ないという状況で、「定年延長政策」を推進すると、若者たちは不満がたまっていくことでしょう。大学卒業の若者たちから「塾関連産業禁止」政策によって、1000万人の就職口を奪っておきながら・・・。塾禁止政策が現在も継続されている。塾産業に問題があるにしても、「禁止」してまで、就職口を閉ざしてしまうのは、若者たちがかわいそうですね。
多くの国民が不安を抱く政策ばかりする「習近平政権」。
【「63歳まで働けるかな? 33歳でも限界なのに…」と嘆いたり、「定年延長しても、63歳まで仕事があるか分からない」】 という声こそ、現状を表す実態だと思われます。就職していても、33歳で店や会社がつぶれて、収入がなくなるのに・・・。という嘆きが、習近平政権には認識できていないらしい。できていても、無視しているのだろう。
北京や上海の高級料理店の多くが(お客さんが激減してきて)閉店し始めているらしい。そのニュースも流れています。
どこかで暴動が起こっているようですが・・・すべてニュースとして取り上げていない。暴動の中心となりそうな人物には、警察がしっかりと見張りをつけているらしい。