バーニーズ物語☆エリン舎

バーニーズブリーダーとして、今年の8月で27年。
健康でバランスのとれたバーニーズを世の中に

6月30日(金)

2006年06月30日 23時56分16秒 | 日々のわんこ
のち
SUNの予定日は、4月27、29、5月1日の交配日から計算すると6月29、7月1、3日になる。皆様にお知らせするのは、初産だと2~3日早くなるので、最初の日を経産であればまんなかの7月1日にしている。
SUNは昨日午前10:00から息が荒くなった。安産だと2,3時間後に本格的な出産が始まるが、何時間経っても息が荒いだけだった。
人であれば2~3日遅くなろうが、早くなろうがあまり影響がないと聞いている。しかしわんこは人の1日が3日にあたると経験上思っているので、経産婦にしては29日は早いのではないかーと思った。できればあと3日間お腹にいれば人で言うと9日間長くいることになるので、子犬の成長にとっては、その位の時間は必要と感じた。〝予定日過ぎの出産怖さ〟はいやというほど経験しているのにその時は、〝予定日初日だから〟〝約束したスタッフが来ないから〟と色々な理由をつけて状況を直視し冷静な判断をしなかった。
一晩中SUNも私たちも寝ずに過ごし、朝早く木俣動物病院に行こうと車に乗り向かうと途中で陣痛が起きて1頭長女が生まれた。600g近くある大きな子で爪も伸びている。爪の伸びは、生まれても良い時期を示していた。1度エリン舎に戻り、陣痛を待つ。1時間経っても来ない。外を歩かせたり運動させたりしたが来ない。1時間半経った所で木俣さんに再び向かった。超音波で調べると子犬たちの心拍数が落ちていると言う。すぐに帝王切開になった。次に生まれる予定の1頭が死産だった。昨日対処していれば助かった命だったと思う。情けない・・かわいそうなことをしてしまった。普段1番運動しているSUNなのに陣痛が来ない体質らしい。
麻酔のさめたSUNと赤ちゃんたちを連れて帰ってきた。
木俣動物病院は、帝王切開でも生まれた順に体重を書いてくれる。次女、長男、三女、次男、三男の順だった。
SUNはぴったりと子供たちから離れず飲まず食わずで世話を始めた。
おめでとうSUN♪判断が悪くってごめんね。

6月29日(木)

2006年06月29日 20時59分34秒 | 日々のわんこ

長男と三男の新しいご家族が見つからないと書いたらご予約いただいている方たちから「うちは?」とご連絡を頂いた。
『どんな場合も連絡』をご希望されている方のご予算範囲を超えているとお知らせしていなかった。
自分たちが努力していないのを棚にあげて話し合っている怠慢でバカな私たちだった。
今日、ご予約いただいている皆様に写真付きメールを送らせて頂いた。あたたかいご家族にご縁があることを心から願っている。
ご迷惑、ご心配をお掛けして申し訳ございません。

6月28日(水)

2006年06月28日 16時09分46秒 | 日々のわんこ

 明日から馳さんご夫妻が、ワールドカップのドイツに行かれるため弊社にワルテルを預けにいらした。遠い浜松だが、『みんなと遊べるから』という理由でわざわざここまで来てくださる。
 弊社より西にお住まいの方は、海外に行かれる時に成田に、東に住んでいる方は関空や名古屋のセントレアに出発地を変更して、弊社に愛するわんこたちを置いていかれるが、馳さんは出版社の関係で成田からの出発になってしまうためわざわざ浜松まで預けに来られ、またおむかえにいらっしゃる。
 ワルテルは前回と違って、お昼を食べに出かけようとする馳さんご夫妻を追いかけた。おっ!ちょっと違うぞぅ~と思ったが、その後はずっとエルフにくっついて離れない。エルフをお気に入りなのだが、エルフは左前足を捻挫して動きたがらない。エルフに近寄り「遊ぼう~」と誘うが、エルフはチラッとワルテルを見て寝てしまった。寝ているエルフのお尻に顔をつけて、クィクィとつっいて誘うが、「興味がありません。」と言っているように無視して寝ている。
それでもあきらめないワルテルは、今もずっとエルフに張り付いている。

6月27日(火)

