「I'm Marta Saggy!」
「Open your fuck'in gate of THE POWER.」
「I will use the card...........“DETECTIVE”!!」
今日のライトノベルは富士見ミステリー文庫から発売された「マルタ・サギーは探偵ですか?」です。
1巻初版は2003年12月に発行されました。
本編は7巻、短編集2巻が出ています。
2003年12月と言えばちょうど富士見ミステリー文庫のカバー装丁が新しくなったタイミングですね。
なのでこのマルタ・サギーも1巻から裏表紙までイラストが入っています。
話としては異世界ものです。
登下校がめんどくさいという理由で高校を辞めた主人公・鷺井丸太が偶然異世界のコンビニで不思議なカードを当て、それがきっかけでカード戦争に参加することになり、そこでいろいろと事件や謎に巻き込まれるお話です。
この不思議なカードというのが「名探偵」のカードであり、発動させると世界の法則すらねじ曲げて事態を解決してしまうというチートアイテムなのです。
この1巻の表紙だけ見ると丸太が名探偵っぽく見えるのですが、実際は推理なんてしないし、呪文を唱えてカードの力を発動させるだけですからね(-ω-)
富士見ミステリー文庫から出たし、雰囲気はミステリーな感じするのにそれでいいのか!?( ゜Д゜)
いいんです(・ω・ )
だって富士見ミステリーでミステリーミステリーしてる作品なんてそんなにない…
ちなみにこのマルタ・サギー、最終巻は2008年に出たのですが、その6年後の2014年に富士見L文庫から全面改稿&再編集されたものが発売されました。
しかし、富士見ミステリー版のイラストレーターがすみ兵さんだったのに対し、富士見L版では鈴木次郎さんに変わってしまいました。
全体的な雰囲気やキャラデザはあまり変わっていないのですが、なんだかなーという思いもあって、私は富士見L版は買っていません。
……が、全面改稿と再編集でどう変わったのか気にはなるので欲しいなぁと今更ながらに思っています(-ω-)
6年前ぐらいならまだ見つけやすいかな…?
著者は野梨原花南さん。
マルタ・サギーの初出は富士見ミステリーですが、元々は白泉社ノベルスやコバルト文庫、富士見L文庫など、女性向けレーベルで活躍されている方です。
実はこの作品を出したときにはすでにこの道(小説家業)11年目のベテランだったという。
現在でも活動されており、数多くの作品があるので色々と手に取ってみるのもいいですね(・ω・*)
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