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今日のライトノベル(?) ~小説スパイラル-推理の絆-~

2020-05-31 16:03:04 | 今日のライトノベル
それはまた別のお話であるのだが。

休日は2回行動ができる!
というわけで、今回取り上げるのはエニックスから発売された「小説スパイラル~推理の絆~」です。
1巻初版は2001年4月に発行されました。
全4巻です。

「スパイラル~推理の絆~」は1999年~2005年まで月刊少年ガンガンに連載された漫画になります。
「ブレードチルドレンの謎を追う」と告げて失踪した兄・鳴海清隆の行方を追う主人公・鳴海歩の姿を描いたミステリーアクションです。
ブレードチルドレンとは? 清隆の目的とは? 歩に隠された秘密とは? 数々の謎を追っているうちに読む手が止まらなくなる作品です。

さて、この小説スパイラルはそんな歩と新聞部の部長・結崎ひよのが、時系列的には本編の始まる少し前に関わった事件について書かれています。
また、鳴海清隆とその婚約者候補だった小日向くるみをメインにした外伝小説も収録されています。
私個人としては、この外伝小説の方がメインの感じでしたね。
というのも、スパイラルの原作者である城平京氏は元々は、第8回鮎川哲也賞最終候補作の「名探偵に薔薇を」という作品で創元推理文庫からデビューをした一般文芸畑出身のミステリー作家なんですね。
スパイラルやヴァンパイア十字界、絶園のテンペンスト、天賀井さんは案外ふつうなど、立て続けに漫画原作の担当をしていたためミステリー作家という感じが薄くなってしまっているという。
(実際、漫画原作の方が作品数が多いし)

そんな中、小説スパイラルの外伝は本格ミステリーに近い立ち位置で書かれています。
神の如き男・鳴海清隆が名探偵役としてハマりすぎなんですね。
なのでスパイラルでありながら、城平氏の持ち味が存分に堪能できるのです。
氏の作品のファンなら押さえておきたいですね(`・ω・´)

さてさて、ここから以下は久々に発掘したスパイラル関連アイテムについてです。
知っている人は「懐かしい!」となるかもしれません。
まずはこちら。




当時発売されていたガンガンとガンガンパワードに付録でついていたブックマーカーです。
左から1、2、3はそれぞれ小説スパイラルでメインヒロインになったキャラで、右端の歩とホルダー(ケース)は全員応募者サービスで入手できたものです。
未開封・未使用なのでブックマーカー自体の保存状態はなかなかいいですね!

お次はこちら。



こちらもガンガンの付録でついてきた缶バッジです。
これは本編関連のグッズですね。
カノンとケースが全員応募者サービスだったと思います。

続いてはこれ。

スパイラルの作画を担当した水野英多さんのスパイラル画集。
これは2003年3月に発売されました。

そしてこちら。

スパイラルのコミックCDコレクション「もうパズルなんて解かない」
いわゆるドラマCDで初版は2001年10月に発行されました。

最後はこれ。

城平氏によるスパイラルの解説本「LIFE IS SPIPAL」
「それさえも貴き日々で」というドラマCDもついています。
初版は2003年3月に発行されました。

…ちなみに、ここまでスパイラル関連グッズを晒しておいてなんですが、原作のコミックは手元にないっていうね…(´・ω・`)

昔の引っ越しの際に売っちゃったんだよな…
スパイラルアライヴ(清隆とブレードチルドレンが主軸に話が進む外伝的なコミック)は手元にあるのに…

古本でもいいし、なければ電子書籍でもいいからまた購入したいなぁ…

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