今回の子犬で、飼い主様を募集させていただいたら多くの方が、問合せをしてくださいました。
ありがとうございます。
『あまるほど繁殖してどうするのですか？』
どんなに交配を頑張っても１頭しか生まれないときもありますし、たくさん生まれることもあります。何か見えない力が働いていて、私たちに課題を下さっていると思っています。
また 子犬が産まれる ＝ 子犬は必要で生まれてくる ＝ 子犬たちは幸せになるために生まれてくる と考えています。
だから飼い主様選びは、慎重になります。
ちょっとでも不安がある場合は、お断りをさせていただいております。
『 子犬が余ったらどうするのですか？ 』
必要で、ご縁がなかったと考えていて、弊舎に残します。 と答えました。
こんな考えをするようになったのは、ハマー君のおかげです。
ハマー君は、どうしてもその日に連れて帰りたいと言われ、一抹の不安があったにもかかわらず、お渡しをしました。
お渡し後も気になっていましたが、『 残っていたんだからしかたがない 』 と変な言い訳をしていました。
１週間後、彼は、『この子は、飼えない。』 と言われ戻ってきました。
キャピキャピしていた子が、どんよりとして戻ってきたのです。
その後、信頼できる新しい飼い主様がいらしてくださり、彼は、幸せになりましたが、
ペットコミュニケーションをしてもらうと 【あの時の一週間は、話したくない。】 と言ったそうです。
本当に悪いことをしました。後悔しました。
一抹の不安がある時は、どんな場合でもお渡しをやめようと決めました。
今年、ハマー君は、この世を去りました。
そして、ハマー君の時と同じように 今回決まっていない子が出ました。
きっと私たちが、何かを勉強する必要があるのだと思います。
ありがとうございました。