目の前の銀杏の枝の向こうに、白くてムクムクとした「ひつじ」そっくりの雲が
ゆったりと…流れているのかどうかも定かではない様子で…
水色がすっきりと鮮やかな夏空に、浮かんでいます。
時おり、窓から風がそよいでくるのが心地よく…
この時間は、まだそれほど気温は上がっていないのかもしれませんね。
今週は、養成セミナーの翌日に
お寺で新盆を迎える方ばかりが集まって、お経を挙げていただきました。
ごく身内の者だけで集まりましたので、
お墓参りをして、近くでお昼ご飯を済ませてから
私とkirikouとふたりで、鎌倉にいる妹のお見舞いに出かけました。
(7月にある手術を無事済ませて、自宅でボチボチ…養生していました。)
横浜までの私鉄の中で、お決まりの「ヨコハマの○○屋に行って」
例の「○○王カードのナンタラカンタラを、お母さん買ってよ~~!!」と言うkirikouに
「自分のおこづかいで買ったら~~!!」と私が返して…
「え~!!いいじゃん!!パックひとつでいいから~~!!」などなど。
最近のkirikouは、いわゆる「猫なで声」やら「揉み手」さながらの交渉術を繰り出して
アレコレと、「おねだり攻勢」をかけてきます。
こちらも、そうは簡単に問屋はおろさない(?)態度で臨みますが・・・
平日の電車は、空いていることもあって
kirikouの声もだんだんボリュームがあがってきて…
周りの方々も、それとはなしに私たちの会話に耳を傾けている…ような気配を感じつつ…
すると、kirikouが恥ずかしそうな表情で、急に下をうつむきました。
アラ~?と想って、斜め前の反対座席のほうに目をやると…
外国から来たらしい身体の大きな方がふたり、kirikouのほうを見ながら
ニコニコと笑っています。
どうも、その方と目があってしまい、なんとも恥ずかしくなってしまったらしく…
私のほうは…とりあえず、その方々に「ニコニコ」をお返ししました。
話し合いのほうは、「分かったよ~!ボクのおこづかいで買うよ~!」ということに落ち着いて
そうこうするうちに、横浜駅に着きました。
いつの頃からか…「横浜駅⇒○○屋のオモチャ売り場」という図式が定着してしまい…
(急ぎの時などの例外は、ナントカなるとは思いますが…)
もうすぐ10歳と言うのに…いまのところ、なかなかパターン変更ができません。
売り場は、ちょうどお昼時ということもあって、比較的空いていました。
カード売り場の人に、kirikou本人から「○○カードのナントカデッキはありますか?」と訊いたところ
ひとしきり調べてから、どうも売り切れなのか
「今週の木曜日に入ると思います。おとり置きいたしましょうか?」とのこと。
さて、そうなると…いろいろと迷うこともあって、すぐには、お返事できません。
とりあえず「ここにいると邪魔になるから…少し考えます。」と
私から言って、場所を移動しました。
「え~??どうしよう~~?ボク、こういうの
なかなか決められないところがあるから…」とつぶやいています。
(グズグズ迷っているのを待っているのも、時間がもったいないので…)
「お母さん、別の用事を済ませてくるから、よく考えておいてね。
他の人の迷惑になることや、困ったことをしないように~してね~!」と言い残して
(よく考えると…全然、具体的な指示では、ありませんけれど…)
15分位して戻ってみると、キャラクターオモチャのコーナーで何やらいじっています。
周りを見渡すと…幼稚園か一年生くらいのお子様…ばかりです。
(そろそろ…卒業してほしいなぁと思いつつ)
次には、ゲームのデモ機のところに、張り付いています。
「ねぇ!ゲーム機、買って~~!!」コールが始まりましたので…
「それは、まだ~。お父さんに相談してね。」と逃げつつ
「カードは、どうすることにしたの~?」と聞くと
「今日は、やめておく。帰りに○○で、パックを買うことにする。」ということで
ようやく、後ろ髪を引かれつつ…その場を去ることができました。
そこからJRの乗り場までの間も、何やら気にかかるものを見かけると…
ついつい立ちどまって、寄り道をしてしまい…
私はというと、あえてドンドン先に行く姿勢を見せると…
人ごみの中を、kirikouがあわてて追いかけてくる…というパターンが幾度かありました。
