管花肉従蓉 かんかにくじゅよう
ハマウツボ科の多年寄生の草本植物で、 葉が退化して鱗状になり、肉に似た感じがするため「にく」の字があてられる。
カンカは、中国新疆ウイグル自治区タクラマカン砂漠に生息する紅柳(ベニヤナギ)の根に寄生して成長し、収穫は春と秋の2回、紅柳は傷つけずに根に寄生したカンカを見つける。現地では「砂漠人参」とも呼ばれ生薬として用いられ有用成分エキナコシドEchinacoside、アクテオシドacteosideを、特有成分カンカノシドKankanoside を含む。抗酸化作用があり 血管、肝機能保護、更年期障害の改善、滋養強壮などに用いている。
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