ここ数ヶ月はちょっと忙しかったので映画を見てなかったんですが、今日は久しぶりにシアターに行ってきました。何たって、トーホーの映画がシネマイレージウィーク(会員のみ)で来週水曜まで毎日1100円なんですから。学生とかシニアならいつでも安く見られますが、その対象外の人間は通常で見れば1800円ですもんね。ビンボーと言われてもいいです、私は今時の映画に1800円払いたくない。
さて、見たのは、評価が一番高かった Searching(邦題:Search サーチ — まあこれ以上の翻訳は難しいでしょうね)。ミステリーサスペンス映画。映画のほとんどがコンピュータスクリーン上で展開されるという、まあフツーのハリウッド映画に比べたら制作費がすっごく安いんだろうな~というものです。最後のクレジット欄に「写真の提供ありがとう」セクションがずらずら~っと並んでいたのには笑えました。
ストーリー展開はなかなかに面白いのですが、何と言っても TOEIC のリスニング対策になりそうなチャットのオンパレード。テキスティングやフェイスタイム、中で話しているフレーズなどもバッチリテストに出てきそうなものばかり。
一つだけ気になったのは、担当刑事が
Do not hesitate to call me…
らしきことを言ったこと。警官がそんなこと言うか?というか、その言い方が何だか警官じゃないというか、なんかのセールスレターの文句よね?と思ったのです。
まあ、メールの文章の一例として覚えておくといいですが。
コンピュータスクリーン上で展開されるので、話の展開も早い。でもよ~~~~~く考えると、なんかしっくりこなくて、見終わった後もまあ良かったんじゃない?と思いつつ、何だかモヤモヤが残るのは何だろう・・・と思ったんですが、一般的に映画の評判は高い。ふむ。
で、rottentomatoes で探ったところ、一人だけ評価を低くつけている評論家がいて、その人の評価を読んで納得したのは、やはりコンピュータ上のチャットとフェイスタイムがメインだから人間のアクションというかドラマに欠けていること。それと時間的なツメがちょっと甘いかな、ということ。
やっぱり見た後にスッキリするのが娯楽としての映画だと思う私には、ちょっと口直しが欲しいような作品でした。
主演俳優は韓国生まれ。アメリカも日系アメリカ人よりもコリア、チャイニーズ系が頑張る時代になっている気がします。そういえばハワイなんてほとんどがチャイニーズが混じっている感じですものね。トランプさん、メキシコとの境界に塀をとか行っているけど、実際はチューゴク人の方がパワーあったりして、そういう日本も第二のアメリカ?・・・ と脱線しました。
ですが、TOEIC のリスニング対策としての点から行ったら最高に勉強になる映画ですよ。(ビデオの貼り付けができてないかもしれません。時々ある goo の不思議。なんどやっても今日はビデオを貼り付けてくれないので、リンクを貼っておきます。こちら。)