kirikouが言うには「ボク…アンテナに、ついつい引っかかっちゃうから~タイヘンだよ~~」とのこと。
「へ~~!そうなんだ~?!アンテナの感度が、(最高)5くらいだとしたら
3くらいに下げると(下がると?)いいかもね~!!」などと
こちらも返して、JRの改札に向かいました。
kirikouとは、○○屋に寄るんだから
「お母さんの行きたいところにも付き合って~!」という約束をしていましたので
鎌倉駅からバスに乗って、鎌倉文学館まで向かいました。
昨年の夏休みは、「魔女の宅急便」の作者の角野栄子さんの企画展がありましたが
今年は、企画展 いま子どもたちに伝えたいことシリーズ2
ともだちってなんだろう? 中川ひろたかと「ともだち」展
が、9月24日まで、開かれています。
バス停を下りて、ひとしきり歩いていくと、海からの風が意外に涼しくって
じきに緑に囲まれた青い屋根のお屋敷が見えてきます。
入場券を買って、さらに石畳を進むと、古い洋館の玄関にたどり着きます。
そこから広がっている芝生のお庭越しに、鎌倉の海が眺められる…と思います。
くつを脱いでくつ箱に預けて…入ったすぐの2階には、
鎌倉にゆかりのある作家や文人(?)の方々の著書や原稿などが陳列してあります。
kirikouは、その部屋を、ほとんど素通りして
奥にある昭和10年代の鎌倉のジオラマが気になったらしく
上に身体をのしかかるようにして、アチコチに移動しながら一生懸命眺めていました。
ひとつだけ、kirikouの目に留まったのがアーノルド=ロベール作・絵の
「ふたりはともだち」の絵本でした。
それは、2年生の国語の教科書にあった「お手紙」という「かえるくんとがまくん」のお話の載っている本で
三木卓さん訳の色合いもしぶめの本でした。
それから、通路の反対側の展示室に、中川ひろたかさんとたくさんの絵本作家の方々との
ユニークなイラストやコメントが飾られています。
階段を下りた一階には展示室と図書コーナーがあって
絵本を読んだり、メッセージを書いたりできます。
そこで、係りのお兄さんから「おみくじをひけますよ~」と声をかけていただいて
大きなおみくじを引いて、絵本のなかの言葉が書かれた
「ともだちおみくじ」のしおりを、一枚ずつもらいました。
それから、椅子に腰掛けて気になる絵本を手にとって
それぞれ、静かに読み出しました。
kirikouは、まず中川さんのいぬのおはなしの絵本を(題名は…あとで、kirikouに聞いてみます。)
時おり、ケラケラと笑いながら…「お母さん…これ、おもしろいよ~」と私にも見せてくれたり
次に、字の多い…リザ・テツナー 著「黒い兄弟」という厚ぼったい上・下に分かれた本を開いて見ていると
「もしかして…コレって、あのお話かも…?」と、言い出しました。
「え~~?どれどれ~~?」と想って、私も目次や中身をめくってみると…
どうも、kirikouがケーブルテレビのアニメ劇場で観ていた「ロミオの空」の原作らしく…
読み進めるには、まだ根気がいるのか、次の本に移りました。
そんなこんなで、その後もそれぞれに、思うに任せて2~3冊をじっくり読み出しました。
中川さんは、いろいろな子どもの歌も作っていらっしゃるそうで
お願いしたところ、CDも流してくれました。
そんななかに、インストゥルメンタルで、私もどこかで聞いたことのあるメロディがかかって
kirikouに「これ何の曲だっけ~?」と聞いてみると
「はじめのいっぽ」という曲らしく、幼稚園か何かで、聞いたことがある曲らしかったです。
さて、私が先ほどの「ふたりはともだち」を読んでから
ケストナーの「飛ぶ教室」の前書きやあとがきを拾い読みしていると
「これ、オモシロかったよ~!」とkirikouが
ラッセル・E・エリクソン著「火曜日のごちそうはひきがえる」を、渡してくれました。
私も、「飛ぶ教室」を置いて、その本を途中まで読んでいる間に、4時30分くらいになって
「正門を閉めます。お帰りは裏門(?)からどうぞ」という放送が入りました。
今度はkirikouが、先ほどのアーノルド=ロベール作・絵の「ふたりはともだち」を
読んでいます。
「え~!こんなお話もあったんだ~!!
