私は日本に帰ってきてから、まだ一度も泊りがけの旅をしていません。家を空けられない事情があって、私の遊びと言えば、レッスンの行きや帰りに寄り道してくることぐらい。でも、今の仕事のおかげで、東京近辺のあちこちに出向いています。仕事で外に出る日は8000歩は歩きます。まだまだ知らないところはたくさんあるけれど、かなりいろんなところに出没します。
そんな中で、goo ブログは日本の各地のいろいろな風景を見せてくれます。知らない花、鳥、町、乗り物、お祭り、食べ物。特に知らない花が出てくると、へえええええっと感心しています。(誰にもコメントしないで、こそこそ帰って来るだけですが。)それと写真のテクニック。スマホで取り放題の私の写真とは全く違います。
秋は特に野の花が美しいと思います。春もたくさん咲いて賑やかだけど、秋は色からして日本的というか、歴史を感じさせるというか。
コスモスが咲き乱れる野の風景。ツタが絡まり赤紫の可愛い花をつける葛。赤や橙、紫の野菊。
中でも私が好きなのが二つ。
一つはワレモコウ。あのお団子のような花が可愛い。すっかり見なくなってしまいました。ところが、最近どこかのご婦人と話したら、「あ~ら、XXの近くにた~くさん咲いているよ」と。でも、野の花は取ってきたところで長持ちしないし・・・。
そして、とんと見なくなったのが水引。タデ科の植物らしいですが、そこらのタデ(といったら、そこらのタデに申し訳ないですが)と違って、なんと繊細で可憐なことか。耳鼻科にいく途中のお家の横に生えているのを見て、いただきたいな~と思ったことはあるけれど、それ以外に見たことはありません。
うちの庭はとにかく花だらけで、この週末も雑草だらけになった鉢の整理をしようと思うのですが、いろんな雑草がわんさかわんさか来るわりには、私の好きなワレモコウと水引は一向に来る気配がありません。欲しいものはなかなか手に入らないってこと、ですかね?
そうそう、外来種のオレンジのポピー、春になるとそこら中で咲いています。食いつき亀やらブラックバスと同じで繁殖して欲しくないですね。在来種の方が弱いので、人間もあまり他から持ってきちゃうとヤバいんじゃないの~などと思う秋の夜長です。さて、もう寝ようっと。