明日も天気(続 同行三人歩きお遍路)  

お遍路を終えて一区切りがつきました。
これからは亡き妻に「元気です」と報告できるように
明日も天気になって欲しいです

旅は道ずれ

2018-02-13 16:57:48 | 日記

神27番 神峰寺(こうみねじ)

金剛頂寺を出発して、土佐湾の冷たい風を受けて25k歩き安田町に着きました。
それから神峰寺への450mの登りはきつかったです。

この寺は、真っ縦(まったて)と呼ばれる急な山道を登った山上にあり、「土佐の関所」また「遍路ころがし」と呼ばれる四国八十八箇所屈指の難所として知らているそうです。


寺から登って450m下に土佐湾が見えます。


昨夜の宿は歩きお遍路が3人と同宿でした。
夕食は一緒でお遍路談義で盛り上がりました。


大阪の74歳の二人です。

お遍路を10年前から始められて、もう8回ぐらい回ってられるそうです。
お遍路の支度も貫禄があります。地下足袋、傘も
お坊さんが被ってる網代傘で、金剛杖も我々のようなものでなく錫杖です。
歩く距離も毎日 40k歩くそうです。
お遍路のことを良く知っていて、宿のことや
作法など色々なことを教えてもらいました。

もう一人の人は兵庫の人で65歳の人です。
その人は、全ての寺を回るのでなく、好きな寺を
いろいろな道を変えて回るのだそうです。

また四国八十八箇所以外に、四国には別格と呼ばれてるお寺があります。
このお寺はハ十八箇所に比べると、山の中にあるので遍路する者は桁違いに少く静寂だそうです。
このようなお寺に10日ぐらいかけて回るのだそうです。

お遍路のプロのような人です。

このような人たちのはなしを聞いてると
お遍路が奥が深いことを知りました。