甚大な被害をもたらした台風19号でしたが、都内のゼロメートル地帯が守られたのは、埼玉県春日部市にある放水路が活躍したからだと思います。
近辺の小さな川の水量が増えた時に、この施設を通して大きな江戸川に放水するんですね。
私はたまたまアメリカに住む友人が見学に行きたいというので、2年前に行きました。
まさしく地下神殿。ちょっと不便なところにありますが、一度行ってみられると良いかもしれません。
この時、係の人に「江戸川に放水して、その大きな河川があふれる事ないんですか?」って聞いてみたんですが、「まあ大丈夫ですね」みたいな答えだったんですね〜。
でも、これからは「想定外」をなくす為にも、どんな危険も起こり得ると考えた方がいいと思います。
狭い国土に高い山がそびえる日本、川は急流で、大小様々な川が流れているのです。大量の雨が降ったら川が危ないぐらいの気持ちでいないといけないかもしれませんね。
ちなみにこの施設、エーゴでMetropolitan area outer fence flood control channelです。