この水着の絵のところ、オモシロいよ~!!」と、また私にも見せてくれました。
kirikouと、3時間近くもゆったりとした、こんな時間を過ごすことになるとは
まったく思いもよらないことでした。
私たち以外には、親子連れらしきもう一組の方しか、その部屋には来ませんでしたので
帰りがけに、ボランティアをしていたお兄さんとお姉さんが
「もう一回おみくじをしてもいいですよ~!」と言ってくださって
kirikouにおみくじを渡したら…とうとう何かのスイッチが入ったかのように…
そのおみくじのハコを逆さにしたまま、そこらへんを走り出してしまい…
アラアラ、先ほどまでの落ち着いた雰囲気は、どこへ行ってしまったの~~!!
という感じになってしまいました。
隣の部屋まで、おみくじを拾いながら追いかけていって、
ていねいに、ゴメンナサイをして失礼しました。
(チョット内緒のお話なのに…書いてしまって…スミマセン。
後から気づいて…消すに消せなくなってしまい…)
ほんとうに、とっても素敵な企画展ですので
ぜひ!!夏休みにお子様とお出かけしてみてください!!
(調べてみたところ「絵本カフェ」が近くにあるそうです!
今度、また機会があったら「SONGBOOKCafe」にも行ってみたいです!!)
それから…妹の家までは、ゆっくり歩いても10分ほどです。
従姉は、夏休みもブラスバンドの練習があって、夕方過ぎに帰宅するので
手伝いに来ている実家の母と話したり、お夕飯を食べて
夜までゆっくり過ごして、家路につきました。
帰りの電車は、すっかり眠くなってしまいましたが・・・
おばあちゃんと「kirikouが新潟のおじいちゃんの作った枝豆やナスのお土産の荷物を持ってくれる」
という約束をして、しっかりおこづかいを頂戴して…
予定通り、帰りがけに○○に寄って、カードを買って帰りました。
(それから、家までの道のりを
約束どおりに、結構重たい荷物をちゃんと持ってくれました!!)
どうも、ゆっくりゆっくり書いてきましたので、まどろっこしくお感じかもしれません。
午前中に書き始めて…お昼ご飯をはさんで…(一日分を書くだけで、終わってしまい…)
もう午後の日ざしがつよく照り返してきました。
こんな風に書いていると…
「ほのぼのとした母と子」というイメージが浮かんでくるかもしれませんが…
それはトンデモナイ勘違いで、
普段のほとんどの時間は『ア~デモナイ…』『コ~デモナイ…』
『お母さんの言っていることばが聞こえているの~~!?』
『早くやってしまいなさいよ~~!!』
『分かっているよ~~!!』etc…という場面の連続がほとんどで…
たま~に、スムーズに意思の疎通が図れた!!
という奇跡的な場面を、書いたまで…デス。
10歳に近づいたkirikouとのやりとりは、なかなに手強くって
こちらも、ガックリとへこむことや
「何でそうなるの~!」というように、ストレスメーターが振り切れそうになりますが…
そんななかでも時おり、うれしいご褒美のようなひと時が訪れることがあると・・・
まぁ、もうひとがんばりしてみようかしらぁ~~!という気になるのかもしれません。
いよいよ、夏休みも折り返し地点にさしかかりましたね~!!
宿題の進み具合は、いかがでしょうか~~?
(どうも我が家では…いまのところ、勉強の担当は、お父さんのほうがいいらしく・・・
夫の夏休み中に…プリント類は、できるだけ終わらせてしまいたい…ところですが…)
高校野球も始まって・・・これからお盆休みという方も、いらっしゃることと思います。
ますます、残暑もきびしき折
皆様も、お身体にはお気をつけて、お過ごしください!!
追伸 8月のはじめ頃、ついに!!kirikouの稲に穂が出てきました!!
7月中の日照不足を心配していましたが
この一週間で、稲穂の数も増えてきました。
お日さまの偉大なる恵みを実感しつつ…
さてさて、この先の実りはいかがでしょうか?
