uTerm-S という名称の基板がオレンジピコ・ショップで売られていました。
(ヤフオクで わずか440円という安価で!)
これは 何か? というと、
例えば Z-80システムを独自に自分で設計し、製作した時に、何かモニタ画面に表示したいとか、キーボードからのキー入力が出来るように何か回路を追加して、簡単なOSでも作りたい時など、わざわざ自分でゼロから全部 製作するのではなく、「ターミナル」という形で キーボードと画面の機能を簡単に追加できる物です。
自分の独自システムとは シリアル(RS232c)で接続するだけで、フルのキーボード入力とVGAサイズの画面出力が実現できるので、とても手軽で便利です。
「uTerm-S 」という検索ワードでネット検索してみると、回路図や部品表、プログラム・ソースらしきファイルも見つかったので、なんとか自力で作れそうだと判断し、この生基板を購入して見ました。
ただし、説明は全て「英語」です。 日本語で書かれたWebページや 誰か日本人で挑戦した情報でも無いか?と 探してみましたが… なかなか見つからず、仕方ないので 私が最初の「人柱」:ファースト・ペンギンになってみます。 これらの情報だけで裸の基板に部品を実装し、動かす所まで持って行くのは難しいかと思いますが、私はプロのエンジニアの端くれですので… 回路図さえあれば 何とかなるでしょう・・・
販売されているページの基板の画像 ↓ を見ると、
面実装の部品がすでに半田付けされているように見えるので、(いくつかの部品が既に実装されているのを)期待したのですが・・・ やはり、そんなに甘くは無く。 部品など1つも付いていませんでした。(笑)
この画像って、問題にならないのだろうか? (詐欺に近いのでは??)
とにかく、まずは 使用する「部品」を調達するところから 行わないといけません。 さて、ちゃんと動く所までいけるかどうか? どんな手順で行えば、失敗無く 製作できるか? その、作業手順も含めて 本ブログで 紹介して行きたいと思います。
説明書の無い電子回路キットの組み立てや 他の電子機器開発等の 参考にもなることでしょう。 何かしら、ヒントになればと願っております。
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こちらの記事をみて当時学生だったときに使っていたCP/Mを思い出しました。基板の名称からいろいろたどって行き、
Z80で開発するのにアセンブラを使っていたのがとても懐かしいく思い出します。当時入手したM80アセンブラのFDはもう読めないので、クロス環境で弄るしか無いですが、出来る環境が揃うだけありがたい時代ですね。
別基板ですが、定年後の楽しみ(時間潰しに)でパーツ基板、簡易16進入力用キーボード(スイッチ単体ばかり)、ワンセグLEDならべてディスプレイにしようと購入しましたが、60歳過ぎても働かないといけない時代になってしまい当面作る時間は無さそうです。
家族にはガラクタ部品ばかり買っていると思われているかもしれませんが。
VGA(画面)出力の回路どうしようかは今後の長い課題です。
これからもいろいろ紹介して頂けると幸いです。