・たんぱく加水分解物Protein hydrolysate たんぱくかすいぶんかいぶつ
うま味調味料として使われているアミノ酸混合物で動物性のHAP[Hydrolyzed Animal Protein]・植物性のHVP[Hydrolyzed Vegetable Protein]がある。食品衛生法では指定されていないが、JAS法では表示を義務化している。
動物・植物由来のタンパク質を塩酸、酵素で加水分解して得られる。原料のタンパク質は、雑肉、骨、大豆の油を絞った残りカス(工業的副生産物)等が多く使われる。醤油の原材料にたんぱく加水分解物が使用することがあるが日本と米国は業界の自主規制値として1ppm(1mg/kg)を設定し運用している。
一方、EUでは醤油に対して法的に、たんぱく加水分解物を0.02ppm(0.02mg/kg)を基準としている。
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