2006年06月27日 22時23分56秒 | 日々のわんこ

5月10日に生まれた超美男子の長男とサンノスケそっくりの男の子が決まっていない。HPに子犬情報として出そうかどうしようか?と話し合った。
「弊社の夢は、安定したスタンダードのバーニーズが世の中で当たり前になるようにしたいと考えているので、たくさんのお願い事があるからHPに載せても無理!」
「趣旨を載せればいいんじゃない?」「趣旨が長すぎるよ~」と話しているうちに話題がずれ子犬のことになる。「長男を家族にしたらイチローにそっくりだから超美男子だよねぇ~」「サンノスケだってドラえもんみたいにかわいいよぉ~」と誰もが親バカぶりを大いにハッキリする。
結局下記の趣旨を書いただけで終わった。
『バーニーズは絶滅状態があった品種のためいろいろな異常を抱える子が出ています。肘・股関節形成不全のみならず、癌、組織球腫、白血病、血小板減少性紫斑病、耳の聞こえない子、目が見えない子、心臓病、腎臓病、肝臓病、白いフレーズが顔全体にある子、アレルギー、網膜はく離、免疫不全、軟骨形成不全症、甲状腺機能障害、中枢神経形成不全とあげたら切りがありません。お陰様で弊社は皆様が飼い主様になられてから情報をいただいているため弊社出身で出ている異常はほとんどありません。(エリン舎状況は、エリン舎会員ページに今年の終わりから公開いたします。またこちらからお問合せ下さい。)
優秀な血統で優秀な両親であっても全て優秀な子とは限りません。また優秀な血統でなくても優秀な子は生まれてきます。
どのような組合せでどういう成長をしてどういう子になったか?1頭1頭の情報をまとめ地道な積み重ねによって日本で安定した品質の良いバーニーズを確立していくことができます。
私たちがこの世を去った後でも良いので、安定したスタンダードのバーニーズが世の中で当たり前になるようにしたいと考えています。
それには飼い主様たちのご協力が不可欠です。少なくとも3ヶ月に1度、成長した姿を前、横、後から撮影し、1年に1度は実際に見せていただきたいのです。病気、異常が出た場合は、必ず弊社までご連絡をお願い申上げます。また子犬の空輸を行っておりませんので、静岡県浜松市(浜松西インターから車で8分)まで引き取りに来ていただける方のみにお渡しをします。それから他の飼い主様に弊社出身の子をお譲りする場合は、必ずエリン舎にご一報下さい。これらのことを守っていただけ方のみ受付を致します。                    よろしくお願い申上げます。           エリン舎 わからないことやご質問は、こちらからお願い申上げます。』
「で、どうしよう?」「運命を待つしかないか?」
「もっと真剣に考えてよぉ~」本当にどうなるのだろう?

6月26日(月)

2006年06月26日 21時47分10秒 | 日々のわんこ
のちのち
朝4;00頃からパラパラと降りだした雨が8:00頃になって本格的に降ってきた。九州では大雨注意報が出ている。今日1日雨だど彼らのつまらないそうな顔を見ることになるなぁ~と思った。午後になって雨脚が弱くなり、太陽が顔を出した。まだ濡れている庭に飛び出し、あちらこちらで雨の匂いを楽しんだ。
昨日来て下さった『Ryunosuke House』のNさんが、とおこのTシャツのサイズを直し、サンのランニングを1日で作って持って来てくれた。かわいい布地を探して、大変きれいな縫製をしてその子に合ったオリジナルの洋服を作ってくれる。プロだから当たり前なのかもしれない。『Ryunosuke House』のHPを作製し販売するようになって、1ヶ月位だがすばらしい作りに何度も注文する方たちが出てきている。看板犬になっている子の毛が店内に落ちないようにランニングを着せていてお客様に「かわいい~」と言われてる方やレインコートで雨のお散歩が楽になったという喜びをお聞きするたび作っている方は励みになる。すてきなお洋服なのでぜひ1度は覗いてみて欲しい。もちろんバーニーズサイズに作ってくださる。。
『お問合せ』からご注文ができますよぉ~
お洋服には名前が入っているのも魅力です♪

6月25日(日)