ゆったりと…流れているのかどうかも定かではない様子で…
水色がすっきりと鮮やかな夏空に、浮かんでいます。
時おり、窓から風がそよいでくるのが心地よく…
この時間は、まだそれほど気温は上がっていないのかもしれませんね。
今週は、養成セミナーの翌日に
お寺で新盆を迎える方ばかりが集まって、お経を挙げていただきました。
ごく身内の者だけで集まりましたので、
お墓参りをして、近くでお昼ご飯を済ませてから
私とkirikouとふたりで、鎌倉にいる妹のお見舞いに出かけました。
(7月にある手術を無事済ませて、自宅でボチボチ…養生していました。)
横浜までの私鉄の中で、お決まりの「ヨコハマの○○屋に行って」
例の「○○王カードのナンタラカンタラを、お母さん買ってよ~~!!」と言うkirikouに
「自分のおこづかいで買ったら~~!!」と私が返して…
「え~!!いいじゃん!!パックひとつでいいから~~!!」などなど。
最近のkirikouは、いわゆる「猫なで声」やら「揉み手」さながらの交渉術を繰り出して
アレコレと、「おねだり攻勢」をかけてきます。
こちらも、そうは簡単に問屋はおろさない(?)態度で臨みますが・・・
平日の電車は、空いていることもあって
kirikouの声もだんだんボリュームがあがってきて…
周りの方々も、それとはなしに私たちの会話に耳を傾けている…ような気配を感じつつ…
すると、kirikouが恥ずかしそうな表情で、急に下をうつむきました。
アラ~?と想って、斜め前の反対座席のほうに目をやると…
外国から来たらしい身体の大きな方がふたり、kirikouのほうを見ながら
ニコニコと笑っています。
どうも、その方と目があってしまい、なんとも恥ずかしくなってしまったらしく…
私のほうは…とりあえず、その方々に「ニコニコ」をお返ししました。
話し合いのほうは、「分かったよ~!ボクのおこづかいで買うよ~!」ということに落ち着いて
そうこうするうちに、横浜駅に着きました。
いつの頃からか…「横浜駅⇒○○屋のオモチャ売り場」という図式が定着してしまい…
(急ぎの時などの例外は、ナントカなるとは思いますが…)
もうすぐ10歳と言うのに…いまのところ、なかなかパターン変更ができません。
売り場は、ちょうどお昼時ということもあって、比較的空いていました。
カード売り場の人に、kirikou本人から「○○カードのナントカデッキはありますか?」と訊いたところ
ひとしきり調べてから、どうも売り切れなのか
「今週の木曜日に入ると思います。おとり置きいたしましょうか?」とのこと。
さて、そうなると…いろいろと迷うこともあって、すぐには、お返事できません。
とりあえず「ここにいると邪魔になるから…少し考えます。」と
私から言って、場所を移動しました。
「え~??どうしよう~~?ボク、こういうの
なかなか決められないところがあるから…」とつぶやいています。
(グズグズ迷っているのを待っているのも、時間がもったいないので…)
「お母さん、別の用事を済ませてくるから、よく考えておいてね。
他の人の迷惑になることや、困ったことをしないように~してね~!」と言い残して
(よく考えると…全然、具体的な指示では、ありませんけれど…)
15分位して戻ってみると、キャラクターオモチャのコーナーで何やらいじっています。
周りを見渡すと…幼稚園か一年生くらいのお子様…ばかりです。
(そろそろ…卒業してほしいなぁと思いつつ)
次には、ゲームのデモ機のところに、張り付いています。
「ねぇ!ゲーム機、買って~~!!」コールが始まりましたので…
「それは、まだ~。お父さんに相談してね。」と逃げつつ
「カードは、どうすることにしたの~?」と聞くと
「今日は、やめておく。帰りに○○で、パックを買うことにする。」ということで
ようやく、後ろ髪を引かれつつ…その場を去ることができました。
そこからJRの乗り場までの間も、何やら気にかかるものを見かけると…
ついつい立ちどまって、寄り道をしてしまい…
私はというと、あえてドンドン先に行く姿勢を見せると…
人ごみの中を、kirikouがあわてて追いかけてくる…というパターンが幾度かありました。
