Facebookの思い出機能で5年前に書いた記事があがってきました。
5年前に胃捻転について書いた事もすっかり忘れていたのですがこちらにも載せたいと思います。
私の経験や知識が少しでも胃捻転の予防に役立てるならと思い書いています。
胃捻転は原因不明の病気です。
いかに早く異変に気づき、病院で治療出来るかで助かる確率が変わります。
主な症状は
普段と違って落ち着かない。
立ったり座ったりを繰り返しうろうろする。
呼吸が荒くヨダレが出る。
苦しそうに鳴く。
嘔吐しようとするが嘔吐出来ない。
貧血症状が出る。
お腹にガスがたまりパンパンに膨らむ。
等あります。(例外もあり、嘔吐出来たがねじれていたり、早い段階ではお腹が膨らまない事もあります)
本来はグレートデンの様な胸が深くウエストが細い、幅の薄い犬が胃捻転を起こしやすいと言われています。
バーニーズも胸が深い子や、やせ型の子がなりやすい傾向があると思います。
それと興奮しやすい子、神経質な子もなりやすいと思います。
早食いでドライフードをガツガツ食べたあとに水をガブ飲みする子もリスクが高くなります。
胃腸が弱い子もなりやすい傾向がある。
昼と夜では断然夜なりやすい病気です。
食後に起きやすいです。
パンティングで空気を飲み込み過ぎてなる事もあります。
下痢や嘔吐が続く時も胃捻転の前兆だったりします。
私が胃捻転を起こさない為に気をつけている事は、
運動や興奮していて呼吸が荒い時は呼吸が落ち着くまでは食べさせない。
長距離の移動で車に乗る前に食後2時間位時間が取れない時はご飯を食べさせない。
ドライフードは事前にふやかして食べさせる。(指で崩れる位)
食べた後、2時間はクレート等で休ませる。
食後2時間はお水を飲ませない。
出来るの出あれば1回の食事量を減らす。(1日5食とか)
朝と夜なら夜のご飯を減らす。(朝2/3夜1/3)
夜のご飯を夕方早めに食べさせる。(4時~5時)
胃腸の動きが悪い時は早めにお薬を飲ませる(プリンペランやプロナミド等)
胃の中の食べ物は通常は4時間程度で胃から腸に流れるそうです。
夜に胃捻転を起こす事が多いので動物病院の診察時間に間に合うように早い時間食べさせ始めました。
早い時間に夕飯を食べさせる様になってから劇的に胃捻転が起きにくくなりました。
それでも起きるときには起きてしまう病気です。
おかしいな?と思ったら様子を見ずにすぐに病院に行きましょう!!
もしも胃捻転でなければ笑って帰って来れます。
ワンコの状態を観察して早期発見早期治療を心がけましょう。
沢山の命が助かりますように。
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