2006年06月25日 23時31分19秒 | 日々のわんこ
のち時々
今日はたくさんの方がいらっしゃってくださった。感謝♪
午前中にとおこのTシャツを作ってくださている
『Ryunosuke House』のNさんが、金太郎君を連れてきてくれた。
その次にグランママとグランお姉ちゃんが赤ちゃんを見に来てくれた。
その次に先日バーニーズHANA君を亡くされた浜松にお住まいになっているご家族がいらしてくださった。お父さんはおひとりで何度も来て下さっている。誰を見ても「ハナー」と呼んで下さるお父様が今度いらっしゃったら家の子たちと浜名湖で泳いでいただけないかなぁ~なんて思っている。
13:00にKさんご夫妻が、赤ちゃんを見に来てくださった。
その後、ももくるちゃんたちが、見たかったアニマルプラネットのビデオをわざわざ持ってきてくださった。ありがとうございます。
べべちゃんご家族がべべちゃんを泳がせるためにいらしてくださった。
東京の白金に住んでいらっしゃるSさんご夫妻が、赤ちゃんを見に来てくださった。15:00にご見学予約の仲が良いMさんご家族がいらしてくださった。
たくさんいらしていただきありがとうございました。
またいらしてくださいねぇー

6月24日(土)

2006年06月24日 23時32分14秒 | 日々のわんこ
のち
今日は、5月10日に生まれた子の家族になっている方が見えた。
彼は、ご家族に抱かれて幸せそうにし、ゆったりと過ごしていた。
5月10日に生まれた子は、まだおっぱいを飲んでいるが、離乳食は、ガツガツと食べ、堅い物も抵抗なくガリガリと食べる。そろそろ子犬と同じ食事になって、手作り食から開放されると思いながら、パピーパンを取りに行ったらその中で1頭寝ていた。
昨日も寝ていた。ドーナッツ形に沿って寝る。
寝ていた子は、離乳食の残骸が体についている。
お母さんのお腹の中にいたときのように寝たいのだろうか?

6月23日(金)

2006年06月23日 23時59分33秒 | 日々のわんこ
のちのち
OBの子供バディーちゃんのお宅から今月7日に熱中症で虹の橋へ渡ったメールを頂いた。
今まで連絡ができなかったお気持ちを考えると胸が痛む。
8歳だった。
すっきりしたお顔で美人だった。小さい頃はハイテンションで大変だっただろうに飼い主さんは上手に育てた。

『かわいそうなことをした』と書いてあった。
今頃、父親のOBと過ごしているかもしれない・・・
ご冥福をお祈りいたします。

6月22日(木)

2006年06月22日 22時16分30秒 | 日々のわんこ
のち
今日は、ピーチちゃん、シャクティー君、まいらちゃん、モンローちゃん、ブルー君、デイトちゃんの誕生日♪おめでとう♪
小さい頃の顔が名前を書くと思い出します。美男、美女ばかりでしたね!
好奇心の強いピーチちゃん、でかいシャクティー君、おっとりまいらちゃん、観察力がすごいモンローちゃん、体育系のブルー君、甘えん坊のデイとチャン♪
2歳のお誕生日、おめでとう~とっても早い2年間だった気がします。
そろそろ落ち着いてくる時期になりましたねぇ~横幅が3歳になるまで少しずつ出てきて、カッコよくなりますよぉ~楽しみですねぇ~。写真は生後2ヶ月と1歳の時の写真です。
ちなみに青島の長女も今日が22歳の誕生日♪不思議なご縁ですぅ~

6月21日(水)

2006年06月21日 23時27分38秒 | 日々のわんこ

走り回ったり、けんかをしたり、動きが激しくなってきたテイの子供たち・・・
この時期になると激しい音がしても大丈夫なように練習を始める。
いつも掃除機は彼らを移動して行っていたのを今日は、彼らがいるままで動かし始めた。
一瞬驚いて部屋の隅へ駆け寄り、小さくなり、明日出すごみ袋をまとめている隅にいて動かなかった。 が、1頭長男だけはじっと掃除機をかけている人を見つめて向かってきた長男はいつも人の動きをじっと見てタイミングを測って寄って来る。無謀に寄って来ることはあまりないような気がする。

皆でまとまっていた子達が3分位して安全だと言うことが分かると落ち着く子が出てきた。
5分経つとバラバラに動くようになった。

明日はどんな反応をするのだろう? ちょっと楽しみ~♪

6月20日(火)

2006年06月20日 23時54分24秒 | 日々のわんこ
今日、NHK『クローズアップ現代*増える障害犬~ペットブームの陰で~』が放映された。
障害を抱えるわんこたちの起きる原因が追求され、麻布大学の陰山先生がJAHDのことを話していた。
色々な方からご感想を頂いた。ありがとうございます。

ブリーダーの役割は、家族として迎えてくださる飼い主様に心身ともに健康な子をお渡しするものと思ってきた。それには検査や管理に費用がかかる。経営コンサルタントに「多くのペットショップ、トリマーの会社、しつけ教室で大成功している会社を担当しているが、食事代金、検査、衛生管理にこれだけお金のかけ過ぎているブリーダーはいない。節約できるとこは節約するべきだ。」と再三言われて来ている。経営と健康管理は反比例なのかもしれない・・・(^_^;)