kirikouが言うには「ボク…アンテナに、ついつい引っかかっちゃうから~タイヘンだよ~~」とのこと。
「へ~~!そうなんだ~?!アンテナの感度が、(最高)5くらいだとしたら
3くらいに下げると(下がると?)いいかもね~!!」などと
こちらも返して、JRの改札に向かいました。
kirikouとは、○○屋に寄るんだから
「お母さんの行きたいところにも付き合って~!」という約束をしていましたので
鎌倉駅からバスに乗って、鎌倉文学館まで向かいました。
昨年の夏休みは、「魔女の宅急便」の作者の角野栄子さんの企画展がありましたが
今年は、企画展 いま子どもたちに伝えたいことシリーズ2
ともだちってなんだろう? 中川ひろたかと「ともだち」展
が、9月24日まで、開かれています。
バス停を下りて、ひとしきり歩いていくと、海からの風が意外に涼しくって
じきに緑に囲まれた青い屋根のお屋敷が見えてきます。
入場券を買って、さらに石畳を進むと、古い洋館の玄関にたどり着きます。
そこから広がっている芝生のお庭越しに、鎌倉の海が眺められる…と思います。
くつを脱いでくつ箱に預けて…入ったすぐの2階には、
鎌倉にゆかりのある作家や文人(?)の方々の著書や原稿などが陳列してあります。
kirikouは、その部屋を、ほとんど素通りして
奥にある昭和10年代の鎌倉のジオラマが気になったらしく
上に身体をのしかかるようにして、アチコチに移動しながら一生懸命眺めていました。
ひとつだけ、kirikouの目に留まったのがアーノルド=ロベール作・絵の
「ふたりはともだち」の絵本でした。
それは、2年生の国語の教科書にあった「お手紙」という「かえるくんとがまくん」のお話の載っている本で
三木卓さん訳の色合いもしぶめの本でした。
それから、通路の反対側の展示室に、中川ひろたかさんとたくさんの絵本作家の方々との
ユニークなイラストやコメントが飾られています。
階段を下りた一階には展示室と図書コーナーがあって
絵本を読んだり、メッセージを書いたりできます。
そこで、係りのお兄さんから「おみくじをひけますよ~」と声をかけていただいて
大きなおみくじを引いて、絵本のなかの言葉が書かれた
「ともだちおみくじ」のしおりを、一枚ずつもらいました。
それから、椅子に腰掛けて気になる絵本を手にとって
それぞれ、静かに読み出しました。
kirikouは、まず中川さんのいぬのおはなしの絵本を(題名は…あとで、kirikouに聞いてみます。)
時おり、ケラケラと笑いながら…「お母さん…これ、おもしろいよ~」と私にも見せてくれたり
次に、字の多い…リザ・テツナー 著「黒い兄弟」という厚ぼったい上・下に分かれた本を開いて見ていると
「もしかして…コレって、あのお話かも…?」と、言い出しました。
「え~~?どれどれ~~?」と想って、私も目次や中身をめくってみると…
どうも、kirikouがケーブルテレビのアニメ劇場で観ていた「ロミオの空」の原作らしく…
読み進めるには、まだ根気がいるのか、次の本に移りました。
そんなこんなで、その後もそれぞれに、思うに任せて2~3冊をじっくり読み出しました。
中川さんは、いろいろな子どもの歌も作っていらっしゃるそうで
お願いしたところ、CDも流してくれました。
そんななかに、インストゥルメンタルで、私もどこかで聞いたことのあるメロディがかかって
kirikouに「これ何の曲だっけ~?」と聞いてみると
「はじめのいっぽ」という曲らしく、幼稚園か何かで、聞いたことがある曲らしかったです。
さて、私が先ほどの「ふたりはともだち」を読んでから
ケストナーの「飛ぶ教室」の前書きやあとがきを拾い読みしていると
「これ、オモシロかったよ~!」とkirikouが
ラッセル・E・エリクソン著「火曜日のごちそうはひきがえる」を、渡してくれました。
私も、「飛ぶ教室」を置いて、その本を途中まで読んでいる間に、4時30分くらいになって
「正門を閉めます。お帰りは裏門(?)からどうぞ」という放送が入りました。
今度はkirikouが、先ほどのアーノルド=ロベール作・絵の「ふたりはともだち」を
読んでいます。
「え~!こんなお話もあったんだ~!!
