昨日のルートとラウトの発音の紛らわしさですが、実はこんなところにもあるのです。
それは、アメリカで使うパーソナルチェック(personal check)に使われている routing number
です。これは日本でいう支店番号みたいなもんでしょうか。どこの金融機関からお金が出てくるか、ってことを示しています。これがアメリカでは『ラウティングナンバー』と発音されています。
ところが、Wi-Fiルーターは、ルーター。でイギリス英語だとルーティングナンバー。
ね、混乱しますでしょ?
ちなみにパブリックドメインとみなされているチェックのイメージがありましたので、ここに上げておきます。
これを元に少しチェックについて紹介しましょう。ほとんどの人は関係ないかもですが。
自分の名前と住所、時には電話番号が入っていることもありで、それは左上。お金を支払う日が右上で、誰に払うかが、Pay to the Order of のところに入ります。$サインの横には算用数字、それを文字で下に書きます。この場合は、$2.56 なので、トゥダラーズ、フィフティシックス センツ、なんですが、書き方としては、two and 56/100 と書きます。間にニョロニョロが入っているのは、余計な文字を入れられないためと考えられます。キリがいい場合などは、例えば、Ten only とかオンリーを入れます。10だけよ~です。ダラーは最後に Dollars と書いてあるので文字で書く必要はありません。
For のところには、会員番号とか、注文番号とか、インボイスナンバーとか、なんのために払うかを書き込みます。スーパーでの買い物の時とかはブランクでも問題なしです。そして、右下に自分のサイン。
一番下にある 129131673 これが routing number なのです。隣の 0505 というのは、チェックの右上を見てもらうとわかるように、チェック番号。たいてい20枚ぐらいの束になったノートのような形できますから、そこに連番が打たれているのです。で、最後が自分の口座番号となります。
この routing number ですが、25年ぐらい前までは自分で使ったチェック(発行したもの)がお店からお店の金融機関、そこから自分の講座の銀行を通して(お金が引き落とされたということ=clearing)、自分のところにチェックナンバー順にまとめられて利用明細書(詳しくはその月の口座の動きですね)と一緒に送られてきたのです。私がメインランドを離れる頃にはそれも無くなってきていたので、このパーソナルチェックでさえ、これからどうなるのかはわからないですね。
ということで、今日はお金の話でした!