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日常と日記
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花言葉に対する怒り

2022-06-06 | 日常とクラシカロイド
毎年紫陽花の季節になると紫陽花に与えられた酷い花言葉まで思い出して
ふつふつと腹が立つ私で、なんかこのブログでも毎年書いてると思う

花は咲いてるだけでいいのよ
生きてるだけで尊いの。
それに素敵な言葉を添えるのはいい
嫌な言葉を、名前を、意味を、与えるな

高価な胡蝶蘭や高価な薔薇は確かに美しいけれど
それだけをありがたがる人は嫌いです



昔、たぶん小学校の三年生くらいの時
学校の近くの大きな家の庭に黄色いバラが咲いていて
それがすごく可愛くて綺麗で見とれていたら
クラスで一番意地悪だったIちゃんって子がすごくにやにやと嫌な顔をして
「黄色いバラの花言葉知ってるーーーう?」
って私にささやいたのだった


その時彼女のほざいたセリフが半世紀ほどもたった今も忘れられない

書かないけどまあそういう嘲るような、花も私の気持ちも馬鹿にした感じの台詞です

腹立つわ
黄色のカーネーションにもひどい言葉がつけられているらしい
あんなに可愛いのにね
最近読んだ小説にあってほんまこんな嫌なレッテル貼る奴ってなんなんだうね
お前が好きな高価な花には素敵な言葉を
あまり好きではない花にはみっともない言葉を
ってか、死ねや
本にまでしてる人もいる
どうせつけるならもらった人も見た人も優しい気持ちになるような花言葉を作りなさいよ、ったくよ

あと一覧表みたいなのを貼ってる花屋ごくごくたまにあるけどすごく必死やな、と感じる
高く売りたい花にだけ大げさな「秘められた愛」とか「高貴なる情熱」とか「初恋をあなたに捧げます」とかつけんなや、わかりやすくて逆に辛いわ!!





今小学生に変なあだ名付けるのは良くないからとすべて呼び名は「さん」付けにしましょうって規則ができたりしているらしい

それに反応して子供の「自由」を守れとか怒ってる人いるけど
自由の名のもとにたけり狂う残酷でものすごく意地悪な子供がいることも忘れてはいけないよ



↓先月長谷寺に行ったときに咲いていたボタンの花たち
めちゃくちゃたくさんあって撮った中から二枚貼ってみる
↑勝手にシューベルトと(クラシカのシュー君の瞳の色)心の中で名付けてみる


こちらはモーチャルトと勝手に名付けたよ
なんて可愛いく豪華なピンク無邪気くん

赤いのもいっぱいあったけどベートーヴェン先輩と呼びたい黒っぽい赤はありませんでした、残念です

てな感じで相変わらず未だに何かにつけて彼らを思うのでありました