この水着の絵のところ、オモシロいよ~!!」と、また私にも見せてくれました。
kirikouと、3時間近くもゆったりとした、こんな時間を過ごすことになるとは
まったく思いもよらないことでした。
私たち以外には、親子連れらしきもう一組の方しか、その部屋には来ませんでしたので
帰りがけに、ボランティアをしていたお兄さんとお姉さんが
「もう一回おみくじをしてもいいですよ~!」と言ってくださって
kirikouにおみくじを渡したら…とうとう何かのスイッチが入ったかのように…
そのおみくじのハコを逆さにしたまま、そこらへんを走り出してしまい…
アラアラ、先ほどまでの落ち着いた雰囲気は、どこへ行ってしまったの~~!!
という感じになってしまいました。
隣の部屋まで、おみくじを拾いながら追いかけていって、
ていねいに、ゴメンナサイをして失礼しました。
(チョット内緒のお話なのに…書いてしまって…スミマセン。
後から気づいて…消すに消せなくなってしまい…)
ほんとうに、とっても素敵な企画展ですので
ぜひ!!夏休みにお子様とお出かけしてみてください!!
(調べてみたところ「絵本カフェ」が近くにあるそうです!
今度、また機会があったら「SONGBOOKCafe」にも行ってみたいです!!)
それから…妹の家までは、ゆっくり歩いても10分ほどです。
従姉は、夏休みもブラスバンドの練習があって、夕方過ぎに帰宅するので
手伝いに来ている実家の母と話したり、お夕飯を食べて
夜までゆっくり過ごして、家路につきました。
帰りの電車は、すっかり眠くなってしまいましたが・・・
おばあちゃんと「kirikouが新潟のおじいちゃんの作った枝豆やナスのお土産の荷物を持ってくれる」
という約束をして、しっかりおこづかいを頂戴して…
予定通り、帰りがけに○○に寄って、カードを買って帰りました。
(それから、家までの道のりを
約束どおりに、結構重たい荷物をちゃんと持ってくれました!!)
どうも、ゆっくりゆっくり書いてきましたので、まどろっこしくお感じかもしれません。
午前中に書き始めて…お昼ご飯をはさんで…(一日分を書くだけで、終わってしまい…)
もう午後の日ざしがつよく照り返してきました。
こんな風に書いていると…
「ほのぼのとした母と子」というイメージが浮かんでくるかもしれませんが…
それはトンデモナイ勘違いで、
普段のほとんどの時間は『ア~デモナイ…』『コ~デモナイ…』
『お母さんの言っていることばが聞こえているの~~!?』
『早くやってしまいなさいよ~~!!』
『分かっているよ~~!!』etc…という場面の連続がほとんどで…
たま~に、スムーズに意思の疎通が図れた!!
という奇跡的な場面を、書いたまで…デス。
10歳に近づいたkirikouとのやりとりは、なかなに手強くって
こちらも、ガックリとへこむことや
「何でそうなるの~!」というように、ストレスメーターが振り切れそうになりますが…
そんななかでも時おり、うれしいご褒美のようなひと時が訪れることがあると・・・
まぁ、もうひとがんばりしてみようかしらぁ~~!という気になるのかもしれません。
いよいよ、夏休みも折り返し地点にさしかかりましたね~!!
宿題の進み具合は、いかがでしょうか~~?
(どうも我が家では…いまのところ、勉強の担当は、お父さんのほうがいいらしく・・・
夫の夏休み中に…プリント類は、できるだけ終わらせてしまいたい…ところですが…)
高校野球も始まって・・・これからお盆休みという方も、いらっしゃることと思います。
ますます、残暑もきびしき折
皆様も、お身体にはお気をつけて、お過ごしください!!
追伸 8月のはじめ頃、ついに!!kirikouの稲に穂が出てきました!!
7月中の日照不足を心配していましたが
この一週間で、稲穂の数も増えてきました。
お日さまの偉大なる恵みを実感しつつ…
さてさて、この先の実りはいかがでしょうか?