6月19日(月)

2006年06月19日 22時31分40秒 | 日々のわんこ

最近手作りの離乳食を懐妊している子達にも食べさせている。
ナナは一心不乱でいつも食事をするが、この離乳食をあげると「ふんふん、うみうみ、みゅうみゅう、しーしー、ひぃーひぃー」と声を上げて食べる。
まるで「うまいよ~。これほどおいしいものはないぞー」と言って食べているように聞こえ食べ終わるまで傍にいてその声に聞き入っている。作る側の励みになっている。

6月18日(日)

2006年06月18日 23時19分10秒 | 日々のわんこ
時々のち
サクラままを応援している方たちからもっと詳しく裁判のことをみなさんに知らせて欲しいと連絡を頂き、医療ミスを扱っているサイトを教えてくださった。
桃子ちゃんの医療ミスがなぜ起きたのか?状態はどうなのか?詳細に分かる。
ぜひ1度覗いてみて欲しい。
http://dogcat1122.hp.infoseek.co.jp/E28.htm

誠実に診察してくださる先生が大半なのにこういう病院がひとつあるだけで獣医さん全体が悪く見えてしまうのは、残念なことだ。
ブリーダーも同じで、経営ができなくなったからわんこたちを勝手に放して逃がしたり、つなげたまま食事も与えず命を脅かされる事件があると弊社にも悪態をつく電話をかけてくる人がいる。ひとりひとりを見て欲しいと思う。

6月17日(土)

2006年06月17日 23時30分40秒 | 日々のわんこ
時々
サクラままからFAXが届いた。15日の判決は、生存のペットに出る損害賠償額では最高額だったらしい。転院義務違反を裁判所が認定したのも初めてらしい。実際の戦いは6年間にも及んだ。その間サクラままは精神的にも肉体的にも大変だったのに生まれ持っての明るさで乗り越えてきた。泥を噛むようなつらさがあったはずなのに少しも表現しなかった。ただ今後同じ病院で同じようなことが起こらないようにそれだけを願って必死に戦ってきた。賛否両論があるかもしれないが、サクラままの願いは、今後同じ子が出ないようにという思いひとつだった。金額は裁判費用に全て消えてしまう。それでも有名なY病院の謝らない態度に将来のことを憂いての裁判だった。同じ病院でなくなった子達のご家族からもたくさんの連絡を頂いているらしい。サクラままたちの判決が出る前に同じ病院に対して裁判を起こした方もいる。裁判は勝手に弁護士が行ってくれる物ではなく、原告側が何日もかかり書類を作製する。サクラままは素人だから一から勉強したらしい。兵藤動物病院の院長先生が『犬の価値が高まり、家族の一員として人間並みに扱われ、慰謝料も認められるじだいになったということ。これから慰謝料もあがるのでは』と話していたコメントに嬉しくなった。
サクラまま~おめでとう♪そしてお疲れ様でした<(_ _)>

6月16日(金)

2006年06月16日 23時53分32秒 | 日々のわんこ
のち
今日も麻布大学で股関節の検査である。
今月に入ってから3週連続で訪れている。
麻布がだんだんと近く!?感じてきた。しかし今日は朝からの大雨(T_T)でタイヤが滑り、運転が大変であった。案の定、東名は50キロ規制途中2台事故車に遭遇(◎o◎)何度も足元をすくわれそうになり冷や冷やしながらの運転だった。やっとインターの出口だと思ったらそこでもトラックが横転していた。事故らなくて良かったぁ。
そんなこんなで麻布大学に6時間かかって無事到着。今日はちょっと混んでいるらしい。うちからは4頭診察である(マロ君、エルマ君、サクラちゃん、ラウル君)。1頭づつレントゲン撮影に連れて行かれる。その間飼い主さん達と安くて美味しい学食で談笑。レンゲン撮影が終わり先生の説明である。全員OKで一安心。レントゲンの見方や為になるお話しを聞けるので毎回とても勉強になる。先生いつもありがとうございます。診察の後、外で皆さんと話をして解散した。みんな良い股関節で一安心。
今日はもう一箇所プレマ動物病院に行く為横浜に向かった。埼玉に住むまろ君ファミリーがアニマルコミュニケーションをしてもらった。とても楽しい話が沢山聞けた。マロ君話を聞いてもらって安心できたかな?