2023年8月12日夕刻、T中学38期生(高校32期生)主催の同窓会に出席することができた。幹事の方々、本当にご苦労様でした。近年、「同窓会をお世話する会社」があり、その会社を利用する同窓会が増えてきているようです。ちなみに、私が勤務した学校は、小学校1校、中学校4校、高等学校1校でした。「同窓会をお世話する会社利用の同窓会」に出席したこともありました。同窓会幹事はなかなか大変なので、「会社利用」になってきている学校(同窓会)が多いようです。
そういう観点から比較しても、「幹事を中心とした生徒自身による企画の同窓会」は、やはり「生き生きとした躍動感があるなあ!」と感激しました。 私はあまり「大勢が集まる同窓会には参加しないタイプの教師」なのですが・・・。今回は「後期高齢者(75歳以上)に至ったことでもあるし・・・いつあの世へ行くかもしれない・・・」と、あれこれ考えて・・・、結果として「参加しよう!」と思いました。(実は、61歳の時に脳梗塞を発症しているので、再発防止のため、畑作業や歩くことによって、血液循環を良くしているのです。)
司会(元気なH君)の進行によって、同窓会はスタートしていった。最初に、同期の方ですでに鬼籍に入られている方々の報告があり、その亡き友人たちに「供養の黙祷」をささげた。50代ですでに何人かが亡くなられていた。(同窓会に参加したから知ることができたことでした。)
全員起立しての黙祷が終わり、着席後、出席の先生方の紹介があった。中学担当教師として、私とK先生。高校担当教師として、体育のT先生と英語のT先生。同窓会参加の人数は約50人とのことでした。
紹介が終わり、参加した教師の中では、一番年長者の私がマイクに向かって、あいさつの口火を切ることになった。
同窓会幹事の一人、M君から事前に(挨拶依頼の)電話をいただいていたので、近況報告する内容を少しは考えていた。久しぶりにマイクの前に立ってしゃべるので、緊張しながら・・・(話は短い目に)と思っていたのだが、つい長くしゃべってしまった。
T中学から転勤してから後のことを簡単に紹介し、60歳で完全退職。現在は、畑をお借りして、「晴耕雨読」生活を続けていると現在の様子をお知らせした。
今年、後期高齢者(満75歳以上)になりましたが、元気に暮らしています、と語った。退職後の人生で、モットーにしていることを(ブログでも時々書いてきたことでしたが)この機会にお話させていただいた。(以下、そのまとめです)
・食べることは生きること (完熟トマトなどの「おいしい野菜」を食べるために、畑作業に精を出しています。)
・歩くことは生きること (東海道53次、中山道69次、西国街道などの旧街道一人歩き旅を楽しんでいます。)
・書くことは生きること (認知症対策のためでもあり、ブログ『鬼井江の世界』を書き続けています。畑作業や歩き旅などの報告が多いブログですが、書くことを楽しんでいます。下手な文章ばかりですが、「書きたいことは書く精神」で今後も続けていくつもりです。一か月以上何も書いていない場合、認知症を起こしているか、永眠したかな? と推測してください。ブログを書き始めてから18年目になりました。無料ブログの会社はつぶれるらしく・・・現在の会社(Gooブログ)は、3社目になりました。無料でブログが書けるので、年金生活者にはありがたいことです。
この3点をモットーに生活してきている現在です。
と、語って「挨拶及び近況報告」を終えました。着席後、(少し話が長かった)と反省。
38期生の大勢が集まる同窓会に初めて参加できて感謝しています。T中学から転勤後、初めてお会いできた生徒たちがほとんどでした。教え子たちの成長ぶり・活躍ぶり・元気そうな笑顔に触れることができ、感動もしました。現在、52歳になっているとのことで、いろいろ組織・職場・グループなどで中心的立場で活躍されていると推測できました。50代はストレスがかかることが多いときでもあります。私の場合、50代はつらい頃でした。(会社でいえば、「部長職的立場の時代かな?)私は「学年部長」という立場に置かれ、もうストレスだらけで苦しかったのを覚えています。タイミングよく、「部長職」を降りることができて(手当はガクンと減りましたが)「生き生きとした先生」に戻れたことを記憶しています。
どうか(このブログを訪問してくださる)50代の皆さん、体に気をつけて(心の健康にも気を配って)活躍されますように、祈っております。人間何歳になっても、「適材適所」というものがあるものです。部下がいる立場の方々も何人かおられると思います。部下の様子をしっかり見られて、「適材適所」に配置してあげてください。私の友人の一人は「心の病」で亡くなりました。体の健康ととも心の健康も大切ですから。
同窓会参加者の多くは、元気だから、幸せだから、うまくいっているから同窓会に参加する気になったのでしょう。今回の同窓会、多くの参加者の顔にその人生が表れていました。
お盆ということもあり、その他にいろいろな都合で欠席になった方々がいましたが、何かの機会に「鬼井江」のことを「元気そうだったよ」とよろしくお伝えください。
以上、同窓会参加しての感想です。ほんとうに幹事の皆さん、ありがとうございました。大勢参加の同窓会のお世話、お疲れさまでした。