今日の「子育て支援者養成講座」の講師の先生は
「NPO法人 中学・高校生の日本語支援を考える会」の樋口真紀子先生でした。
神奈川県の外国人登録者数は、全国で4番目とのこと。
H20年
文科省の調査によると、日本語指導が必要な外国人児童生徒数は
愛知県、静岡県に次いで神奈川県、東京都、大阪府と続きます。
労働や難民、国際結婚などの理由がありますが
親御さんが日本語を話せないことから生じる課題や
子ども自身の日本語の習得や生活言語および学習言語における困難などの課題が
大きいそうです。
① 保育園などでの課題 ②中学校での国際教室での取り組み、
③ ボランティアによる学習支援教室の取り組み
④ 子どもが親への通訳になってしまい、親を尊敬できなくなってしまうケース
⑤ 学校からのドロップアウトによる不就学の問題についての
5つの映像資料をもとに、6グループに分かれて
「何が問題か?」「どんな解決策が考えられるか?」について、
皆さんでお話し合いをして、発表をしました。
① 学校での日本語指導の支援や学習支援、
子ども自身のメンタル面や友だちとの関係のサポート
② 日本語の話せない保護者への支援の必要性→
学校からの丁寧な連絡やコミュニケーションの工夫や配慮
地域において、それぞれの文化や習慣についてお互いに理解したり
交流する場を設けたり
困った時に声をかけたり相談できるような関係を、積極的に作っていく。
(日本人の私たちが、より積極的に働きかけられたら…良いんですけれど。)
③ 学校や地域行政をつなぐ「コーディネーター」やシステムの必要性
④ これからの『多文化共生社会の人的資源』となる子どもたちとして
多様な価値観を受け入れて、多言語多文化を理解できる人材を育てる上でも
しっかりとした支援をしていくことが大切になってくると想われます。
日本の中での当たり前を、改めて見直して、より良い方向性を見出していく上でも
大切な視点になると想いました。
いろいろな現場で子どもに関わっていらっしゃる皆さんのご経験やご意見を
交えたディスカッションも、とても勉強になりました。
来週から2回続けて「発達障害について」のお話を伺う予定です。
(2回目は「はじめのい~っぽ!」の集まりと重なって、残念ながら欠席です。)
サテ…そのあとで、知人のお誘いを受けて、区の福祉協議会で行われた
旭区遺族会主催の映画観賞会で「母べぇ」を観てまいりました。
ただただ「戦争は、いやだ!」と想うと同時に
「戦争をすることに、進んでいってしまう…力」のようなモノの在り処を
知りたいなぁと想いました。
ひと一人の小さな力では、どうすることもできないモノなのか?
もしも、その場面に立たされた時に、何かできることがあるのだろうか?
と想うと、答えは簡単には見つかりそうにありませんけれど…
映画としての、観方や感じ方も
その人それぞれのままであることも、きっと大切なんでしょうね。
何かしら、目には見えない重荷を肩に背負ったような重苦しさを感じつつ
家に帰ってまいりました。
そんな気持ちを、いつかkirikouと一緒に話す機会を持てますように!
「NPO法人 中学・高校生の日本語支援を考える会」の樋口真紀子先生でした。
神奈川県の外国人登録者数は、全国で4番目とのこと。
H20年
文科省の調査によると、日本語指導が必要な外国人児童生徒数は
愛知県、静岡県に次いで神奈川県、東京都、大阪府と続きます。
労働や難民、国際結婚などの理由がありますが
親御さんが日本語を話せないことから生じる課題や
子ども自身の日本語の習得や生活言語および学習言語における困難などの課題が
大きいそうです。
① 保育園などでの課題 ②中学校での国際教室での取り組み、
③ ボランティアによる学習支援教室の取り組み
④ 子どもが親への通訳になってしまい、親を尊敬できなくなってしまうケース
⑤ 学校からのドロップアウトによる不就学の問題についての
5つの映像資料をもとに、6グループに分かれて
「何が問題か?」「どんな解決策が考えられるか?」について、
皆さんでお話し合いをして、発表をしました。
① 学校での日本語指導の支援や学習支援、
子ども自身のメンタル面や友だちとの関係のサポート
② 日本語の話せない保護者への支援の必要性→
学校からの丁寧な連絡やコミュニケーションの工夫や配慮
地域において、それぞれの文化や習慣についてお互いに理解したり
交流する場を設けたり
困った時に声をかけたり相談できるような関係を、積極的に作っていく。
(日本人の私たちが、より積極的に働きかけられたら…良いんですけれど。)
③ 学校や地域行政をつなぐ「コーディネーター」やシステムの必要性
④ これからの『多文化共生社会の人的資源』となる子どもたちとして
多様な価値観を受け入れて、多言語多文化を理解できる人材を育てる上でも
しっかりとした支援をしていくことが大切になってくると想われます。
日本の中での当たり前を、改めて見直して、より良い方向性を見出していく上でも
大切な視点になると想いました。
いろいろな現場で子どもに関わっていらっしゃる皆さんのご経験やご意見を
交えたディスカッションも、とても勉強になりました。
来週から2回続けて「発達障害について」のお話を伺う予定です。
(2回目は「はじめのい~っぽ!」の集まりと重なって、残念ながら欠席です。)
サテ…そのあとで、知人のお誘いを受けて、区の福祉協議会で行われた
旭区遺族会主催の映画観賞会で「母べぇ」を観てまいりました。
ただただ「戦争は、いやだ!」と想うと同時に
「戦争をすることに、進んでいってしまう…力」のようなモノの在り処を
知りたいなぁと想いました。
ひと一人の小さな力では、どうすることもできないモノなのか?
もしも、その場面に立たされた時に、何かできることがあるのだろうか?
と想うと、答えは簡単には見つかりそうにありませんけれど…
映画としての、観方や感じ方も
その人それぞれのままであることも、きっと大切なんでしょうね。
何かしら、目には見えない重荷を肩に背負ったような重苦しさを感じつつ
家に帰ってまいりました。
そんな気持ちを、いつかkirikouと一緒に話す機会を持てますように!