Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

『絵本作家・はたこうしろうさんと等身大の自分を描こう』に参加しました♪

2014-12-08 09:47:50 | 表現すること


『絵本作家・はたこうしろうさんと等身大の自分を描こう』

「ボクのかたち、わたしの色!」

~大きな紙に自分も知らない自分の絵を描くワークショップ~が


川崎市有馬・野川生涯学習支援施設 アリーノにて、昨日開催されました。


      



絵本つながりの友人が


「ふたこぶらくだのおはなし会」の代表をしていらっしゃる関係で


こどもたちの楽しいワークショップに、

私もお手伝いで参加することができました。



開催内容は・・・(サイトより引用)


「こどもたちが、自由な発想で世の中を見ることが出来れば

思いもよらなかった新しい世界を作り出していってくれるかもしれない。」

   (はたこうしろう氏HPより)

本講座では、人気絵本作家・はたこうしろうさんをお迎えし、

言葉などにとらわれない自由な感覚を体験していただきます!!

 大きな紙の上に、 自分の型紙を取って、 自由に絵を描きます。 (引用ここまで)



  
先日、茅野で開かれた「大人向けのライブペインティング」も


絵本作家のはたこうしろうさんが、絵を描かれる姿を


間近で観て、感じられる貴重な体験でしたが



今回は、約40名の子どもたち・・・


それも、1歳代から小学生までの


エネルギーにあふれた大勢の子どもたちを前に


はたさんの導入部の楽しい声かけから始まり


実際の絵を描きながら、生き生きとモデルを提示して


こどもたちを自由な表現活動へいざなっていくプロセスを


ほんとうに、私たち大人もワクワクしながら見せていただきました。



ほんの一部ですが、写真を撮りましたので、ご紹介しますね。  

 

     



200平方メートルある集会室に、ビニールシートを敷きつめて


1m×1.5mの白い模造紙を


こどもの人数分並べた様子は、なかなか壮観です。




今回、はたさんからのボランティアスタッフ活動のキーワードは


とにかく「こどもたちの表現を『ほめて』ください!」とのこと。



色々な「しばりや制約や抑制」から、子どもたちを解き放って


とにかく、自由に伸び伸びと表現できるようにすること・・・


が大切なポイントだそうです。



    


こどもたちが、親御さんと一緒に


ちょっと、緊張した面持で三々五々集まりはじめ


2時スタートで、はたさんからのご紹介と


まずはパネルを使った導入のお話がありました。



一番印象に残ったのが「目のなかに耳がある」という言葉で


こどもたちに、絵を見せながら、


「どんな音が聴こえるかなぁ」と問いかけてゆくなかで


子どもたちからの、自由な発声を促しておいででした。



それから実際に、はたさん自身がモデルになって


B10 の鉛筆で、スッタフさんが楽しそうに型を取った紙の上で・・・



色々な色をつかって、子どもたちに語りかけながら


筆だけでなく、手や足まで使って


それはもう、自由に絵を描いていらっしゃいました。




こどもたちも、時には声を出して、はたさんと掛け合いをしながら


どんどん、前に身を乗り出して、


はたさんの絵に食い入るように見入っていました。



    


    


    


こどもたちも、すっかり、はたさんの姿に触発されて・・・



いよいよ自分たちの白い紙の上に、思い思いのポーズで寝転がって


スタッフさんに、鉛筆でシルエットを描いてもらうのを待っていました。



それから、みんな、ほんとうにそれぞれ


想いのままに色を混ぜながら、絵の具を筆にとって


描きはじめました。



下書きのなかをきれいに埋めていく子や


まったく関係のないところから描きだす子・・・



すこしずつ、ちょっとためらいながら、紙に色を落とす子や


ダイナミックに思い切りよく筆を運んでいる子・・・


顔に絵の具を塗ったり・・・やりたい放題のお子さんもいます。



バケツに汲んだ水を運んだり、雑巾を渡したりしながら


「この色、とてもきれいだね~」


「面白いカタチだね~」


「おぉぉ~~すごいね~」などと、機会を見つけて


こどもたちに声をかけていきます。



見守っている親御さんにも


「絵を描くのがお好きそうですね~」とか


「夢中になって描いてますね~」などなど



特に集中しているお子さんには


私たちが「観ているよ~」という視線を向けたり


絵を覗きこんだり、声をかけると、うれしそうな顔を見せてくれました。



1歳過ぎくらいのお子さんも、ちいさな手に絵の具をつけて


紙に描くのが、気に入ったのでしょうか


「すごいでしょ~」みたいな、楽しそうな表情を返してくれました。



なかには、たくさんのヒトのなかで不安げな表情だったお子さんもいましたが


途中から、筆に色々な色をつけて、夢中になって筆を走らせていました。



どのお子さんも、色やカタチで表現することを


身体全身でエネルギッシュに楽しんでいる様子が伝わってきて


一緒にいる私も、なにやらワクワクして


元気を、たくさんもらったように感じました。



(私は、途中から、サポート役に夢中になってしまい

 こどもたちの制作途中や完成した絵の写真を撮り忘れてしまいました。)



描くのが早い子には、もう一枚紙を配りながら


絵が乾くのを待って、約2時間のワークショップも


無事終了しました。




今回は、日吉にある「こどもの本のみせともだち」さんの出張販売と


はたこうしろうさんのサイン会も開かれました。



     



おまけ・・・


(横浜に住んでいて、ごくごく近いお隣の川崎市の施設で


 あまり馴染みがありませんでしたが)



会場のアリーノは、生涯学習支援施設ということで


数々の講座やイベントの開催もあり


14000冊の蔵書のある市立図書館の施設と学習室や会議室もある


複合施設を見せていただくことができました。



おまけその2


(小さな声で申し上げますけれど・・・


 はたさんともうお一人・・・


 とっても素敵な絵本作家さんとお話することができて


 記憶に残る、楽しいワークショップ参加になりました。)



 また、絵本のお仲間と一緒の参加でしたが、子ども関係に携わっている方だったり


 「地域での活動」をしているという共通点があることで


 初めてお会いした方とも、すぐに打ち解けることができ


 こんな素敵なイベント活動ができてしまうということも


 なんとも「うれしい発見と驚き」がありました。


 



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