昨夜はほぼ世界中がイギリス王室のハリー王子の結婚式に注目していたのでしょう。新聞もテレビも「何度見ても素敵でうっとりする結婚式でした。(サセックス公爵夫人となられた)メーガンさんが本当に美しくておとぎ話のよう」と同じようなコメントを載せていましたね。
私も生中継で見られるとあって某公共放送にチャンネルを合わせたのですが、同時通訳が邪魔になって仕方なかったので、ネットでBBCの生中継をエンジョイしました。同時通訳ってその場で訳していくから、言葉がブツブツ切れるし、どうも硬い。SVOCのところで話したように、英語→日本語の訳なので、毎度「あなたは」とか「あなたがたは」とか主語が入るじゃないですか!
もちろん、同時通訳は大変な仕事で、相当なスキルがないとこなせない仕事なんですが、英語はそのまま英語で聴きたい人間には、音をオフにしたいのです。
できるだろうって?
実は私はテレビをほとんど見ないので、部屋にあるテレビは半分調子が悪くリモコンが全く効かない状態。多分電池を入れ替えれば動くものとは思われるのですが、それも面倒だったし、生は生が良いのでネットにかぶりつきで見てました。他の部屋のテレビで見れば良いのだけれど、やっぱり自分の書斎兼お籠りの部屋がちょうど良いんですよね。
ブラタモリを途中まで見ていたので、8時きっかりにチャンネルを合わせると、ハリー王子が到着した後。可愛いお子達が出てきて、花嫁到着というパーフェクトタイミング。ふむふむ。シンプルなドレスで綺麗。絵になるわ〜。それにまあ、チャールズお父さんが花嫁を連れてくるなんて、なんて光栄なお嫁さんかしら!
しかし、アメリカ人司教のスピーチが始まった途端、凍った。
「時代の新しい夜明け」的にあちこちで褒め称えられているけれど、あまりにもコメディだ。《ハリー王子が誓いの言葉を言ったあと、一瞬意味深な笑いが起こったのもコメディ的だったけど》花嫁にふさわしいハリウッド映画を見ているみたい。ウィリアム王子とハリー王子がニンマリする後ろに表情を変えない女王様と皇太子。ポーカーフェイスの司祭。なんだか異様な雰囲気で鳥肌が立つ。そのあとに続く『スタンド・バイ・ミー』。やけに黒人ばかりを意識してる。これほどまでに英国王室は開かれているのです!ってどこかの放送局のアナウンサーがコメントしてたような気がしますが。
ひゃーっあの時と同じ雰囲気。王室の雰囲気じゃない!私もあの時、女王様のようにびっくりポンしてた。
そこで、私はパソコンでBBCを見ながら、スマホで色々と検索を始めたのであります。もちろんツイッターもチェック。
すると、出てきたのが、"make way for the Beckhams you peasants"。ベッカム夫妻が会場に入ってきたところを捉えたコメントで、これ、BBC Comedyさんがいいねしてるんです。ええええっ、なんでっ?
カメラがベッカムがガムを噛んでいたのを捉え、それを国民が見逃さなかった、ということらしい。一方のヴィクトリア夫人は黒づくめのお葬式のような格好で笑顔も見せず不評。彼女がヴォーグでペザントスタイルをお披露目しただけでなく、日常にも家庭菜園のようなことをしているのとかけてベッカム夫妻を「田舎者〜!」と。なんと早い反応なんでございましょう。
そうかと思えば、キャサリン妃のクリーム色のドレスが物議を醸しているとか。花嫁のために避けるべきカラーですもんね。特に新婦さん2度目だし。
テレビで素晴らしい場面が見られるほど、ツイッターっていうのは生の声が聞ける面白い場所なのだと改めて感心。
検索の結果、これもそれも、ひょっとしたらダイアナ妃の敵討ちだったのかしら、と妙に納得した夜でした。世界の闇は深いんだ、きっと。
私も生中継で見られるとあって某公共放送にチャンネルを合わせたのですが、同時通訳が邪魔になって仕方なかったので、ネットでBBCの生中継をエンジョイしました。同時通訳ってその場で訳していくから、言葉がブツブツ切れるし、どうも硬い。SVOCのところで話したように、英語→日本語の訳なので、毎度「あなたは」とか「あなたがたは」とか主語が入るじゃないですか!
