マリー・アントワネットでなくとも

生クリームが好きなんですよ。
とくに苺の乗ったショートケーキは大好物です。

けどあれな、クリームが足りんのです。
土台のスポンジ部分に乗ってる量では物足りません

できればイチゴショートの上の、上の部分だけを心ゆくまで大量に食べたい。
あの部分だけをたくさん、たくさん食べたい

けどそれはいろいろといけないことです。
美容面でも健康面でもお行儀面でも、なんか人としていけないことだ、と強く自制が働きます
みっともない、いやしい、「あの美しい形と量だからいいのである」と誰かにしたり顔で否定される気がするのです。
愚かしい欲望です。



そんなわがままで欲張りで自堕落な願望、私がマリーアントワネットなら許される、と思ってました。
しかし考えてみれば、いや考えてみなくとも私は大人で、お金も自分で稼いでいて、ちょっとの贅沢くらい出来るはずなのです。



なのでもう最近は普通にやってます。
生クリーム200gくらい一気に泡立てます
めんどくさいときは綺麗な器に入れることさえせず、ボウルにそのまま苺放りこみ、木のスプーンでわしわし食べます
イチゴがあれば尚幸せみたいです。
甘ったるさとクリーミーな中にちょっと酸っぱいしゃっきりした苺。うっとり味わううちにストレスも半減してたりします

お砂糖さえ控えめにすれば太らないと思う。思うだけ。多分、大丈夫ではないかと。
途中で飽きたら苺はつぶしてレモンかけて冷凍庫に入れます。
次の日凍ったのがまた美味しい。マドモワゼルいくこ先生のレシピ。

シューくんと先輩。
シューくんはゲーテ先生の詩に曲をつけたりしてるけどブランド志向はあまりなくて
素人のしょーもない詩にも、頼まれたら「いいよー」っていっぱい曲をつけてたらしいです。
もう好きにならずにはいられないエピソードがシューベルトにはいっぱいです
クラシカロイド本編にも、シューくんがクソみたいな詩に曲つける回とかあれば良かったのに。
って未だに「あんなのがあれば」「こんなのがあれば」って考えたりしています
こんなに好きになれる番組があって良かったです。楽しいです。もうずーっと。