Little Tree

日々のいとなみのなかで感じた子どものこと、季節の移ろいやこころに映る風景

カラーチェンジ・・・

2008-07-10 11:16:51 | 科学の眼
今朝も、薄明るいグレーの空が広がっています。

このところの「ある事情」によって、
これまで以上にスキマの時間を見つけて、
ブログを開く生活を強いられて(?)おりましたが…

そちらの案件もおかげさまで、おおよそのまぁまぁ明るい見通しが立ちました。
(そちらの詳しい内容は、またいずれ
折を見て、ちょっとだけでもお話いたしましょうね…)


そうこうするうちに、後10日ほどでkirikouも夏休みに入りますから

これからの夏の2ヶ月間は、ブログは書ける時に、書ける範囲で…
というペース配分になりそうです。

それでもよろしかったら、皆様もそれぞれのお気の向くままに
『無理のないマイペースで』お付き合いいただけましたら、何よりウレシイです!!


そういえば、つい先日気づきましたが
gooのブログを書くときの背景(?)のデザインに夏バージョンが登場したらしく
「カラーチェンジ」が『水色  向日葵色 夏 花火 』の4種類になりました。



ということで、とりあえず大好きな水色の雲と向日葵のデザインの

『夏』に切り替えて…

まずは、どの辺りからお話を始めようかしらと思いをめぐらせて、窓の外を眺めて観ると…


自分のこと、kirikouのこと、夫のこと…家族のこと、身近な方のこと
そして、こうしてお読みくださっている方々のこと
それから世の中のことなどが、アレコレと浮かんでは消えていきますね。

一つだけ確かなことに感じられるのは

どれも、いま私(ひとり)のアタマの中で
思いついたり考えたり感じたりしていることだということでしょうか?

その元になっているのは、それまでに私の脳の中に
意識するしないに関わらず、さまざまなカタチでインプットした情報の集まったもので

いま、こうやって(拙いながらも、自分の脳内での操作を経て)
言葉にして表出しているということになります。

なにやら、至極当たり前のことを、わざわざ申し上げるのも何ですが
その過程の脳内でのしくみや働きについて

どのくらいのことが明らかになっているのかしら?という素朴な疑問についての
(訳ワカランチンの)私自身が納得できる答えは、まだ見つかっていないような気がします。


ということで、いつも申し上げておりますように…

(すべての人がそうであるなどとは、到底申せませんが)

わからないことがあるから
「もっと知りたいし、理解したい」という欲求が生じるのではないか?と
私自身は、思っておりますので

その関心の赴くままに、気になることに対して
できるかぎり体当たりで、取り組んで行けたら良いですね!


さて…関心のある対象の筆頭といえば、
私の場合は「ヒトという生きもの」のありようでしょうか?


「その人の生きる(生きた)様」「その人の生み出したもの=作品や演奏や映像etc.」

「目には見えない、カタチとしても残らないような…人との関わり」などなど

挙げたら、ほんとうにキリがありませんね。


ちょうど、今日までのNHK「知るを楽しむ選」で
グレン・グールドというピアニストを取上げていました。

私自身は、2年ほど前に「クオリア日記」をきっかけに
その方のCD「バッハのゴールドベルク変奏曲」を、初めて聴きましたが

今回、グールド自身の姿やことばを発している様子を、映像を通して知ることができました。

ささやくように…歌うように、ピアノの音とひとつになりながら演奏している姿を観て

その人のイメージが、より一層身近に感じられたように思います。



そういえば…

先日もお話いたしました、雑誌「考える人」の夏号が届きました!

こなにも、私の知らない人がたくさんいらして
さらに、こんなにもたくさんの「自伝や評伝や日記」が出版されているんですね!!

その中のどれほどを私に読む機会があるのか、計り知ることも到底できませんが

いつか出会えることを
静に、けれどワクワクしながら待ってみるのも、心躍るシアワセなひと時ですね。


(夏号の特集では、イロイロな方々がオモシロいお話をなさっていますが

丸谷才一氏のインタビューや中井久夫先生の「伝記の読み方、愉しみ方」
「星新一 1001話を作った人」の著者の最相葉月さんのインタビューなどなど
盛りだくさんで、とっても読み応えがありますネ。)

それから、私もちょっと気にかかっていた
「ぐるりのこと」という映画のタイトルの経緯を含めた梨木香歩さんの連載や

茂木先生の「偶有性の自然誌」養老先生の「万物流転」
さらに、長沼毅氏の新連載「イノチノカタチ」も注目しています。(以下引用)

『生物学の面白さのひとつは「かたちの多様性」である。いま知られている生物種の数は、二百万種に近い百数十万種、これほどの数に膨らんでいった進化の過程を振り返りながら、その「かたち」の起源を探る。』とのこと。



そして、いま私の手元にあるのは、スティーブン・ジェイ・グールド著

「神と科学は共存できるか?(Rocks of Ages)」と「ダーウィン以来」の2冊です。

(やはり…リチャード・ドーキンスの書いた本は、私には読みにくくって
ほとんど読み進めていません。)

もう一冊、8月初めにスクーリングが予定されている「地球生命の歴史」のテキストの

リチャード・サウスウッド著「生命進化の物語」まで、
どうにかこうにか、読み進めることができるでしょうか?


もう一つ、今朝の茂木先生の「クオリア日記」に

先生が23才の時にお書きになった『幻のデビュー作
「トゥープゥートゥーのすむエリー星」を語る』サイン会の様子が紹介されていましたね!

私も、手元にありながら…なかなか読めずにおりましたが
「[そうだ!kirikouの目に付くところにでも置いておいたら、
彼が先に読んでしまうかも…」なんてことを思いつきました。


さてさて…いつものように、気になることやお気に入りのお話をしていると
時間があっという間に過ぎていきますね。


前期も、今日を入れてあと2回になりました「朗読の講座」の課題は、
浅田次郎著「月島慕情」の中の『シューシャインボーイ』です。

まだまだ、しっかりと読み込むことができておりませんので
これから、もう少し練習をいたします。

そろそろ、いったんお話を終えることにいたしましょうね…



皆様も、お仕事や家事にお忙しくなさっておいでのこととは存じますが

キラキラと眩しい水色の夏空を想いうかべつつ…

お心かろやかな、お健やかな一日をお過ごしくださいネ!!



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2 コメント

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脳の中 (Hbar)
2008-07-11 10:34:18
脳の中は神経細胞・グリア細胞・脂肪で出来ているらしいですね。神経細胞は例外は少しありますが、出力を担当する軸策と入力を担当する樹状突起に生産工場である神経細胞本体でできているようです。入出力を化学物質でする時、その受渡をするシナプス胞があり、これが肥えているか痩せているかで記憶の有無に繋がるようです。貴女の脳の肥えているシナプスに私も入っている事でしょうね。
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イメージの世界・・・ (風待人)
2008-07-11 18:07:45
Hbarさま

脳内の神経細胞その他の働きなどを
イラストやCGの映像でイメージ化したものを、テレビや雑誌で
よく見かけることがありますね。

そのように視覚化していると
抽象的なモノコトも、とっても解りやすくなりますよね。

加齢に伴う機能の低下も、大いに気になるところですけれど(笑)

その時の自分自身の感覚と照らし合わせながら
自分の脳の中の活動を、様々な検査機器で観ることができたら
さぞかし面白いだろうなぁ・・・と思うことがあります。

何かの役に立つかどうかは、わかりませんけれど・・・
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