百姓一揆(新潟版)

地元新潟の良いところ、悪いところやイベントなどを紹介します。
オートバイ、釣り、スノーボード、ゲーム好きなじじい

2022/07/21

2022-07-21 08:06:00 | 釣り
7月10日鮎釣り師達の夏が今年も始まった。
キャリア4年のわたしは、解禁日が日曜なのは初めて。
特に湯沢は、関東からのお客さまが多いので腰が引けていた。
そんな事を察したのか、師匠は混雑する湯沢を避け塩沢方面に行こうと前日連絡があった。
後から聞いたのだが、前日組を含め200人を超す鮎師が集まったそうだ。
朝6時集合に師匠宅に向かうと、まだパジャマ姿の師匠。
6時と言ったことは覚えていらしたので、まだボケてはいない。
急ぎ支度を整え、これまたパジャマ姿の夫人に見送られ塩沢方面へと向かう。
囮屋前には既に30台ほどの群馬ナンバーが止まっていた。
囮鮎2匹を購入し、少し上流へ向かった。
ここは3台ほどの群馬ナンバーの先行車がいらしたが、昨年よりも少ないとのこと。


囮を入れるや直ぐに鮎が掛かったが、その後続かない。
ようやく2匹を掛けたところで、師匠の場所チェンジの呼びかけで石打へ向かった。
師匠はあたりも何もなかったとのこと。
あまりの暑さに囮を含め13匹で私は納竿。
師匠はどうにかツヌケしたところで帰宅となった。

ニューロッドに慣れず、
根がかり1
ヤマメ2
カジカ1
バラシ5
となった。
銀影エアAテクニカルでの初釣果は、周りを見るとまずまずと言ったところ。
胴調子の竿はよく曲がり、引いても竿が吸収してくれるようで鮎も浮き上がらなかった。
ただ引き抜きが上手くいかず何度か水面を鮎が叩いて逃げてしまう場面があった。
もう少し手前に寄せ丁寧に取り込めば改善されるかと思う。

天然遡上の鮎はとても小さくワカサギ程度であった。

午後になると釣れずに帰宅する方々がたくさんおられ、どこも釣果は芳しくなかったように思われる。

釣れた鮎は、隣の阿部さんと恩師?牧野先生に配り残りは、家でいただく。
一年ぶりの鮎は鮎だった。
因みに、私は魚が苦手だ…
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2022 鮎釣り その0

2022-07-09 09:17:43 | 釣り

2022の鮎釣り解禁前日

7月5日に行われた各支部の試し釣りも晴天のなか、行われた。

例年通り、湯沢地区など上流で数が釣れたようだ。

まあ、放流する量も違うし、初期の鮎は上流へ登るのでどうしても解禁当初は上流部に集まるそうだ。

わたしも戸田師匠と湯沢地区で解禁を迎えるのだが、東京からのお客様も多く

湯沢地区の河川は激混みである。

昨年私達が川についた頃は、おとり鮎も売り切れており囮待ちをしなければならず

解禁開始時には間に合わないほどだった。

さて、戸田師匠も今年御年80歳を迎えた。

年に1回の健康診断で胃に影があるとのことで、今年が最後かもなどと弱気になられていたが

胃カメラで検査を受け何事もなかったようで、今年も無事解禁を迎えられる。

聞くところによると、持病もなく服用薬もないとのこと。

50歳を超えた私のほうが薬漬けである。

だが、周りを見れば漁協の組合員も高齢化が進み、年々減少している。

ルアーマンやフライマンが少しは増えているようだが…

ともあれ、天候など無事解禁を迎えられることを幸せに思う。

昨日は大変な事件もあり投票日でもあるが、師匠ともども事故に気をつけ鮎解禁のお祭りに参加しよう。

ニューロッドのお披露目である。

 

 

釣果のほどは、またあした。

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2022 キス釣りその4

2022-07-05 18:00:56 | 日記

6月27日、キス釣りも今年4回目

地元新聞の釣り情報を確認して柏崎に向かう。
 
早朝からアジ、キスのコンビネーションを試みるも起床した時には、日は高い。
 
気持ちを切り替え午後から向かった。
 
それにしても、今年の夏は尋常ではない暑さ。
 
1時を過ぎた頃には、周りには誰もいなくなった。
 
暑くて釣りどころでは無く、車内で休憩を取らねば死んでしまう。
 
休み休み釣りを行うものの、あたりは少ない。
 
どうにか10匹とコノシロ1匹を釣り上げた。
型はいいのがたまにかかるが、数がでない。
5色〜1色まで探るもポツポツとしかかからなかった。
上越のほうがよいのかも…
 
