「私も力が欲しい。何もかもに対抗できる、強い力が」
今日のライトノベルはスーパーダッシュ文庫から発売された「黄色い花の紅」です。
初版は2006年9月に発行され、この1巻で完結です。
内容としてはガンアクションですね。
あらすじはこんな感じ。
主人公は府津羅組組長の娘・紅花。
彼女がある事件をきっかけに自分が守られるだけではなく、自分で自分を守れるように銃を手に取り成長するお話です。
著者はアサウラ氏。
アサウラ氏と言えば「スーパーでの半額弁当の取り合い」というしょーもないテーマを大真面目に命懸けで行うシリアスなアクションコメディ作品「ベン・トー」の人、というイメージがある人が多いかもしれません。
しかし、この方はかなりの銃器マニアのため、デビュー作であるこの「黄色い花の紅」では銃器の蘊蓄がかなり出てきます。
特に作中で銃器初心者の紅花がどの銃がいいかを悩むシーンでは、工藤商会の面々がいろいろ語ってくれます。
このシーンだけでも「アサウラさんめっちゃ好きなんだな」というのが伝わってきますね。
そういうのもあって私は「ベン・トー」以上に「黄色い花の紅」と次作の「バニラ」が気に入ってます。
ちなみにどうでもいい話ですが、作中のラストの方で工藤商会の社長が登場し、2丁拳銃でデザートイーグルを持って撃つシーンがありますが、私も2010年にハワイで実弾射撃ができるところに行き、デザートイーグルを撃ったことをこの記事を書きながら思い出しました。
これがそのときに撃って記念に貰えた的です。
(写真の上の方に見切れてますがDesert Eagleと書かれています)
今でも覚えていますが、両手で撃ったにも関わらずあまりの反動に付けていたヘッドセットが外れ、肩も砕けたんじゃないかと思いました…(-ω-`;;)
デザートイーグルを撃つ前にもう少し小口径の銃やリボルバー式のマグナムなんかも撃っていたのですが、こいつは別次元でしたね…
どう考えても片手で撃てるもんじゃないです、はい。
以前ほどの頻度ではないですが、現在でも執筆活動はしているようなので、またこういうハードボイルドなガンアクション読みたいですね。
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