昨日の安倍総理大臣からの休校要請を受けて、昨夜からテレビやラジオでは盛んに「いきなりそんなことを要請されても困る人が多い」なんてことを流しているけれど、日本は今それほどの緊急事態になっているということがどうも報道関係者にはわからないのかもしれない。やっぱりテレビを見ているとバカになると思っちゃいますね。
いつも聞いているBayFMでも、パーソナリティが「ワイフが憤慨しているし、今回は自分も憤慨している」みたいなことを言っていたけど、自分のところが困らなければ、あとの日本人はどうなってもいいのでしょうか???
今は内閣叩きなんかをやっている場合じゃないんですよ。どこで、どう感染が広まるかわからない。自分が菌を持っているかもしれない。どこかでもらってきているかもしれない。誰もわからないんです。自分だけが持っていて免疫を強くして戦おうなんてことができるならそれも良いでしょう。でも、例えば、うちだって年老いた親がいる。高齢者にとって肺炎と言うのは死因のトップに数えられるほどの病気だってのはもう広く言われて知れ渡っていることじゃないんでしょうか。だから持ち帰れない。自分だけの問題じゃないです。持っているかもしれないから、他の人にうつさないようにしようと言う気持ちで行動しないと、日本がなくなる日も来るかもしれません。
大体日本人があ〜だこ〜だと政府に対して文句を言ったり、自分の主張をしたりできるのは、戒厳令のような外出禁止令が敷かれた状況で生活をしたことなんてないからです。もう戦争を経験した人間は80代後半、みんな戦争を知らない世代ばかり。
そう、私はその外出禁止令=curfew を体験しましたよ。
忘れもしない1991年。まだアメリカに渡って数ヶ月もしない時。
警官から逃れようとしたロドニー・キングを白人の警官が酔ってたかって殴った事件。
それがビデオに捕らえられ、裁判にかけられた。
警官に対する判決は白。
ロサンゼルス中が怒りに包まれ、暴徒と化して行ったのです。
コリアタウンの店から物を盗む黒人やヒスパニック系。黒人と韓国人との争い、殺人。
あちらこちらに上がる火の手。それを治めるために軍隊が出たのです。装甲車も走っていました。
アメリカは軍隊があって、いざとなるとこんな風に動くから、国に対しては忠誠を誓い、真に嘘は付かないと教育されているんです。非常事態であるのに、今年に限って卒業式ができないとか、不公平だとか、そんな甘いことを言っている様じゃこの先の世界、生きていくのは大変かもしれません。
テレビを観てるとバカになる気が本当にします
バカにならないとしても
さも、国民の総意と言わんばかりな
作為的なインタビューを見せられてる危機感あります
大変でしょうけれども
有事なんですから
やるときはやらなきゃ
( ̄ー ̄)
私は今日久しぶりのお家で、この時期人に会わない安心感をとくと味わいました。春休みが2週間延びたぐらい幸せと思って欲しいです。
作為的です。すみません。