今日も面白かったんだけど、光秀は越前や大和や京やらをうろうろいったり来たりして、「上様!!」とか「はっ!!」とか叫んだりぐぬぬっと苦虫噛み潰したりしてるだけで物語を動かしてないのでだんだん不安になって来た
若い頃の光秀は謎が多いのでそのへんをおもいきりオリジナルで作ってしまってもよかったのにと思う。
たとえば駒ちゃんの謎の霊薬100万袋ですが、これ光秀が越前で医者のようなことをしていたという説をとって、光秀が里の老人に教えられたエリクサーならぬ痛み止めの薬を作ってたって設定にしてしまってもよかったと思うの。
どうせオリジナルではないですか。
駒ちゃんやいろは太夫が主筋とは違う脇筋の庶民の社会を描いていて私はそれを面白いと思ってみているけれど、光秀に少しまわしてあげて欲しかった。
主役が「物語を動かしてない」ことに少々ストレスを感じます。コロナやらのこともあり、どうやってもスピード感が途切れるので余計にそう思います
松永様と会っても何も変わらない
朝倉殿に会っても何も変わらない
将軍と会っても何も変わらない
動かない!! 光秀では物語が!!
松永様に「わしを鉄砲で撃て」、いわれても撃たないのはわかってるから緊迫感もない
いろいろ松永に進言していたけど考えを翻させることなんかできないこともわかってるのできつい
カタルシスがないのよ!!
先週は少しだけ秀吉こと藤吉郎が出てきて、クラノスケの巧さも相まって底知れない「何かありそう」な秀吉で、「うわ、やらしい、面白い」って思ってしまった。
物語を動かす人物が魅力的なのは当たり前です
光秀をもう少しめちゃくちゃに動かして欲しいと思ってしまう
主役なんだから!! 主筋で使えないなら脇筋でもいいのです
道三いたときは光秀の頭のよさとか目利きなところとかをうまいこと描いていてわくわくしたんだけどなあ
どうして今回足利義昭こと覚慶を一目見て「こやつできる」と思わせなかったのか。
将軍の器を見極めるところ。
周りが駄目と思っていても主人公だけが
「いやいや、彼の凄さがわからんの? あれは情けない坊主に見せかけてるが実に人間らしい凄い奴だ」
って思うほうが物語的には面白いのになあ
それとも「死にたくない」「戦は嫌い怖い」って悟りを拓くべき坊主が言う本音の台詞を、面白いと思えない器の小さい光秀をあらわしてるの? けど言ってることは光秀大好き、前しょーぐん兄義輝さまと同じよ。
それともすべて光秀の罠なの? 「あれはだめだ将軍の器やないでー」と朝倉殿やらなんやらに反対のこと告げておいて実は、ってなるのかしら。
向井理のしょーぐんは素敵だったけど滝藤はそうでもないって思ったのかしら。顔か? 顔なのか? 冗談です
光秀は本能寺で初めて「主役」になるひとになるのかなあ。
今のままでは彼が動いても何もならずかわいそう過ぎます。
麒麟がくる。来週はのっぶにリクルートですかね