朝のドラマ「カーネーション」で、すっかりご高齢になった糸子さんを観ながら
先日、傾聴ボランティアのお仲間とお会いして
みなさんと、あれこれお話したことを想い出しました。
出会ったきっかけは、もう7年前でしたでしょうか
(その前年の秋に、夫の父を在宅療養を経て見送って・・・)
区の社回福祉協議会主宰の傾聴ボランティアの養成講座を受講しました。
みなさん、他にも色々と活動もなさっていたりするので
「傾聴」関係はぼちぼちだったり、休止中だったりしますけれど
その時のお仲間で、数カ月に一回、聴き合う集まりを開いています。
(小さな集まりですから、私と同年代の方がおひとりと
70代の方がおふたりです。)
この七年の間に、お母さまを見送ったり、ご主人を亡くされたり
色々なことを経験されていることと
70代に入って、色々なことを感じたり考えるようになったそうで
そんな、人生の大先輩のお話をお聴きするのも
とても、勉強になりますね。
「お話を聴く」ということについては、まだまだ修行中で
ある程度余裕を持って「聴くことに専念できる時」と
違う場面などで
ついつい「私のなかで言いたいことが湧きあがってしまうこと」があると
ちょっと、タイミングがずれてしまったり、言葉を挟んでしまったり
「待つこと」のむずかしさを感じることも多々あります。
普段の生活のなかの、たった一度きりの、通りすがりの方との交流でも
「お話をお聴きする」という気持ちを、どこかに持って
すこしでも、意識できたらいいなぁと感じています。