もちろん、同時通訳は大変な仕事で、相当なスキルがないとこなせない仕事なんですが、英語はそのまま英語で聴きたい人間には、音をオフにしたいのです。
できるだろうって?
実は私はテレビをほとんど見ないので、部屋にあるテレビは半分調子が悪くリモコンが全く効かない状態。多分電池を入れ替えれば動くものとは思われるのですが、それも面倒だったし、生は生が良いのでネットにかぶりつきで見てました。他の部屋のテレビで見れば良いのだけれど、やっぱり自分の書斎兼お籠りの部屋がちょうど良いんですよね。
ブラタモリを途中まで見ていたので、8時きっかりにチャンネルを合わせると、ハリー王子が到着した後。可愛いお子達が出てきて、花嫁到着というパーフェクトタイミング。ふむふむ。シンプルなドレスで綺麗。絵になるわ〜。それにまあ、チャールズお父さんが花嫁を連れてくるなんて、なんて光栄なお嫁さんかしら!
しかし、アメリカ人司教のスピーチが始まった途端、凍った。
「時代の新しい夜明け」的にあちこちで褒め称えられているけれど、あまりにもコメディだ。《ハリー王子が誓いの言葉を言ったあと、一瞬意味深な笑いが起こったのもコメディ的だったけど》花嫁にふさわしいハリウッド映画を見ているみたい。ウィリアム王子とハリー王子がニンマリする後ろに表情を変えない女王様と皇太子。ポーカーフェイスの司祭。なんだか異様な雰囲気で鳥肌が立つ。そのあとに続く『スタンド・バイ・ミー』。やけに黒人ばかりを意識してる。これほどまでに英国王室は開かれているのです!ってどこかの放送局のアナウンサーがコメントしてたような気がしますが。
実は、実は、ぶっちゃけちゃうと(笑)、私はアメリカにいた時にこんなような場面に出くわしたことがあるのです。私からすればカルトだと思うのだけれど、新しいキリスト教の一派ってとこなんでしょうか。その集会に顔を出したことがありました。集まっていたのは、ハリウッドスター並みのモデルのような俳優の卵たちやスポーツマン。絶対ジャパニーズの一般人には目もくれそうにない人々が Nice to meet you! Welcome! と。そのあとのゴスペルに、説教、そして、告白。それでいて、そこにいる男女は、その宗教に改宗しなければお付き合いをしてはいけないという決まりだったのです。ナンノコッチャ。愛がすべて!
ひゃーっあの時と同じ雰囲気。王室の雰囲気じゃない!私もあの時、女王様のようにびっくりポンしてた。
そこで、私はパソコンでBBCを見ながら、スマホで色々と検索を始めたのであります。もちろんツイッターもチェック。
すると、出てきたのが、"make way for the Beckhams you peasants"。ベッカム夫妻が会場に入ってきたところを捉えたコメントで、これ、BBC Comedyさんがいいねしてるんです。ええええっ、なんでっ?
カメラがベッカムがガムを噛んでいたのを捉え、それを国民が見逃さなかった、ということらしい。一方のヴィクトリア夫人は黒づくめのお葬式のような格好で笑顔も見せず不評。彼女がヴォーグでペザントスタイルをお披露目しただけでなく、日常にも家庭菜園のようなことをしているのとかけてベッカム夫妻を「田舎者〜!」と。なんと早い反応なんでございましょう。
そうかと思えば、キャサリン妃のクリーム色のドレスが物議を醸しているとか。花嫁のために避けるべきカラーですもんね。特に新婦さん2度目だし。
テレビで素晴らしい場面が見られるほど、ツイッターっていうのは生の声が聞ける面白い場所なのだと改めて感心。
検索の結果、これもそれも、ひょっとしたらダイアナ妃の敵討ちだったのかしら、と妙に納得した夜でした。世界の闇は深いんだ、きっと。