SONGS「大貫妙子さん」

朝早い時刻には、薄いグレーの空でしたが
９時を過ぎる頃には、白い雲と水色の空が広がって、明るい陽の光が射しています。

気がつくとアジサイが、ブルーやピンクや様々な紫色に色づいてきましたね。

昨日は、2週間ぶりに「短歌の講座」に参加して
とんぼ返りして、kirikouの教室まで行ってランドセルをキャッチして家に置いてから

もう一度学校へ戻って、kirikouと合流して通級指導に行きました。


（実は、講座の前に大学の図書館で
吉増剛造さんと茂木先生との新聞紙上での往復書簡「たまには手紙で」を
2週分コピーして、さらに気になっている本を数冊借りて…）

相変わらず、落ち着きのない日々を過ごしつつ
なにやら私にとっては「動いているほうが、楽しい」ようです。

今日も、お友だちとおしゃべりの約束をしているので
ほんのチョッとだけ、ブログに足跡を残しておきますね…

4月から始まったＮＨＫの「ＳＯＮＧＳ」では、懐かしいチューリップの放送が2回あって
私の若い頃の拠り所のように大切な懐かしい曲を聴くことができて
ほんとうにうれしくなりました。

財津さんも髪に白いものが混じっていましたが、声の響きやのびは変わらなくって
私にとって「青春の影」が、やっぱりベストソングだなぁって、つくづく思いました。

さて、そのあと何回かは見逃してしまい
先週は平原綾香さんの「ジュピター」や秋川雅史さんの「千の風になって」

そして、おふたりによるのびやかな歌声の
宮崎駿アニメ作品の名曲メドレー「いのちの名前」「もののけ姫」「世界の約束」
も、とっても素敵でしたね～！！

そして、今週の水曜日は…

私の大のお気に入りの「大貫妙子さん」の登場でした！！
夜の11時からということで、録画を昨日やっと観ましたので
皆様にも、やっとお話できます！！

（ブログの中でも、大貫妙子さんのお話をいたしましたが…）
今回歌われたのは、「Shall We Dance?」「突然の贈りもの」

「メトロポリタン美術館」「彼と彼女のソネット」「Time To Go」の5曲です。

私がコンサートに行ったのは、おそらく２０代ですので
その時の、曲目はほとんど覚えておりません。

けれど、最近はチョッと元気のないときや
少し、ゆっくり自分を見つめてみたいときに、
気づいてみると、聴いているような…そんな気がします。

ストリングスやピアノの演奏と大貫さんの歌声の奏でるサウンドは

耳にも身体にも…そしてこころにも、ほんとうにさりげないけれど

深くしみこむような心地良い響きをもたらしてくれました。

番組を観ながら、とても新鮮に感じたのは

大貫さんが、海辺を歩いたりおなじみのお店屋さんをたずねながら見せる
普段着のままのような表情とそのお話しをする声の響きでした。

なにげない仕草やコトバの雰囲気が

大貫さんの歌っていらっしゃる世界そのもの…に思えて

その飾らない、まっすぐなまなざしが、ほんとうに素敵な方であることを物語っていました。

再放送は、6月12日 (火)　総合 午前1：50～
　　　　　　6月13日 (水)　BS2 午前8：30～　　　の予定です。

もしよろしかったら…ぜひ、ご覧ください！！


どの曲もお気に入りなので、観ながら、ついつい一緒に歌ってしまうんですけれど…

もうひとつささやかな発見は…

（私は歌うのは好きですけど、全然うまくないんです…けれど）

大貫さんの歌は、たぶん音の高さが（キーって言うんでしたかしら？）

私にちょうどあっているようで、なんだか歌いやすいみたいなんです。

独りで観ながら、歌っていると…ほんとうに、気持がいいんですよ～！


今日は、そんな私の大好きな「大貫妙子さん」のお話でした…


最後に、番組の中で大貫さんがおっしゃっていた、
とっても印象に残るコトバを、書き写しておきますね…


「ピアノ、アコースティックの生の楽器と声だけという

シンプルだからこそ奥深いサウンドと洗練された音楽がここにあります。」

「メロディ・サウンド・歌詞にこだわり吟味を重ねて、ひとつの曲を作りあげていく。

私の音楽に対する姿勢は、ずっと変わることはありません。」

「歌を聞いてくれる人たちが

それぞれの過去や未来やいろんな時代を旅してほしいと思って、歌を作っています。」


ほんとうに、素敵な方ですね…