アジング日記(その2)令和4年11月2日(水)
あれよあれよと言う間に今年も残すところ2ヶ月を切った。
今年は、鮎釣りは大苦戦。
キス釣りとエギングは休みと天候が噛み合わず、あまり行けなかった。
近場でのワカサギ釣りは、もうすぐ終了。
家の周りでも冬に備えて雪囲いが始まりつつある。
今年も終わり雰囲気が、そこかしこに漂い始め、私にプレッシャーを与えてくる。
まだ
まだ終わりたくない…
などと足掻いてみても、夕方5時を過ぎれば暗くなり
朝には車のガラスが凍っている。
会社の同僚の金城さんからブレーキの不調で車検を通らなかったキャンピングカーが
ようやく手元に帰ってきたので、アジングに行きましょうと連絡が入った。
彼の古いキャンピングカーは、新年早々燃料配管に亀裂が入り長期入院していた。
やっと戻ってきたと思ったら、ブレーキの圧力数値が上がらず車検が通らなかった。
およそ半年ぶりの帰宅である。嬉しくないわけがない。
そんな金城さんが一足先に向かうというので、私も遅れて合流した。
夕方5時に到着したが、金城さんにはまだ釣果はなかった。
どうやら、釣りよりもお酒を飲むことに集中していたようだ。
ようやく2人揃いアジングを開始したが、掛かるのは10cm程度の豆アジがほとんど。
5匹リリースしたところで、金城さんを見るとそんな豆アジを大事そうにキープしていた。
必要ならばと、私もそちらにおすそ分けを申し出た。
15cm以上を5匹キープし午後10時に納竿した。
合計30匹ほど釣れた。
小さい豆アジは、からあげにして食べれば美味しいと金城さんは勧めるが
どうにも気が進まない。
昨年60匹ほどの豆アジを唐揚げや南蛮漬けなどにして食べたときに
3時間ほど格闘して処理した豆アジをそんなに食べれるはずもなく
人に配った記憶から、我が家では豆アジを必要としていない。
私が帰宅後、翌朝金城さんから連絡があった。
20cm超えを1匹釣って帰ったそうだが、釣り人のマナーの悪さに辟易したそうだ。
柏崎は常連さん方が相当数おられ、ほぼ毎日釣りをされていて
昨日はどうっだったとか、一昨日はどうとか連日の様子を全て把握されている様子からも伺い知れる。
また、毎日同じ方々が同じ位置で釣りをされているので、顔見知りが多く新参者の私たちはひじょうに肩身が狭い。
少しのスペースでも強引に車を入れ、発電機を持ち込み、投光器を昼間のように明るく照らしている。
深夜、釣りをされている間中ずっと話し声は大きく静になることはなかった。
両サイドから投げ込まれ釣り場が確保できず、やむなく終了したそうだ。
新潟県は漁港など立入禁止が多く看板が出ているが
お構いなしに立ち入り、釣りをしておられる。
吸い殻も多く散乱しておりマナーの悪さも目立つようだが
これでは、自ら首を締めていることにはならないか?