夕方近くになり、近所の年寄が寄ってきた。
 
この辺りは、昔は釣れていたのだが
東京電力の柏崎原発から砂を大型船が運び出してきてから釣れなくなった。
と、砂浜に打ち上げられた黒い砂を指差し話した。
1日4回50年も続いていると
沖合1キロほどに砂を撒いては帰る大型船を眺めていた。
 
それが要因なのか専門家ではないのでわからない。
ただ、老人は昔はよく釣れ大層混雑していたと目を細めた。
それから、ずーーーーーーーーーーーーと
自慢話が始まり、1時間しても止めてくれない。
 
どうして、老人は釣りもしないのに海へ来て
喋っていくのだろう…
こっちは釣りに来ている。
止めそうもないので、片付けを初めた。
その間もずーーーーーーーと話し続け、車に乗るまで続いた。
最後に「ありがとう」と老人が話していたが、
私は、好きで話を聞いていたわけではないのだよ。
 
最近は、魚より老人が釣れると、釣り仲間の金城さんが話していたのを思い出した。
彼は、2時間以上付き合うらしい。
 
さて、もうすぐ鮎の季節。
試し釣りも終わり、道具の準備もできた。
7月10日解禁である。
 
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「出版禁止 いやしの村滞在記」 長江俊和  ※ネタバレ

2022-07-02 14:13:06 | 日記

出版禁止シリーズの最新刊「いやしの村滞在記」を読んだ。

長江氏の小説は、一応の謎解きは明かされるのだが、なにか中途半端で終わる。

それを、読者があーだこーだと勝手に考察するらしい。

作者が答え合わせも行わないから、正解も不正解もない。

前回も「死刑囚の歌」の考察を書かせてもらったが、妄想も多分に含まれるが今回も考察したい。

※以下ネタバレ

あらすじは、あるところに大切な人や信頼していた人に裏切られ、絶望を味わった人々が再起するため、集団生活を営む「いやしの村」があった。「いやしの村」は「呪いで人を殺すカルト集団」と言う噂がささやかれる村だった。

噂の真偽と同級生の死の謎を解明すべく、ルポライターが潜入取材を試みる。

取材を進めていくうち呪いを行う「酒内村」と呼ばれる部落があることを知り、

その部落では、生贄を使い呪いをかける百年に一度の百年祭と呼ばれる行事があった。

 

と、ざっくりこんな感じ。

小説の最後に「逆打ち」の種明かしがあり、物語の時系列が逆になっていることがわかる。

以下年表にまとめると

「いやしの村」年表

1993年

高校3年時、都築亨と藤村朔が出会う。

都築亨、茶髪男を殺害

殺害間際に朔にやめてと止められたのは、本心では、贄になってほしくなかったため

2003年

東京で藤村朔に呼び止められ、再会する。

藤村朔から数年後に行われるビッグプロジェクト(百年祭)に携わっていると聞く

2004年

いやしの村設立

主宰者キノミヤマモル(70代男、藤村朔の父)

2005年

青木伊知郎と藤村朔結婚

伊知郎新興宗教にはまる

アガツマ=山下(60歳女、亡夫の財産を親戚にだまし取られる)入村

2006年

ミナミヤマ=野瀧(50代男、娘を交通事故で失う、床屋)入村

2007年

ユウナギ(29歳女、貢ぎ女、パティシエ)入村

2008年1月

都築亨、青木伊知郎と出会い朔の死を知る。

2008年5月

ニシキオリ(40代男、偽装パワハラで会社を退職、趣味釣り)

2008年9月5日 都築亨(30代男、ルポライター) 入村

9月15日 キノミヤ不在

9月18日 アガツマ=山下退村

11月28日 百年祭が行わる 都築亨、死亡

12月2日 都築亨、死体発見(身元不明)

