おはようございます。
忘れられない大切な本になりました。
先週末、田舎に里帰りしました。
かなりの落ち込みから、少しずつ前向きに私の気持ちが変化していた頃、
選んだ本二冊。
二冊とも、週末読み終えました。
二冊目の本は、
「生きるぼくら」
原田マハ著、徳間文庫、
690円➕税。
生きるぼくらは、
福岡に戻るJR特急みどりの中で
読み終えました。
いじめ、ひきこもりから苦しんだ
主人公に渡された一枚の年賀状。
そこで、主人公は、自分から動き始め、
後半じわじわと生きる力が蘇っていきます。
何度もマスクをはずして、
涙と○水をぬぐいました。
久しぶりに、何度も泣けました。
自分の精神状態とぴったりの本を、
選べたのだと想いました。
本屋さんならではの紹介もあり、とても助かりました。←佐世保五番街のTSUTAYAさんのさりげない紹介で、
この本を読みたいと想い、手に取ることができました。
本との出会いに、心から感謝申し上げます。
先週のお昼ご飯は、自分自身の落ち込みで、私は、食べることに関心がいかず、おざなりでした。
それが、生きるぼくらと出会った私は、昨日はどうしても、梅干しの入ったおにぎりが食べたくて、自分のためにおにぎりを準備しました。←単純な私です。
そういえば、施設に入っている私の母は、自分の母親が大好きでした。←私の祖母
数年前、認知症で壊れていく母が、どんどん娘時代に戻っていたとき、私は切なくてたまりませんでした。
生きるぼくらを読みながら、母は自分の不安と向き合うなかで、大好きな祖母と母がともに暮らせた幸せな時間に戻っていたのかもしれないとふと想いました。
私の長女テレジアが生まれる前に亡くなった祖母は、農家出身の人ではなかったので、母の話では、嫁いだあとそれなりの苦労をしたようでした。母や私たちにも、祖母はとても優しく前向きな人でした。また、私の祖母も、梅干しを作るのがとてもうまい人でした。
お米づくり、梅干し、おにぎり。
生きるぼくらに、宿る元気に、
とてもエネルギーをいただきました。
心から感謝です。
忘れられない大切な本になりました。
少しずつ私自身も、前向きになれそうです。
ありがとうございます。
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