世界戦争、終末戦争が起きると騒がれていますが、聖書の預言と照らし合わせて考えてみます。
最近、ダニエル書のthe King of North(北の王)がプーチンで、the King of the South(南の王)をバイデンであると、単純な解釈を拡散する人たちをよく見かけます👎
数日前、エルサレムポストの記事がこう書いていました。
>>He acknowledged that many Christian scholars, when they read Ezekiel 38 and 39, talk about Armageddon or, in Jewish terms, the battle of Gog and Magog. But he said, “I just try to stay away from that sort of speculation.”
(全部ではないですが)キリスト教会はエゼキエル38、39章の戦争をハルマゲドンの闘いとみなす人、別物だと別ける人がいます。
ユダヤ教では、38、39章を、敵がゴグマゴグなので、❝ゴグマゴグの闘い(ゴグマゴグの戦争)❞と呼ぶようです。ユダヤ徒は新約聖書の黙示録を使いませんので、黙示録20章の別のゴグマゴグの闘いについては言及しません。
現状から判断しても、現在、トルコはロシア側につかずにウクライナ側についています。ですので、終末戦争の段階に至ってません。
❝ユダヤ人より、キリスト教徒の方が、ロシア✖ウクライナの現状を、❝第三次大戦(終末戦争)❞と繋げて考える人が多くセンセーションに物事を捉える傾向が強い❞と、書かれれています。確かに、その通りだと思いました。
まだ反キリストも戻って来てませんし、第三次大戦(エゼキエル戦争/ハルマゲドン)に突入するという見方は早まっています。
もし、戦争が起こるとしたら、エゼキエル戦争/ハルマゲドンというような最終戦争ではなく、別の戦争です。
米国へのサイバー戦争かも知れません? 台湾かも知れません? ロシアの近隣諸国への侵攻かもしれません?
ただ、未だ第三次大戦のような戦争は起こりません。
また、戦争や戦争のうわさを聞くことになりますが、気をつけて、うろたえないようにしなさい。そういうことは必ず起こりますが、まだ終わりではありません。 マタイ 24: 6
牧師のパット・ロバートソンの見解:
・現在のロシア✖ウクライナの状況は、終末に起きるハルマゲドンの前奏曲である。現時点では、まだ終末戦争は起こらない。
エルサレムの国際キリスト教大使館の副総裁兼上級国際広報官のデービッド・パーソンズ氏の見解:
・多くのキリスト教の学者が現在の状況を❝エゼキエル38章と39章の終末戦争が来た。❞と騒いでいますが、それは現在のロシア✖ウクライナの状況を表していません。
・ゴグとマゴグの戦いという複雑なストーリーをめぐる意見は複数あり、終末戦争がいつ訪れるかは正確には誰にも分からない。
・どんなことが起ころうとも、私たちが見上げるべきは神であり、神が支配していることを覚えておく必要があります。
暗黒の時代、困難な時代が来て周りを見渡して落ち込むのではなく、神の言葉に示された希望のメッセージを見出すことができますように。
■グレッグ・ローリーの見解 (ディスペンセーション・元力ルバリ)
・エゼキエル38,39の戦争は、まだ起こることの条件を十分に満たしていません。
・❝神の救い❞は近付いているが、まだ、イスラエルに侵攻するという預言の状況に満ちていません。
1:50~
Ukraine and Bible Prophecy (With Greg Laurie)
We’re all aware of what’s happening over in the Ukraine right now. The...
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艱難時代、最後の3年半の状況:
■獣の印を受けない者・キリスト教徒・反キリストを拝まない者・世界政府に従わない者への迫害(現在のロシアのように拘束される状況が起きていく)
あなたがたは親、兄弟、親族、友人にまで裏切られる。中には殺される者もいる。ルカ21:16
■困難や迫害が起きたとしても忍耐し、獣の印を受けることなく、神様の約束を想い出す
しかし、あなたがたの髪の毛の一本も決してなくならない。忍耐によって、あなたがたは命をかち取りなさい。ルカ21:18~19
体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。むしろ、魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい マタイ10:28
それはあなたがたにとって証しをする機会となる。だから、前もって弁明の準備をするまいと、心に決めなさい。ルカ21:13~14
■反キリスト(異邦人:この箇所ではアッシリア人) によって、神の都エルサレムが荒らされる
人々は剣の刃に倒れ、捕虜となってあらゆる国に連れて行かれる。異邦人の時代が完了するまで、エルサレムは異邦人に踏み荒らされる。ルカ21:24
それらの日には、身重の女と乳飲み子を持つ女は不幸だ。この地には大きな苦しみがあり、この民には神の怒りが下るからである。ルカ21:23
■ゴグマゴグ連合軍がイスラエルに攻めに入る
エルサレムが軍隊に囲まれるのを見たら、その滅亡が近づいたことを悟りなさい。ルカ21:20
それから、太陽と月と星に徴が現れる。地上では海がどよめき荒れ狂うので、諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。21:25
■上記の事柄が起こっていくのを見たなら、再臨がもうそこまで来ている
このようなことが起こり始めたら、身を起こして頭を上げなさい。あなたがたの解放の時が近いからだ。ルカ21:28
あなたがたは、これらのことが起こるのを見たら、神の国が近づいていると悟りなさい。ルカ21:31
■人類に、再臨・裁きが不意に臨むことに気付かない人も
放縦や深酒や生活の煩いで、心が鈍くならないように注意しなさい。さもないと、その日が不意に罠のようにあなたがたを襲うことになる。ルカ21:34
■イエスの再臨(裁きと救いの日):
この世界に何が起こるのかとおびえ、恐ろしさのあまり気を失うだろう。天体が揺り動かされるからである。そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。ルカ21:26-27