エリクソン・・・にドキッとしましたが、別分野の方でしょうか^^;
エリク・H・エリクソンの本もも中井久夫と同様に読み倒していました~(*^_^*)
我が家はダンナがお盆休み突入で、なんだか落ち着きません。
私も、よく知らなくって・・・スミマセン。
「ひきがえるとんだ大冒険シリーズ」として、いろいろ出ているようですね~
エリクソン・・・というと、私にとっては原典にはあたっていませんけれど、
佐々木正美先生のお話が浮かびます。
来週・・・東京女子医大の心理学教室でお話があるそうで・・・
一応申し込んであるので、今からとても楽しみにしています。
ところで・・・我が家は、今日まで夫がお休みです・・・
良いこともあり・・・いろいろと想うところあり・・・ですね・・・
kirikouにとっては、今はお父さんに一目も二目も(?)置いているようなので
それはそれで、とても良いことかもしれません。
母親に対しては・・・複雑な感情があるのかもしれませんけれど・・・
今のところお互いに、なかなかスッキリとは整理できないものかもしれません・・・
(まぁ、基本的に男の子のことは私にとっては大きなナゾだらけ~~デス。)
我が家はご存知のような「鬼軍曹母」による「軍隊生活」のはずか、私の実母の入院や、親の会、仕事量のアップ、校長先生とのセミナー等々で容量オーバー・・。
ついに留守番をふくめ「放任」「無法地帯」となってます。
もっとじっくりとりくまなまければいけないのでしょうが・・・。
お出かけは昨日の「横浜サッカー対決」「週末の関西家族旅行」などメインイベントは作りましたが、あとのキャンプ宿泊やお出かけは「塾」関連や「双子単独行動」で行っています。
思ったよりも長男主体に状況判断も単独のときはできていて、
自立の一歩と思って、大きなまなざしで見守る(というかいちいちチェックできない)予定です(笑)。
特別支援教育関連も本当は「勉強」をじっくりするつもりでしたが、自分を子供を通じて学校、外部機関を含め「関係者」の連携をとる部分での動きが大きく、その部分のコーディネートに奔走する毎日です。
そうそう、思うところがあって「にじの会」にも入りました。
「教育」「専門」分野での支援が先行していますが、「社会学」としての「支援」を一番大きな器にしたいなと思っています。
親の会は「行政」にもつながる大切な団体です。
東京のほうでも、企画・実行すべき大きなプログラムが出てきたので、いくつも入るのは自分で「首」絞めていることなんですが・・。
とりあえず、私自信がお役に立てる部分があれば、そこでがんばっていきたいなと思っています。
お母様の具合は、いかがですか~?
自分の身の回りのことも、その年齢ごとにいろいろとありますもの・・・
私も・・・動くとしたら・・・今のうちかもしれない・・・
という気持ちがどこかにあるので・・・
できるときに、と想って
ついついアレコレと手を広げることになりますよね~~!
できることや、周りの状況も・・・意外に、その都度どこかで調整しながら
ナントカなっていくような・・・(ノンキと言われればそれまでですが)
そんな気がしています。
私も、当事者や家族としての目線を「前向きに、かつ積極的に」
それも、被害者意識ではなくって、いろいろなことをつなげていく
原動力にしていけたらいいなぁ・・・なんて想っています。
できることは、ささやかでも・・・何かやっているほうが、元気になれる気がしますし・・・
(子どもたちのことは、ある意味で前向きですけれど・・・
自分も含めて、親世代のことを考えると・・・
いろいろありますし・・・そのことも、時おり考えることがあります・・・)
子どもも親も、それぞれに充実した夏にしたいですね~~!!
kirikou君は立派に成長していらっしゃいます。この文章そのものが、絵本を読んでいるかのようで楽しくてなりません。
子供は天才であるのでしょう。kirikou君には驚かされることばかりです。純真無垢な御仏さまのような子なのでしょう。
暑い盛りですが、今週の末には幾分か涼しくなるような予報です。暑さに負けず、kirikou君ともども頑張りましょう!
子どもって・・・ほんとうにオモシロくって・・・
何をするのやら・・・思いがけないことを、もたらしてくれる・・・
モノかもしれません。
私たち夫婦は・・・そんな縁を得て、kirikouを育てているわけで・・・
いつの頃からか・・・(そう感じるのは、私だけかもしれませんが)
かぐや姫のように・・・どこかで預かりもの・・・かもしれないなぁ・・・
って想うことがあります。
なかなか扱いにくい・・・ところは多々ありますが
それでも、いろんなことを、経験させてもらってます!!
(「もしも・・・子どものいない生活だったら・・・」と想像することもあって
ほんとうに人生って、不可思議な・・・モノです・・・
お盆を過ぎると・・・この暑さも、少しずつしのぎやすくなるといいですね~!
お身体にはお気をつけて・・・お過ごしくださいね~~!