# クラシカロイド
モツ≒ロミオを描いておいてベト≒ハムレットを書かないのも気持ちわるいので描いておきます
シェークスピアとクラシックの親和性、とかまあそれは言い訳です
生きるべきか、死ぬべきか。それが問題だ
クラシカロイド本編でもときどきベトがなんか物々しいことを
喋り続けるスケッチが混入されてましたね
戸棚の中でぶつぶつ初恋がどうのとか、最終回でも運命についてかっこいい台詞を長々と呟いてました
やっぱりハムレットっぽいと思います。
こいつほんとにずっと小難しいことというか、自問自答みたいな台詞喋り続けてますからね
キャラの味付けの参考にしてるんじゃないだろうかと考察していますが、うがちすぎかな
暴虐な運命の矢弾を
心で受けてじっと耐え忍ぶのがよいのか
それとも敢然と立ち上がり
寄せ来る苦難を跳ね除けて終わらせるべきなのか?
死ぬことは眠ること
それ以上ではない
眠ってしまえば
心の痛みも
肉体に付きまとう苦しみも
終わらせることができるのだ
とかこういうことを延々と何ページも喋るハムレット。
そりゃオフィーリアも狂いますわ。
いきなりかつて愛していたお前だが今は別に、とか
おまえと子供作っても変なのできそうだし、とか
尼寺へ行けとか
「なんなん、こいつ。引くわー」って思わないで真面目に悩んで苦しんじゃうオフィーリアが気の毒で可哀想。
そのくせハムのやろうってばオフィーリアの墓地では、「世界一こいつ愛してたのは俺だから、四万人の兄弟より俺だから」、みたいなことほざくし。嘆き悲しんでた兄様レアティーズもそら怒るってばよ「どの口が言うか」って
シェークスピアの作品に出てくる女の中でも罪のなさや「小賢しさのなさ」では一番のオフィーリア。
とにかく狂い方死に方とかが美しいし、なんかエロいしで古今東西の画家とか芸術家もこぞって題材にしたがるほどの大人気だけど、
やっぱハムレットがあまりにつれなくておかしすぎて、より一層不憫萌えするんじゃないですかね
まあシュー君はパイセンに「尼寺へ行け」なんて言われたらとってもとっても哀しくて絶望して死ぬでしょう。
いやーーーかわいそーーーーー。でもどうせなら綺麗に死んでーーー。「まかせろ」か!!
ハムレットはうじうじ悩んで結局一番憎いであろう不貞のママのことはぐちぐち文句言うだけで殺せないで、
「あ、間違えた。けどしゃーないやん俺悩んでるねんし!!」
言うていろんな人殺しちゃったりする困った男だと思います。正直。美男だから世界中に許されてるんだといいたい。
オフィーリアのお父さんなんか別に悪い人じゃないのに、むしろいい人なのに「あ、間違えた、ネズミかと思うた」ですむかばか者
けど面白いんだからもう、ほんと困るわ、シェークスピア先生。萌えいっぱいよ。さすがです。
ちょっと酔っ払ってるので何かいてんのか自分でもわかりにくい、明日見て赤面しそう
まあいいや。ビール美味しいです。
ビールおいしいですーーー