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2022年 ワカサギ大爆釣
問い「新潟でもワカサギは釣れるの?」
答え:「新潟にもワカサギはいます。」
ワカサギ釣りといえば、冬の代名詞のように紹介されることが多い。
そのため氷の張った湖に穴を開け寒さに耐えながら釣るイメージが強いようだ。
だが、実際は榛名湖のワカサギ解禁日は例年9月1日だし、解禁日のないような湖では7月くらいから釣れ始める。
新潟にお住まいの方がたは、桧原湖あたりが有名だろう。
私も群馬(草津)に住んでいたときに、初めて榛名湖でワカサギを釣ったのも真冬の氷上釣りだった。
よくわからない私を含めた数人が見様見真似で、5匹前後釣った思い出場所だ。
今では温暖化のせいなのか、榛名湖の全面結氷は叶わず冬場はお休みしている。
氷のない湖でワカサギを釣るのは、ボート釣りがメインになるが
女性や家族釣れなどで行うにはお手軽感に欠け、トイレも船着き場から離れると移動が大変になる。
私も皆さんどうしているのか悩んでいたら、器用にボートから膝立ちションしていらした。
私はまだ真似したことはないが…
だが、ここ奥只見湖は桟橋から釣ることができる。
桟橋から釣れるようになるのは、9月後半以降になるが(毎年条件が変わるので要問合せ)
10月いっぱいまで釣ることができる。
桟橋は、船宿「六方」さんの持ち物なので、使用料金が必要だが遊覧船乗り場からも近く
トイレもウォシュレットなのでお嬢さん、お子さんも心配ない。
釣りに飽きたら遊覧船にも乗れるし、湖の散策も可能。
水深も深いところで10m、泳いでいる姿も確認できる。
そもそも新潟でワカサギを釣れると思われていないので平日はほぼ貸し切り状態。
そんな穴場スポットへ10月12日に初釣行した。
関係者しか通れない電動ゲートを店主から開けてもらわないと中に入れないため
事前に電話予約が必要。
ここを知り釣るようになってから4年が経つが、この日も私一人だった。
まだ少し紅葉には早かったが、それでも遊覧船に乗船する方も見られた。
小雨もぱらついたが、お天気は持ちこたえた。
新潟の人たちは、雨が降っていない天気は「晴れ」というのでこれも晴れのうちだろう。
いつも、どんより空で生活しているので、気持ちだけでも晴れと言いたいのだろう。
ここ奥只見ではワカサギを数で数えることはせず、重さで数える。
それほど、釣れるときは釣れるのだ。ワカサギ自体が小さいのもあるが…
私はというと
850g
1㎏まで釣ることはできたと思うのだが、正直釣れすぎて身体の節々が痛く同じ姿勢を
保つことが困難(嫌)になったので2時に納竿した。
餌がない空針でも釣ることができ、ずっと群れが入っていた。
合わせも必要なく、それこそ無限に釣れる感覚があった。
1匹しかかからなくなると餌を付けて下ろすだけで、食い気も回復しまた釣れる。
そんな初めての体験に包まれ湖をあとにした。
余談
釣れたワカサギを近所の方々におすそ分けしたのだが、こちらではワカサギを食べる文化がなく
皆さん口々にどうやって食べればよいか?と聞かれたのが、意外だった。