12月 シンギョウジ(60代男、経営していた食品会社を乗っ取られる)入村

2009年1月 キノミヤ マモル死去

主催者キノミヤマサル=青木伊知郎(40代男 藤村朔の夫)に世襲

5月5日 サクラヅカ(40代女、夫を会社の部下に寝取られ、捨てられる長男8歳、長女4歳)入村

5月15日 佐竹綾子 入村 キノミヤ不在

5月18日 ミナミヤマ=野瀧 退村

6月3日 小野田家取材 キノミヤ不在

6月6日 ニシキオリ 退村

佐竹、知人の死を知る。

2010年3月10日 取材を終えて執筆  いやしの村に赤ちゃんがいる。

 

都築 亨(つづき とおる)

どうしてこの男が贄に選ばれたのか?

名前の漢字からだと思われる。

亨【解字】※漢字の成り立ちを解釈すること。字形を分析すること

象形、南北に桜門があり通り抜けられる城を描いたもので、城郭の郭の字の左の部分と同じ。

通り抜けるの意を含み、また、供え物のかおりや祈りの心が神に通じるの意を派生する。

また、転じて、神や客をもてなすの意となる。

このことから、贄に選ばれたのではないか?(仕立て上げられた)

呪術について

呪術とは、呪いで人を殺すことなど出来ず、以下の方法で交換殺人が行われていた。

「酒内村は呪詛の村なり。恨み抱きしもの多く来りて、呪いまじない乞うなり。呪文、エンミ、蟲毒、あまたの呪法を用いて命取る。」酒内村村史より

交換殺人は蟲毒を用い、蛇の毒を使い心不全で殺人が行われた。(パラドクスの話題の中にも蛇毒の詳しい記述あり)

詩のなぞ

詩の作者は朔

愛する人=都築亨への詩(死)

佐竹の知人について

知人の死を知るということは、すでに亡くなっていた。

研究者小野田家に伺った際に先行者がいたが、その時点では誰かわからなかった。後日、小野田から連絡が来た際にキノミヤに問いただしたのだろう。そこで知人=都築亨の死を知ったのではないか?

「世界の真理を解き明かすことがあの人の供養になるのならば」ということから、親しい間柄だったのだろう。連絡の取れなくなった知人の失踪を調べるため、いやしの村を探して取材を申し込んだのではないか。

また、親しい知人から死を喜ぶほどに憎まれる人物になることは、よくある話。(日本の殺人事件の半数以上は親族間)

いやし村の赤ちゃんについて

百年祭の儀式時、都築が薬により意識が混濁していく中、青木伊知郎、朔に会う描写がある。

これは夢ではなく、薄れゆく意識の中で起きたこと。神と交わり祭祀を司る巫女「朔」は、贄の「都築」と交わる。代々続く巫女はその家系の血筋の者でなければならない。

生贄となり神へと昇華する都築の子供を身ごもり次代の巫女を生まねばならない。一部始終を見守る伊知郎は、都築に嫉妬を覚えるが、ここまでが百年祭の儀式。新月についての話題に潮の満ち引き、女性の生理についても触れていたのは、この伏線。赤ん坊は神に近い贄(都築)の子なので村人全員で祝福したのもそのため。新たな巫女の誕生を祝ってのこと。

 

この物語のメインテーマは逆打ち

裏表紙にも題名が書いてあり、そちらから読み進めると最後の長江俊和氏の「おことわり」なる項まである。

あーなるほど

「おことわり」おわりなのね

感服いたしました。

 

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2022キス釣り日記 その3

2022-07-02 13:45:07 | 日記

2022年3回目となるキス釣りは、柏崎ではなかなか釣果が伸びず

ご近所へのおすそ分けもままならないため、一昨年釣果のあった上越地区に向かった。

自宅からゆっくり準備して到着したのは、ちょうどお昼の12時。

まわりに先行者もなく気分良く投げられると思っていた。

サーフに打ち上げられたイワシ、イワシ、イワシ

波打ち際をよく見ると、イワシが黒い塊となって海が黒く見える。

4〜50メートルのナブラが湧き、鳥も乱れ飛んでいる。

その度、サーフに打ち上げられたイワシがピチピチ跳ねている。

あまりの光景に唖然となった。

そんなもの見向きもせず一心にキス釣りに没頭する。

結果33匹。

すべて波打ち際10メートル前後の収穫だった。

やっぱり安定の上越。

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