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[グラノーラ] 食生活について語ろう

2020年10月21日 | 保存食品

・グラノーラGranola ぐらのーら 

  近年、手軽な朝食としてグラノーラの人気がでているようです。
シリアルSerial食品の一種です。
   とうもろこし・小麦・玄米・大麦、燕麦等の穀類を圧扁、成型、膨張、焙焼(ばいしょう)等により加工したものを主原料としています。
必要に応じてビタミン類・野菜・果実・ナッツ等を加えて製造したもので、最初はシリアルとして「コーンフレーク」をアメリカのケロッグによって1906年に製品開発しています。

◇コーンフレークCorn frakesはトウモロコシをつぶして煎ってα化させたものを加圧、又は、粉末とし調味し押し伸ばしたりして乾燥させたもので軽食として主に朝食に牛乳をかけて利用しています。
100g中でエネルギー381kcal、水分4.5g、たんぱく質7.8g、脂質1.7g、炭水化物83.6g、灰分2.4g、食物繊維2.4gを含みます。

主に朝食用に牛乳等を加えて加熱、又はそのままで食事としています。シリアルとしては他に「オートミール」、「ミューズリー」、「グラノーラ」などがありミネラル、食物繊維の摂取に優れてます。

◇オートミールOatmealは欧米での消費が多くえん麦(オーツ)を精白し乾燥させ粉砕したもので押し麦としたものは、ロールドオーツといわます。欧米では主に牛乳で煮て粥状にして食べられています。


◇ミューズリーMuesliは、1900年頃、生の果物と野菜が療養に必須であると考えたスイスのビルヒャー-ベンナーBircher-Bennerが、自身の経営するサナトリウムSanatorium:療養所の患者のためにミューズリーを考案しています。
アルプス山脈を登山した折りに食べた、山岳放牧の羊飼いの間に伝わる伝統的な携帯食の食事から発想を得たといわれます。
 ミューズリーとは、スイス語で「つぶした」という意味といいます。この伝統食をヒントに、サナトリウムの療養食として考案したのです。
シリアルとしてスイスとアメリカ、場所は違えど、「サナトリウムSanatorium:療養所」という同じ場所から生まれています。
オートミールの他、単に複数の穀物をブレンドし、ドライフルーツやナッツなどを混ぜたものです。


◇グラノーラGranola ぐらのーら
  グラノーラの発祥はアメリカで発明は、ジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士で、サナトリウムで療養中の菜食主義者のための病院食がそもそもの発端(ほったん)としています。 ロールドオーツRolled oats(押麦)を主とした、麦や、玄米、とうもろこしなどの穀物加工品と、ココナッツ、ナッツ類に、植物性油脂や、はちみつ、メープルシロップなどの甘味料を混ぜて、オーブンで焼きあげたものです。ドライフルーツを混ぜ主に朝食に用い食べ方は牛乳やヨーグルトの他、そのまま食べる場合もあります。


若干生っぽい感じがあるミューズリーは、最近のものではローストしたカリカリタイプもあります。グラノーラとの境目がわかりにくくなっているようです。
基本的にはミューズリー自体に甘味はなくそれでハチミツや黒砂糖などは入れていないものが多いようです。糖分が少なくカロリーが控えめということで健康食としています。
これらは日本では主に牛乳やヨーグルトをかけて食べられています。
乾燥果実としてパパイヤ、レーズン、りんご、いちごなど、さらにナッツ類のアーモンド、ピーナツ、胡桃などを加えています。

ドライフルーツのみならず、最近では野菜を乾燥させた、人参、牛蒡、インゲンなどさまざまの野菜チップの入ったもの、好みで自由にトッピングできるようにもなっているようです。

グラノーラでは、手軽に食べやすく、現代の食生活に不足しがちなミネラル、食物繊維をさらにドライフルーツが入ることによって抗酸化物(色素成分:カロテノイド、ポリフェノール)を効率よくとることができます。
少し味気ない気もしますが、保存食としてもよいでしょう。

 



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