Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

9月2日(火)のつぶやき その3

2014-09-03 01:47:33 | つぶやき・・・?


今年に入ってから、なにやら偶然も重なって


石井桃子さんの書かれたご本や関連する書籍を、


折りにふれて読んでいます。




長年、子どもの本や絵本に、関わっていらした「大きな存在」


という印象の強い石井桃子さんですけれど



80歳を前に書き始め、八年の歳月をかけて


お若い頃のご自分と友人との交流をモチーフにした


「幻の朱い実」という小説を出版されています。




ちょうど昭和の初期、石井桃子さんが、


出版社でのお仕事を始めて


「プー横丁にたった家」の原作に、

出会った前後のことになるのでしょうか。



先日、石井桃子さんの評伝「ひみつの王国」を


出版された尾崎真理子さんにとっても



評伝執筆のひとつのきっかけになった作品、とのこと。



(「新潮」 2013年1月号  立ち読みより

   「石井桃子と戦争(前篇)」尾崎真理子  )





石井桃子さんが、小説というかたちで


どうしても・・・書き残しておきたかったこと


言葉にせずにはいられなかった想いとは???



そして、語られることもなく


「ひみつ」は、ひみつとして守られるものとは・・・



その時代を生きていらした、女性の言葉として


自ら示された「姿勢とその生き方」に


私も、つよい興味を感じています。




























































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