Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

「いま、会いにゆきます」

2006-04-30 15:13:53 | Weblog
なぜか、私も kirikou も、この映画が好きです。

(kirikou に聞いても好きとは、自分からは言わないかもしれませんが
 とても、気になって、心が動かされる映画のようです。) 


とても流行ったころは、すぐに見ようとは思いませんでしたが
レンタル半額のときに、私が借りてきて家族で一緒に見ました。

タイトルだけしか知らずに、何の予備知識もなかったので
主人公の巧のことが少しずつわかるうちに

おやおや…これは…どうなることか?と
kirikouの様子を横目で見てみました。


どのシーンだったのか、たぶん高校生の巧の回想だったか
大学を辞める頃のシーンだったか、はっきりとは思い出せませんが

kirikou は、巧の生きることの不器用さや人との付き合いの苦手さを
直感的に自分に通じるものとして感じたように私には思えました。

そのことは私自身も同様で、巧や澪や佑司それぞれの
どこかに自分を照らし合わせ、映し出しながら映画を観ていました。


私は、その後に小説も読みましたし
最近TVで放送された映画を、kirikouもまた見たいと自分から言って
一緒に見ました。


ある意味では、私たちに共通することのあるお話なので
こんなにも共感できるのだろうと思いました。

けれど、多くの方が、本や映画に感動された訳は何だったのでしょうか?


何かしらの生きにくさや、苦手を持ちながら
でも、自分たちのささやかな生活を、懸命に営む姿に
なぜたくさんの方が、心揺さぶられたのでしょうか…?


もしかすると、多くの方々もそれぞれにいろいろな事情を抱え
いろいろな状況の中で、傷ついたり自信をなくしたりしていらっしゃるのでしょうか…?


そんなことが、ふと気にかかりました。


さて、この映画を観ながら、高校大学のころの自分を思い出して
どこか心疼くものもありますが

ここでお話しするのは、とても恥ずかしくて

どこか穴を掘って、大きな声で叫んでから、また地中深くにしまっておきます。


皆さまにも、そんな青春の思い出が、いくつかありますか…?



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4 コメント

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必要だったものたち・・・ (風待人)
2006-05-01 00:39:30
hama-wind さん



そうですね・・・



そんな過去のいろいろなものたちが、今の自分を形作っているんでしょうね・・・



ウチは結婚して20年ですが

高校の頃からのお付き合いの方は、30年位になるんでしょうか?



いぶし銀のような夫婦の呼吸とは、いかがなものでしょうか?



お互いに、空気のような存在になれたらいいのでしょうが・・・



まだまだ、なかなか・・・です。



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おおきな穴 (hama-wind)
2006-04-30 22:45:02
こんばんは~!どこか穴を掘って叫びたい思い出…もちろん僕にもありますよ!っていうより、たくさんありすぎてどれだけ大きな穴を掘ったらいいかわからないくらい(汗)。でもどれもが、僕にとって必要だったもの…今はそう思っています。きっと人生には“いらないこと”なんて何もないんですね?

肩の力を抜く練習…いいですね~!
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あたたかいエールをありがとうございます! (風待人)
2006-04-30 21:43:11
くじらぐも さま



こちらこそ、コメントありがとうございます。



(自分で言うのもなんですが)

“生真面目だけど抜けてるところはカナリの大穴”で



本人は、いたって真剣ですが

申し訳ないくらいのオオボケしてます・・・



ついでにいま、肩の力を抜く練習をしていますので



よかったら、またおいでください!

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はじめまして~♪ (くじらぐも)
2006-04-30 20:49:38
今日は、くじらぐもの森へお越しいただきありがとうございました。

風待人さんは、母兼、主婦兼、大学生でいらっしゃる!がんばりやさんの風待人にエールを送りたいです



風待人さ~ん!がんばれ~~~
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