Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

野球ですって?!

2006-03-25 14:39:08 | Weblog
土曜日曜など、夫が休みで家にいるときは、父親として
できるだけ子どもと一緒に外で遊んだり運動をして過ごしてほしいと思っています。

平日は、朝も夜も顔を合わせない日がほとんどです。

母親としてできることと、
これから男の子は特に、父親でなければできない部分が出てきて
ある意味では、役割分担ができるといいのかもしれません。

 (ということは、いろいろな事情の中で、
  お一人で子育てをしていらっしゃる方は
  きっと、ひとりで何役もしていらっしゃるわけで
  本当に、たいへんでいらっしゃるのでしょうね・・・

  前にお話した遠山啓先生も、早くにお父様を亡くされて
  母ひとり子ひとりでいらっしゃいましたが
  「かけがえのないこの自分」の中で、同じような境遇に
  子どものことを心配する教え子に対して
  そのことを決してマイナスに思うことはないと、
  書いていらっしゃいました・・・)


子どもも、母親にアレコレ言われるよりは
お父さんのそっけないようなさっぱりとした関わりのほうが
楽なこともあるのでしょうか
漢字の宿題も日曜日などは、父親に見てもらうことが多くなりました。

そんな時、母親としての関わり方を改めて考えさせられますね・・・。



ということで、子どもが急に「お父さん、野球を教えて!」と言い出して
先ほど近くの公園へ二人で出かけていきました。

そういえば、昨日の午後、仲良しの子と一緒に学校で遊んでいたとき
私も、近くでその様子を眺めておりました。

校庭では、ほかの同級生や年上の子どもたちが野球をして遊んでいました。

それに比べて、ウチの子たち二人の遊びが
見ているアニメにちなんだ“能力者ごっこ”とやらで
その違いが、なんとも面白く、個人差なのか発達の違いなのかと
しばらく遠くから観ていたところでした。

ほ~っ!何か、きっかけがあったのだろうかと聞いてみましたら

やはり、同じ2年生の子たちに混じって野球をしたそうで
きっと、ルールもやり方もわからなかったのでしょうが
こうやって、苦手な分野にも少しずつ関心が広がることもあるのだと
とても、興味深いものを感じました。


運動はその能力もセンスも大切な分野なので
続けていくには、いろいろな努力も必要かもしれません。

けれど、いろいろなことを経験したり
今までやったこともないようなことに、自分から挑戦してみようと思う
きっかけは、案外、普段の何気ない関わりや興味のなかに
あるものなのかもしれないと、ふと想い当りました。


親の思い込みや、期待も悪くはないのかもしれませんが

子どもは、もしかしたら
それとは、別の世界に住んでいるものなのかもしれませんね・・・





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6 コメント

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気を付けてあげてほしいこと (ashiyu)
2006-03-25 16:05:47
確かに興味を持ち、トライすることは必要なことだとわたしも思っています。



ただ一点だけ、野球で覚えておいてほしいことは、息子さんご自身の持つ「視空間認知の力」です。

サッカーは、ボールが大きいこともあり、どのように考えるかはわかりませんが、野球に関しては視空間認知に障害を持たれている場合、続けていくことになるときにはよくよくお考えになられることが賢明だと・・・



親が助けてあげることはできないこと。

最もチームワーク(チーム力)を重んじる種目であるということ。



野球に関して言えば、素質というものもかなり影響してくるので(自尊心に)、素質をもっていれば、少々の視空間認知の障害は克服できます。



単純なようで奥の深いスポーツなので、自分のこどもの通ってきた失敗や苦しみから、お節介だとは思いましたが書かせていただきました。



楽しむ分には、なんら問題はありませ~ん(~o~)
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親が親なので・・・ (風待人)
2006-03-25 17:02:03
ashiyu  さま



貴重なお話、ありがとうございます!!



