・唐菜 とうな
アブラナ科、1、2年生の漬菜の一種で長崎白菜ともいう。江戸時代に1797年の長崎見聞録には唐菜に関する記録があり、中国から長崎より渡来したと伝えられる。関東地方へはタアサイ(ちりめん白菜、唐人菜)と同じ系統のものとして伝わっている。
葉は縮れてチリメン状、柔らかい葉質で、その淵が外側に反り返る。半結球型の白菜で莢が太くて短いといった特徴がある。冬の寒さで甘味の増した11月~翌年の1月を旬とし収穫し利用法は、漬物、浸し物、炒め物に使われる。
生100g中でエネルギー13kcal、水分93.9g、タンパク質1.3g、脂質0.1g、炭水化物2.6g、灰分1.8g、ナトリウム21mg、カリウム300mg、カルシウム140mg、マグネシウム27mg、リン37mg、鉄2.3mg、亜鉛0.3mg、銅0.05mg、マンガン0.21mg、ビタミンA:320μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:1.3mg、ビタミンK:130μg、ビタミンB1:0.05mg、ビタミンB2:0.13mg、ナイアシン0.7mg、ビタミンB6:0.14mg、ビタミンB12:(0)μg、葉酸150μg、パントテン酸0.28mg、ビタミンC:88mg、食物繊維2.2g を含む。
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