Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

『ダーウィン生誕200周年記念シンポジウム ダーウィンを越えて~21世紀の進化学』…

2009-08-22 18:42:54 | 科学の眼
(銀座松屋から丸の内線までの所要時間が、予想より少々余計にかかりました。)


『ダーウィン生誕200周年記念シンポジウム』の会場の東京大学安田講堂に

着いたのは、ちょうど時計台が1時15分になっていましたので

お一人目の井上勲先生の「植物になる進化」のお話は、途中からになりました。


昨年、星槎大学で森川先生から「地球生命の歴史」の講義を受けて
改めて「生物」や「進化の考え方」を学びました。

ちょうど昨年は、「ダーウィン展」も開催されましたが


『生物多様性』『共生』『環境』『ゲノム解析』などなど

これからの地球で生きていくうえで、一層大切になってくると想います。


最新の科学的知見の発表も、興味深いものばかりでしたが

中井咲織先生の「中高生にどのように進化を教えるか?」のお話は、

特に、「これからの世界を生きていく子どもたち」に対して
生き物に関する興味を引き出して、進化の考え方を伝えていく上で
ヒントになる愉しい実践例を、お示し頂きました。


案外、大人の方々でも「きちんと進化の意味合い」について

知らなかったり、理解が及んでいないのが、現状とのこと。


直接、私から中井先生に

「子どもたちの反応は、いかがですか?

子どもたちに生物で言う『進化』を説明する際、ポケモンのことなど

どのように捉えているのか教えてください!」と伺ったところ

実際の授業では、まずイラストを使って

蝶の変態と「ポケモンの進化」を比較して

「ポケモンの進化」は、実は『変態』にあたる、ということを説明してから
授業を進めていくそうです。


『自然選択』の説明は、ダーウィン展にあったような
抽象的なイラストを使って説明なさっていました。

その辺りは、授業を重ねる中で、実際の具体例を示していくなどの
工夫が必要かもしれません。


どちらにしても、「生物大好き人間」の私といたしましては、

生き物に興味関心を持ってくださる方々が、増えることは
何より嬉しいでことすね!


第2部では、COP10のお話や様々な研究 分野の先生方から
研究を始めたきっかけや今後の展望について、愉しいお話を伺うことができました。



(そろそろ、家に到着しますので、続きは、またいずれ!)



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