各地で開催されているフィッシングショーがここ新潟でも3年ぶりに朱鷺メッセで行われた。
あけましておめでとうございます。
2023年は快晴で迎えた。
山の上から結構遅めな初日の出を拝み
今年一年を期待させる朝になった。
昨年の大雪は、都市部中心の降雪になったので
私の住む山間部は、積雪わずか20センチ程度で
どうにかスキー場も営業しているレベルである。
先日、関東の親戚と会ったのだが報道を見てか「大丈夫?」などご心配していただいたが
まだ営業できていないスキー場も多いほど降雪がなく、恐縮するばかりだった。
ただ、海沿いは普段降らない雪が多く風も強いので、釣りは全く行けていない。
今年も釣りレベルを一つ上げ、御年80歳の師匠を超えたい。
バイクにも乗りたい。
キャンプも行きたい。
スノーボードにも行きたい。
ゲームも積んでばかりで進んでいない。
登山も靴を買ったきりで履いてもいない。
気持ちは元日から焦っている…
アジング日記(その2)令和4年11月2日(水)
あれよあれよと言う間に今年も残すところ2ヶ月を切った。
今年は、鮎釣りは大苦戦。
キス釣りとエギングは休みと天候が噛み合わず、あまり行けなかった。
近場でのワカサギ釣りは、もうすぐ終了。
家の周りでも冬に備えて雪囲いが始まりつつある。
今年も終わり雰囲気が、そこかしこに漂い始め、私にプレッシャーを与えてくる。
まだ
まだ終わりたくない…
などと足掻いてみても、夕方5時を過ぎれば暗くなり
朝には車のガラスが凍っている。
会社の同僚の金城さんからブレーキの不調で車検を通らなかったキャンピングカーが
ようやく手元に帰ってきたので、アジングに行きましょうと連絡が入った。
彼の古いキャンピングカーは、新年早々燃料配管に亀裂が入り長期入院していた。
やっと戻ってきたと思ったら、ブレーキの圧力数値が上がらず車検が通らなかった。
およそ半年ぶりの帰宅である。嬉しくないわけがない。
そんな金城さんが一足先に向かうというので、私も遅れて合流した。
夕方5時に到着したが、金城さんにはまだ釣果はなかった。
どうやら、釣りよりもお酒を飲むことに集中していたようだ。
ようやく2人揃いアジングを開始したが、掛かるのは10cm程度の豆アジがほとんど。
5匹リリースしたところで、金城さんを見るとそんな豆アジを大事そうにキープしていた。
必要ならばと、私もそちらにおすそ分けを申し出た。
15cm以上を5匹キープし午後10時に納竿した。
合計30匹ほど釣れた。
小さい豆アジは、からあげにして食べれば美味しいと金城さんは勧めるが
どうにも気が進まない。
昨年60匹ほどの豆アジを唐揚げや南蛮漬けなどにして食べたときに
3時間ほど格闘して処理した豆アジをそんなに食べれるはずもなく
人に配った記憶から、我が家では豆アジを必要としていない。
私が帰宅後、翌朝金城さんから連絡があった。
20cm超えを1匹釣って帰ったそうだが、釣り人のマナーの悪さに辟易したそうだ。
柏崎は常連さん方が相当数おられ、ほぼ毎日釣りをされていて
昨日はどうっだったとか、一昨日はどうとか連日の様子を全て把握されている様子からも伺い知れる。
また、毎日同じ方々が同じ位置で釣りをされているので、顔見知りが多く新参者の私たちはひじょうに肩身が狭い。
少しのスペースでも強引に車を入れ、発電機を持ち込み、投光器を昼間のように明るく照らしている。
深夜、釣りをされている間中ずっと話し声は大きく静になることはなかった。
両サイドから投げ込まれ釣り場が確保できず、やむなく終了したそうだ。
新潟県は漁港など立入禁止が多く看板が出ているが
お構いなしに立ち入り、釣りをしておられる。
吸い殻も多く散乱しておりマナーの悪さも目立つようだが
これでは、自ら首を締めていることにはならないか?
またもや大爆釣!?
