若い世代の人口が減っているのに、平成時代に日本をお留守にしていたら、あっという間にいろんな大学ができていてびっくりしました。
6月16日に配信されたプレジデントでは、『地域によっては教員の大学偏差値が50を切る』なんてショッキングな記事が紹介されていました。確かに教員の質の低下は見聞きして知っていましたが、これでは学校で勉強する子供の学力も伸び悩み。
まあ、もとより、親が何でもかんでも学校に押し付けて、子供を育てるのを放棄してるんじゃないかというのは、私自身アメリカで日本人学校の教師をした時に感じたものですが、それに輪を掛けて、親も子供もスマホ生活では、まあ先々が見えてるってもんですね。
それと偏差値が低くても早慶マーチに入れるというのは、自分が学生の頃は知らなかった手段で、要するに中学ぐらいから一貫校に入ってれば、受験も比較的簡単!ってわけですね。最近周りで、うちの孫が早稲田で、とか、下の子は明治で、一番下は津田塾で、とかいう人がいたり、お茶大だってしたから上がって来れるなんてのを知った日にゃ、もう名門大学なんてのはないんじゃない?と思います。
平成の時代には、公園デビューだとか、お受験だとか、聞いていて呆れるようなことを張り合っていたようですが、その後どうなったことか???
大学無償化法なんてのまであったらしく、猫も杓子も大学に行ける時代になったようですが、惰性で大学行くのなら、専門性の高い高専なんかを復活すべきだと思いますね。
生徒さんの中に、高卒だからと卑下する人たちに随分会いましたが、学歴で差をつける社会は是正されるべきですね。国を守ってくれるはずの自衛官でも、大卒なら士官候補になれるんで、就職先がなかったりするとたくさん門を叩くらしいですよ。いざって時に逃げられそうですよね。まあ、それもこれも、中で真っ二つに割れてるらしい文科ショーじゃあ、何年かかるか気の遠くなるような話ではありますが。