明日も天気(続 同行三人歩きお遍路)  

お遍路を終えて一区切りがつきました。
これからは亡き妻に「元気です」と報告できるように
明日も天気になって欲しいです

宿毛市

2018-02-24 16:26:07 | 日記





宿毛市の観光ガイド

昨日回った延光寺は宿毛市にあります。
この「すくも」というのが我々には馴染みがない
町です。

でも宿毛市は、政 治・産業・文化など幅広いジャンルで多くの偉人たちを輩出しました。

特にわたしなどが記憶にあるのは吉田茂です、

吉田茂は吉田内閣を組織し、7年余の政権のなかで、新憲法の発布やサンフランシスコ平和条約締結など戦後復興の礎を築いた偉大な政治家です。m

私は以前にお遍路を回った時に町内会長だった人にお遍路のことを話しました。

その人は懐かしげに宿毛のことを話してくれました。
その人は製紙会社に勤めていて、宿毛支店に勤務したそうです。

今でこそ高速道路も通ってますが、
その当時は、四国果てに島流しのような感覚だったのでは無いでしょうか。






伊予国に入りました

2018-02-24 15:03:36 | 日記


39番 観自在寺に着きました。
寺の前の通りは、
いかにも門前町という風情が残ってます。


観自在寺は、愛媛県南宇和郡愛南町にあり、第一番札所より最も離れていることから「四国霊場の裏関所」と呼ばれているそうです。


愛媛県に入りまました。

伊予は日本でもかなり古くから開けたところであり、古事記に書かれているらしいです。
のちに廃藩置県が施行された際に愛媛県となってるそうです。

一昨日泊まった民宿はお遍路は私が一人でした。
昨日の民宿は私を入れて3人でした。
お遍路が他にいるとほっとします。
私一人だと私一人のために、食事を準備したり、風呂を沸かしてもらえるのが、申し訳なく思います。

また他にお遍路がいるとお互いに情報交換できるのが助かります。
今の時期のお遍路はほとんどが何回も回られてるベテランが多いです。

民宿もいろいろあります。
そこの主人が話好きな人がいると情報が得られて嬉しいです。
時のには宿帳も付けず、領収書も無い宿があります。

民宿はタオルやバスタオルは新品でなく洗ったものです。シーツと浴衣はクリーニングされたものでが、宿によっては、洗ったままのものを使う事もあります。

トイレはウオッシュレットの宿は少ないです。部屋の鍵なども無い時もあります。
食事は豪華な宿もありますが、一般的なものです。

料金は6千円ぐらいですから値段相当と思います。
私はこのようなことはあまり気にせず過ごせますが、女性や神経が細やか人はお遍路は難しいかもしれません。

お遍路宿は歴史がありますが時代の推移と共に時代にあった設備入れるには金もかかります。
また後継者不足などにより廃業する宿も多いようです。

今日は宿のwifiを使わしてもらったので
写真もアップできました。

39番延光寺

2018-02-23 15:47:49 | 日記

宿毛市 39番延光寺です。

宿を出発して県道21号線に入りました。
下の加江川に沿って歩いているのですが
車がすれ違いできないような道が延々とと
続きます。
一時間以上歩いても道路標識も人家もありません。

間違えている歩いてる不安になるのですが、聞きたくても誰もいません。
携帯のアプリを開いても目標になるものが
ないので分かりません。

歩き遍路で一番困るのがこのような時です。まさにその場面に直面しました。
猿が道を横切り木の上から私を威嚇します。

やっと車が通ったので止めてもらい道を尋ねたら
私が歩いていた道が間違えでないことが分かりホッとしました。

昨日の金剛福寺から次の39番延光寺までは
普通は足摺岬の東側を歩くのですが
距離が長いので、私は逆戻りして西側から歩いています
標準から外れたお遍路を歩くと
標識は無く歩きにくいです。

ようやく安心して軽快に歩いてましたが、3時間も歩いたら喉が乾いて水が飲みたくなりました
でも人家が殆ど無いので自販機などはありません。

人家見え始めました。
遍路休憩所がありました。
近くにいた私と同じ年齢の方が休んで下さいと声をかけてくれました。
コーヒーとみかんのお接待して頂きました。
そのみかんが本当に美味しかったです。

困った時はいつも誰かに助けられてます。
ありがたいことです。

そのあと三原村のカヘェーにて昼食を食べました。
wifiがあり使わしてもらいました。

三原村カヘェ

2018-02-23 12:13:24 | 日記



歩いていたら地元の奥さんたちが開いてるカヘェがありました。
お昼だったので、私も入りました。


金曜日はバイキングとのことです、
600円で炊き込みご飯、煮物、肉うどんなどあり家庭料理に飢えてる私には嬉しい献立でした。



おまけにwifiがありそこのパスワードを聞いて使わしてもらいました。

足摺岬

2018-02-22 14:25:15 | 日記



四国最南端 足摺岬です。


札所の間が90kmと一番長い、37番岩本寺から38番金剛福寺を3日かけて、回ることができました。

土佐清水の宿から金剛福寺まで、約30kmあるので、荷物を宿において歩きました。
往復60kmは歩けないので、帰りはバスで
帰りました。

歩いて往復する人もいるとのことですが、
12時間ぐらいかかるそうで、無理をしないことにしました。

荷物がないとこれほどラクかと思うほどでした。
でも歩いても歩いても変化のしない海の光景にだんだん飽きてきました。

コンビにもなく疲れ始めた頃に、窪津の港町に着きました。今朝獲れた魚を、さばいて店で売ってます。
鯨の肉もありますと張り紙がありました。
写真をアップできなく残念です。

ここはクジラのウオッチが出来る船に乗ることも出来るそうです。

金剛福寺は足摺岬の先端にあり、風が強いと潮風は吹き込むようなお寺です。

でもお寺は立派な建物で、境内に大きな池もありました。釣鐘があったので撞かしてもらったら、その余韻が境内一杯にしばらく鳴り響きました。

また境内には 金子兜太、瀬戸内寂聴の発起人による、俳人 黒田杏子の「献燈十二句碑」が建てられてました。黒田杏子の代表作だ十二句をじっくりと読ませて頂きました。
住職さんがわざわざ説明して頂き恐縮しました。

帰りはバスにのりましたが、一時間40番分もかかりました。久しぶりのバスなので、眠くて仕方がなかったのですが
見知らぬ所で乗り過ごしたら、大変なので必死にこらえました。
宿に着いたらご主人は迎えてくれて「お風呂に入り」と家族のように言ってくてました。

田舎の歩きお遍路のあたたかさを満喫してます。

写真は沢山アップできなくて残念です。
3月から契約変更しましたので、それまでお待ちください。