ウチの子の場合は、縄跳びもやっと飛べるようになったようなタイプなので

親を見てもわかるように、スポーツでがんばろうということは

どう考えても、ないとは思いますので・・・



ただ、小さいうちは、特に体力が何よりも大切だと思うのと

できれば、一人で内にこもるよりは

(いずれは、そうなりがちかもしれませんが)

子どもらしく、いろいろなことにチャレンジしてほしいと

ついつい親としては思ってしまいます。



基本的に超マイペースですが、

コレでもお友だちと少しずつ関われるようになったのは

大、大、大進歩だと思って、喜んでいます。



子どもにとっての“コレだ!”というものを

探すこと、見つけることができたら

どんなにか幸せだろうなぁ・・・と想います。



ashiyu さまも、いろいろなことを経験されてここまでやっていらしたんでしょうね・・・



また、そんなお話を聞かせてくださいね!!
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うちの相方は・・・ (ぴーまん)
2006-03-25 18:16:48
今日は、ネットの将棋の仕方の指導&二人はプリキュア♪ごっこ&肩車などなどでした^^;野球やサッカーをしにいかせてあげたいです。おとうさん!ご苦労様^^!
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追伸 (ぴーまん)
2006-03-25 18:22:46
のびたクンはサッカーを習っています。ポジションにより調子が異なります。キーパーもしますよ^^!スイミングもしていますが、本人は、「人とぶつかるより、自分の努力の結果を、自分が納得できるスポーツがいい!」と言います。スイミングの方がいいとね。でも、サッカーも、お友達と頑張ることが楽しいようです。我が家では、習い事は、「嫌になったらやめていいよ!」と言っています。

可能性は、「してみないとわからない。」ですから。何でも、興味を持ったものにチャレンジさせてあげて、駄目ならやめて、次を探す。「もったいない」は、「やらないことがもったいない!」そう思いま~す。
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あくまでも、本気でするならってことよ~ (ashiyu)
2006-03-26 01:24:33
何度もごめんよ~



誤解されたくないので伝えておきますね。



楽しみで、パパさんとキャッチボールをすることは何ら問題はありませんよ♪

かえってお薦めいたしますわ。



ただ、本格的にするならばということをお伝えしたかっただけなので。。。

野球とかサッカーとか体育会系は、個人種目とは違い、一度足を突っ込んだら足を洗うのがたいへんなのさあ。

あくまでも老婆心ということで。よろしく☆
返信する
ナルホド体育会系!! (風待人)
2006-03-26 09:18:10
ashiyu さま ぴーまん さま



いろいろなお話ありがとうございます!



ウチも幼稚園の関係のサッカー教室に、2年ほど行きましたが

年齢的なことと本人の興味の問題で

う~ん、コレはあわないかなぁ・・・と思っていたら

本人から「おもしろくなくなった」と言い出してやめました。



基本的に、本人に動機や、やる意思がないものは

こちらがなんと言おうと、絶対にやらないですね。



宿題など、それでもやったほうがいい、いえ、やらないといけないことのときは



こちらもいろいろ手を変え品を変え・・・

カナリの工夫とこちらの知恵が要りませんか?



ということで、スイミングは、何とか4年間続きました!



最初は、水の中に入っているのが楽しかったのか

他の子が何度も泳いで戻ってくるのに

どっかで、ずっと漂っている・・・感じでした。



近頃は、時々嫌になったりサボりながらも、それなりにやっているようで

水泳のおかげで、体力もついてきて

とても健康的になりました。



お友だちで、野球のチームに入っているお子さんがいますが

身体も強そうだしとても頑張るタイプですが

野球のゲームの複雑な連係プレーや走塁のタイミングなどなど

難しいことがあると聞きました。



コーチやチームメイトとの関係なども

たしかにハードルが高そうですね・・・



ということで、本人にとって楽しくて

やりがいがあって、モチベーションを保てることというのは

いろいろな選択肢はあるけど、なかなかに難しい・・・様な気がします。



コレは、大人も同じかもしれませんね・・・
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