前回の大爆釣に気を良くしたので、1週間後の20日に再び向かった。
日に日に日照時間が短くなり、家を出るときは真っ暗で6時に到着したときは、気温3度であった。
糸を垂らした瞬間に3匹がヒットし、今日も爆釣かと興奮したが
その後が続かない。
8時以降は、ほとんどあたりもなくなった。
1時過ぎに一瞬群れが入り、まとめて20匹ほど釣り上げたが
その後ぱったりと途絶えたので納竿した。
合計50匹だった。
お天気が良かったので写真が撮れたので結果オーライかな。
たくさんの方々が乗船してらした。
【六方】の店主のお話だと、今年の紅葉もこれでお終いじゃないかとのこと。
もう枯れて葉を散らす木々もあるので、鮮やかな極彩色にはならないだろうというお話だった。
お世話になっている「六方」は11月第1週には閉鎖するため本年の営業は終了。
ここ奥只見は、どこよりもオープンの早いスキー場がある。
あまりに雪深いため、本格的な冬のシーズンを迎えると誰も行けなくなるので
スキー場も冬のシーズンは休業するという特殊な場所。
新潟に住む人たちは、雪が降るまでが1年であり、春になり1年が始まる。
この地方の人達は、スキーなど殆どの方がしない。
スキー場は働く場所であり、遊ぶ場所ではない。
雪があるため働く場がある人も相当数いるが
スキー産業も衰退し、高齢化の進むこちらでは、雪は悩みのタネだけの人も多い。
実際、私も住むだけであれば雪の降らない地方に暮らしたい。
2022年 ワカサギ大爆釣
問い「新潟でもワカサギは釣れるの?」
答え:「新潟にもワカサギはいます。」
ワカサギ釣りといえば、冬の代名詞のように紹介されることが多い。
そのため氷の張った湖に穴を開け寒さに耐えながら釣るイメージが強いようだ。
だが、実際は榛名湖のワカサギ解禁日は例年9月1日だし、解禁日のないような湖では7月くらいから釣れ始める。
新潟にお住まいの方がたは、桧原湖あたりが有名だろう。
私も群馬(草津)に住んでいたときに、初めて榛名湖でワカサギを釣ったのも真冬の氷上釣りだった。
よくわからない私を含めた数人が見様見真似で、5匹前後釣った思い出場所だ。
今では温暖化のせいなのか、榛名湖の全面結氷は叶わず冬場はお休みしている。
氷のない湖でワカサギを釣るのは、ボート釣りがメインになるが
女性や家族釣れなどで行うにはお手軽感に欠け、トイレも船着き場から離れると移動が大変になる。
私も皆さんどうしているのか悩んでいたら、器用にボートから膝立ちションしていらした。
私はまだ真似したことはないが…
だが、ここ奥只見湖は桟橋から釣ることができる。
桟橋から釣れるようになるのは、9月後半以降になるが(毎年条件が変わるので要問合せ)
10月いっぱいまで釣ることができる。
桟橋は、船宿「六方」さんの持ち物なので、使用料金が必要だが遊覧船乗り場からも近く
トイレもウォシュレットなのでお嬢さん、お子さんも心配ない。
釣りに飽きたら遊覧船にも乗れるし、湖の散策も可能。
水深も深いところで10m、泳いでいる姿も確認できる。
そもそも新潟でワカサギを釣れると思われていないので平日はほぼ貸し切り状態。
そんな穴場スポットへ10月12日に初釣行した。
関係者しか通れない電動ゲートを店主から開けてもらわないと中に入れないため
事前に電話予約が必要。
ここを知り釣るようになってから4年が経つが、この日も私一人だった。
まだ少し紅葉には早かったが、それでも遊覧船に乗船する方も見られた。
小雨もぱらついたが、お天気は持ちこたえた。
新潟の人たちは、雨が降っていない天気は「晴れ」というのでこれも晴れのうちだろう。
いつも、どんより空で生活しているので、気持ちだけでも晴れと言いたいのだろう。
ここ奥只見ではワカサギを数で数えることはせず、重さで数える。
それほど、釣れるときは釣れるのだ。ワカサギ自体が小さいのもあるが…
私はというと
850g
1㎏まで釣ることはできたと思うのだが、正直釣れすぎて身体の節々が痛く同じ姿勢を
保つことが困難(嫌)になったので2時に納竿した。
餌がない空針でも釣ることができ、ずっと群れが入っていた。
合わせも必要なく、それこそ無限に釣れる感覚があった。
1匹しかかからなくなると餌を付けて下ろすだけで、食い気も回復しまた釣れる。
そんな初めての体験に包まれ湖をあとにした。
余談
釣れたワカサギを近所の方々におすそ分けしたのだが、こちらではワカサギを食べる文化がなく
皆さん口々にどうやって食べればよいか?と聞かれたのが、意外だった。