・アイブライトEyebright あいぶらいと
ゴマノハグサ科、欧州原産。和名をこごめ草(くさ)という。比較的乾燥した日当に見られ25cmほどに成長し8~10月にかけ白い小花を咲かせる。一年草で葉は、卵形または円形の周囲がギザギザで対生する。
アジア西部、北アメリカで見られ欧米で目の栄養素として古くから利用している。開花した時に地上部の葉、茎ともに摘んで日陰で乾燥させ用いる。
ハーブで収斂(しゅうれん)作用がありサポニン、タンニンを含み、またカロテノイド系黄橙色素成分で、キサントフィルの1種として含有する。少し赤みのある爽やかなくせのない味のお茶とし、また抽出液を薄めて目を洗ったり布に浸して用いる。
抗酸化作用を有し瞳に輝きを与え充血や粘膜の炎症、疲れ目を改善する。ものもらい、結膜炎の感染症の緩和、花粉症の目の痛みにもよいという。
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