Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

緑が映える・・・

2008-05-25 08:47:15 | 表現すること
雨の日曜日。

しっとりと水分を含んだ銀杏の葉っぱが、目に鮮やかな緑色を映しています。

ふと目をやると、ブロック塀の上に
白っぽい薄緑に色づいてきたアジサイの花の球体が、顔を覗かせています。



おかげさまで、昨日無事にスポーツフェスティバルが行われました。

転校したIくんが、遊びに来てくれて
kirikouたち元のクラスメートも大喜びの様子でした。

kirikouもスポフェスの後片づけを終えて帰るなり
「友だちと遊ぶよ」と言って、元気に家を飛び出していきました。

今のkirikouにとっての大切なことは、

きっとイロイロな「友だちとのやりとり」や
「学校という大きな集団」や家族の中での「人との関わり」や

ほんとうに様々な経験をすることなのかもしれませんね。


さて、かくいう私自身もイロイロな方とお話しすることが楽しくって仕方がなく
この歳になっても「知りたいこと、わからないこと」が山ほどありすぎて

限られた時間と様々な制約を考慮して、アレコレと優先順位に悩みつつも

もう少しの間できるところから、一歩ずつ
「焦らず、無理せず、マイペース」でやっていきたいなぁと想っております。


さて…

お話が書きかけだったり、そのお話をするためには
こんなこともあんなんことも、お話したいし…なんて考えていると

どうもお話の筋道が、こんがらかってしまって
お聴きいただく方には、
「まったく訳がわからんぞ~」とお叱りを受けてしまいそうだなぁと想ってはおりますが

それを「整理するためのプロセスを、そのまんま公開してしまおう」
という無謀かつ畏れ多いことに、トライしているつもりですので

どこへ行くともしれない大海原への航海で、船酔いしてしまいそうな方には
無理してお付き合いいただくのも、申し訳ありません。

いつものように「お気に召すまま、ご自由に~!」
お付き合いいただけましたら幸いです。


いよいよ先週の日曜日にお話を伺ってまいりました
「NPO法人宇宙船地球号」のご紹介をいたします。
星槎大学のスクーリングで、お話を伺った野口佳子先生のブログで
山本敏晴さんの活動を知りました。

かいつまんで、これまで書いた記事をピックアップしておきますので
よろしかったら、参考になさってください。

  2006.6.30「宇宙船地球号」山本敏晴さんのお話
  2006.7.7 「宇宙船地球号」山本敏晴さんのお話 Part2
  2006.8.13.「続報「宇宙船地球号」山本敏晴さんのお話
  2007.7.10「クルクル動く こまねずみ・・・Part2」
  2007.7.11「クルクル動く こまねずみ・・・Part3」

今回で、私が山本敏晴さんのお話を伺うのは3回目です。

いよいよ「ツバル」に行って、「お絵かきプロジェクト」をなさって
その映画や写真集が完成して、上映会もありました。

対象が、医学を志す若い方々ということもあったので
私自身も大きな期待を持って、参加させていただきました。

これまでの海外での活動のお話を熱く語られ
解説を交えながら、実際にツバルを訪れて観ていらした課題や現状などについて
詳しくお話してくださいました。

そのお話や映画を通じて、私の中に浮かび上がってきたのは

その土地に暮らす人々の「生き方、考え方」「風土や歴史、宗教観」などなど

それらをきちんと知った上で、その国の外側に住んでいる

「どこかしら違う価値観をもちながら、
けれど同じ地球に住んでいる人としての私にできることは、何なのだろうか?」

「出来ることが、一体何かあるのだろうか?」という問いでしょうか?

早急に答を出そうとせず、それでもなお「できることを探す」ことが大切なんだろう
と、今は、想っております。


関心のある方は、是非映画「ツバル 大切なものに導かれて」をご覧ください。

写真(絵本)集「地球温暖化、しずみゆく楽園 ツバル ~あなたのたいせつなものはなんですか?~」

も、お子様と一緒にご覧いただいて話し合うきっかけになれば良いなぁと思います。


皆様がご覧いただく前に、私が何か申し上げるのは差し控えますが…

ツバルの人の笑顔が、妙に懐かしく
遠くにあるように思えるツバルと日本とが

『同じ地球上にあって、つながっているんだ』ということを、
kirikouと一緒に考えたいなぁ、と強く想いました。


(そうそう、もうひとつ「ブータン」のGNHという言葉もアタマをよぎりましたっけ。

ご参考までに『GNHとは? ~Gross National Happiness 国民総幸福量~』とのこと。)

山本さんにも感想を申し上げましたが

ラスト近くで「日本の子どもたちが、ツバルのことを考える」シーンがあって

私自身は「そこをつなげたところが、とっても大切で良かった。」と想います。

その部分は、賛否両論意見が分かれたところとのこと。

皆様は、どのようにお感じになったか
是非、ご感想などうかがってみたいです。

どうぞ、よろしくお願いいたします!


そういえば、いただいた資料に、「宇宙船地球号」の言葉のもとになる

バックミンスター・フラーとその著書『宇宙船地球号操縦マニュアル』のお話がありました。

この方の言葉も、とても興味深く
ぜひ、この本も読んでみたいと想いました。


それから、たまたま会場にいらしていた小川康さんは

日本で薬剤師をなさっていましたが、現在「チベット医学」を修められたとのこと。

昨日も講演会があったそうですが、私は伺えませんでした。

今度機会がありましたら、是非お話を伺ってみたいと想っております。

そして、いつか…もしもチベットを訪れることがあるようでしたら
ぜひ、お声をかけてみたいなぁと想っております。

(ご参考までに、小川 康の『ヒマラヤの宝探し ~チベットの高山植物と薬草たち~』)

同じく『第5回「ツェドゥム」風との出会い』のお話が、素敵です。)


こんなふうに、いろいろな偶然の出会いが重なって

それがまたひとつのきっかけとなって

イロイロな世界への扉が開くことがあるんですね!!



それぞれの方々が、その持ち味を生かして信ずるところを求めていく…

それぞれが、美しいハーモニーを奏でるさまを想いうかべつつ


皆様も、素敵な出会いの訪れるような、良き一日をお過ごしくださいね~!!


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2 コメント

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Unknown (RAM)
2008-05-25 23:04:49
>宇宙船地球号
娘が単位制の昼間定時制高校に在学していた頃、学校で講演をされました^^

娘が入学した頃は保護者も拝聴できましたが、生徒数が激増してからは講演を聴けないままでした(T_T)
最近は、立ち見でよければ講演を聴けるようです。
子ども4号が同じ学校に入ったので、またチャンスがあるかな?
返信する
きっと素敵な学校なんでしょうね! (風待人)
2008-05-26 06:53:22
RAMさま

そうでいらしたんですか?

山本さんのお話は、とてもエネルギッシュで
お話したいことがあふれ出てくる・・・感じデス。

最近、気がついたんですけれど
私が気になる人って、タイプはいろいろですが
どこか共通するものをもっていらっしゃるような・・・

それを、言葉にしてしまうのは差し控えますが
RAMさまには、お分かりいただけるでしょうか?

ところで、今ダーウィンの自伝を読んでおりますが

とても興味深い人物だったようです。

そんなお話も少しずつしてみたいと想っております。
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